すべてのおすすめ
今夜は雨もしとしと降っていて
もうずいぶん遅いから
誰も訪ねてはこないだろう
だから玄関に鍵をかけて
雨や風が外の空気を伝えてこないように
窓もしっかりと閉めて
ひとりで
瞑想するように ....
 
{ルビ裸の府=la préfecture nue}{ルビと=&}{ルビ蔦少年=Ivy boy}



おまえの「 {ルビ反=anti}・落椿 」 

{ルビ祕密の店舖=magasi ....
止まってるよと言って
時間の妖精が
両手で巻いてくれる

たくさん巻いて
時間の貯金をしてくれる
私は約束する
こんどは上手に使うよと

錆びかけたゼンマイに
妖精の涙が落ちた
 ....
日差しが 音を立てる
温もりは声になった


私は
明るい気持ちでカーテンを閉める
その歌を知っていたんだろう


光には 影も形もなかった
影や形を愛していた
せっかく夫婦が
ずっと一緒にいるんだから
DVなんかせずに
セックスでもしましょう!
朝から晩まで
やりまくろう!
コロナウイルスをきっかけに
人口減少どころか
逆に増やしちゃいましょ ....
家に帰ってきたお父ちゃんが
おまんこしか言わなくなった
昨日まで真面目な人だったのに
でもそういうこともあるのかなと思った
人間いろんな面があるし
急に別の面が顔を出してもおかしくはない
 ....
おちつく
おちつく
きみのなんにもなさが
おちつく

おちつく
おちつく
きみのなんにもなさに
おちつく

おちつく
おちつく
なんにもないきみに
おちつく

おちつ ....
水曜日は午後から天気が下り坂らしいのです。
その坂を下り続けて、僕は海底へ帰りたいのです。
今までずっとありがとう
カラオケの最後に歌おう
合格発表で見つけた番号
ラッキーナンバーにしたら
キーホルダーを欲張り過ぎて
ガチャガチャと鳴り始めた
それくらいたくさんの
声を止めて来 ....
舌を絡めつつ
アソコをいじくりまわしても
それは性行為とは言えない
(A+B≠C)
という
スウェーデンポルノ学者
グレタ・モコロナの問い
所謂、ABC予想を
日本人AV愛好家の
餅 ....
そっと隣で気遣いながらも
自由でいさせようと振舞うが
彼女はつまらないと言い
そっぽを向く

あっそうだなと想いながらも
軽いジャブのような葛藤を横目に
これを書くのはどうかしているのか ....
風のつよい朝は
こころの傷が浮かびあがる
神聖な朝日に触れられて
恥ずかしげに
うずうずと傷がうごきだす

傷は
しんぞうから流れる
からだのなかの
赤い悲しみの出口で
 ....
人生にもゴミ箱が必要だ
私が自ら落とした塵と
人が落としていった塵とがたまってしまうからだ

眼に止まっても直ぐには拾えないが
いつまでも放置しておけない

その内拾い集めてゴミ箱へ
 ....
鳥がさえずっている
朝の息吹を感じる
そう言えば車も一台ばかり

今日は何をするかな
カタカタと打つこのパソコンの音も
読みさしの本も
私の手でその意味を読み解いていく

ただ、想い ....
つよくなでて
もういわないで
そらがわれたみたいです
わたしもそうおもいます

はやくなでて
もういかなくちゃ
つくりかけのこころです
わたしもしっています

まどがらすをふいて
 ....
風の夜と雨の夜
一人の寂しい夜に
二人が窓を叩いてくれる
歌う風と踊る雨
僕が眠るまで
二人は庭で宴を彩る
