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ゆくりゆっくり大股で
朝の途を歩みいけば
かろやかに風吹き寄せて
ふわりふんわり包み込み
すぅうと春の近づき風語り
たんとん確かな感触に
やはらぐ肉身のぬくぬくと
夜毎の激痛の跡なんのそ ....
より遠くへ歩いていけ
後少しで終わりなのだから
貴女の両眼の影が語る
あと少しで辿り付くとしたらと
色々な感情の移ろいを生き抜き
すきとほる雨降りを歩きとほし
もはやもとめるものひとつ ....
今、仄か温かく
微風のそよぎ素肌撫ぜ
しんと快晴の明け 、
深々と到来するこの朝に
あすこでボール投げ合う
あの子この子の声 木霊して
やり過ごしてしまった時の
実に宏大な奥 ....
ながれるながれる
意識の流れ
いつものように
すずのねならして
しゃんしゃらしゃん
留まること知らず
瞑目の視界を
銀白に色付かせ 、
そうして
私と云う眼差し、
意志を其処へと
....
滑走していく冬の夕空を
概念が凪いで金魚と泳いでる
熱の籠もった長靴下、
そろそろ君ともお別れだ
糸が引き千切れた
正月凧、
風に流され遠く
とほくすきとほりいき
春へと 遠くか ....
ぴーすかぴぃい
うんにょい、うんにょい
ぷっぷっぷっ
お空の晴れ晴れ
体の冷え冷え
(今朝のコーヒーは只々ニガく)
うんにょい、うんにょい
やまいだれ
だりぃからだ
た ....
群れに馴染めぬ
奴だった
明るいひなたの縁側に
ちょこんと座りながら
いつの間にか
丸まりしばし
ねむりにつく
ひょうびょうと
人肌の
ぬくもり
かほり
そっと開いた
....
はるか彼方
こんな近く
時のたわみ
自ら身を委ね
留まる時 、
縹渺たる哀に
突き入る
閃き際の眩み
延べ広がる間隙に
只々変転し続け
わたしに自由そのもの散布しながら
....
灰白のコンクリート剥き出し
絶えざる空爆に崩れ落ち
ひたひたと歩み入る
自らの内部の裸形の現に
善きもの美しきもの
霊性の花束を
自らの意志を以て投げ入れんと
破水し獣声荒れ狂う乱打 ....
今だ眠れる
わたしの奥処から
ぶっとい光の束
雪崩れ落ちて来る
時 切り裂かれ 、
張り裂けてしまう
胸の軋む音
響き渡り
律動する
無数無限の
純白の生糸を
織り込 ....
なにものかを
目指す意志の営みの
日々の終わりに疲労困憊し
今在る自分を見切り諦め切り
この自己欲望の世に
今だ魅入られ生きて居る
その深さを推し量りつつ
自らを見入れば、
もう ....
ゲーテは、あるときこう語った―
「これら(私の著作)と私の存在そのものを理解した人は、それによって内的な自由を手に入れてくれるだろう」(官房長フォン・ミュラーとの対話)
ゲーテはこの言葉で、すべ ....
人は只
病として在り
この事を
認め識ること
詩想の始め
暗闇だった空に
朝陽が昇り
次第に青く
深く色付いて
あるものあるもの
なにもかも
ただかがやき
浮き彫りにされ
今に在り始める時 、
わたしと云う存在は
またこの世界に
一とし ....
りんりんりん
それは 銀の
水脈です
ぴちゃぴちゃと
舌舐めずりすらするのです
放埒不自由な魂を
喰ってやる呑んでやると
魂の大河 静かさに
瞑目すればするほどに
意識の奥の光源から ....
自らの生存に絶望し
絶望し恐怖し忍耐し
朗らかに笑いながら
明らかな意識を持つ
これが最期と新年迎え
漆黒の魔手 、
今宵にもまた戻り来るか
棺に収められ蹲りながらも
貴女達は ....
涙はあふれ続けた 故人の眼から
森林はすっかり裸木の群れ、
冬空の青 木立の隙間から透かし彫りに
人間性から堕落し仲間を蹴落とし
自分自身の自由意志すら断念しても生き抜き
詫びても詫び切れず ....
官能愛の慟哭より
いと高き愛の音 、
しゃらら しゃららら
鳴る言の葉の
荒ぶるなり
肉の死して
続く宇宙の鼓動
肉を貫き
流れる河が 在る
一時の 安らぎの座椅子にて
瞑目する意識の視界の奥処から、
声がする
鈴打つ声々
脳髄に意識に響く
思考イキモノ 、
静かに波打ちうねり
銀の粒子無数に躍り
律動の言葉の声 ....
すべて商品消費物として呑み込まれいく
私の私たちの声は哀しみは何処へいくのか
三人死ねば大変だが、三百人死ねば計算の内だ
この時流を打ち破っていく強さ強度持たねば
私は私たちは只々死 ....
この混沌の廃墟の
愛の 自由の
また肉身の
はるかにその
とおくみなもと
絶滅のあとの浜辺へ
ひらたく置かれ置く
一枚の板
寄せては引く波に
洗われ続け打ち上げられ
....
直進する時流とは
時に垂直に交差し
慎重に回避して
歩みを異にする
子らのいく
途を進めば
わたしの内に
花が、咲く
咲き開きながら
崩落スル氷河の力
見えざる神聖な
純粋思惟力 ....
花を、置く
崩落スル氷河の力
自らの内に働くを
直に観入り、
自らの肉体の
死を破滅を破壊を
見据えながら 、
無数の他者へと分裂していく
この四分五裂手前の私なるもの、
貴 ....
目隠しされた灯りの下
踊り明かすしか無い私たち
昨夜も今夜もまた明日も
蒼白い腹うねらせ続ける夜に 、
たれか自らの痛苦の肉身超え
内なる魂が担うもの 掲げ得るか
☆
....
《私》と云う、
わたしが
立ち合う
思考スル現を
意識奥深く
じっと眼差し
つつ在るもの、
少しずつ少しずつ
覚悟決め掘削作業進め
光当て照らし出さんとして居る
今の私に 夜な夜な ....
13・終わりの始まり
ここでこの瞬間にして
自らの思考純粋に作動すれば
思考 もはや自らのものではなく
私と世界を分かつ以前の意志の営み
この生動の恩寵により詩の言葉ふり ....
ゲコゲコ蛙が鳴いて居る
宇宙からの音信に呼応して
赦されているとか守られているとか
呑気なもんだなっ
ゲコげこゲコ 内なる静かさ此処に在り
早朝に、すっかり白髪の頭抱えたお婆さんが
道端で一生懸命にちり取りに塵を掃き集めて居る
朝陽を受け頭の綺麗に白銀に輝き塵埃澄んで舞い上がり
大股で通り過ぎる僕をちらり見上げるお婆さん、
想わず ....
あれ?オカシイやんけ
オレ除いて皆んな
スキーやらクルマやらバイクの話してる
俺ら音鳴らしにスタジオ向かって居る
ハズなのに、音楽そっちのけかぁカースキーだと
持続する冬晴れの青みに 何か白いもの
すっと尾を伸ばし垂直に輝き走り落ち消え
隣席から幼子の泣き声
時空を割りじんじんじんじん響き渡る
(世界は自らの時流の枠組み絶えず壊し
新たな在るの ....
りつさんのひだかたけしさんおすすめリスト
(32)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
風語り
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-3-10
詩想、YOUR_EYES(体・魂・霊)
-
ひだかた ...
自由詩
7*
25-3-4
こんな日こんな春、始める初め
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-3-2
詩想、直観される思考・この初春に(及び雑感付記)
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-3-1
スプリング・カイト
-
ひだかた ...
自由詩
7
25-2-26
どうだかどっこい
-
ひだかた ...
自由詩
7*
25-2-24
Raised_by_Wolves*
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-2-22
貫くモノ_、Because*
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-2-21
詩想、浜辺にて_
-
ひだかた ...
自由詩
11*
25-1-29
贈り物(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
5*
25-1-22
詩想、今の私の『私である』こと(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
4*
25-1-21
人格と世界観7・自由の理念と思考①
-
ひだかた ...
散文(批評 ...
3*
25-1-18
詩想、詩想の発端__hold_on!。〇_短歌形式借り
-
ひだかた ...
短歌
3
25-1-13
朝の倫理
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-1-4
魂の大河
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-1-3
名無し人、透空はるかに
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-1-2
新年、同じ裸木の森林から(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-1-1
夜想、河
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-12-27
思考イキモノ
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-12-27
五行歌、メリークリスマス!突き破る無常(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
6*
24-12-24
板*(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-12-24
花
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-12-23
詩想、貴女(貴方)へ
-
ひだかた ...
自由詩
5
24-12-21
SOUL・LOVE
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-12-17
詩想、ぶっ壊しや*
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-12-13
詩想、40《『五行歌、13/許容(改訂)』続き》
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-12-11
五行歌、カエルのうたが聴こえて来る苦っ
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-12-8
哀しみの果て_、ビューティフル・デイ
-
ひだかた ...
自由詩
7
24-12-8
五行歌、電車内にて想い出す
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-12-5
見つめて
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-12-5
1
2
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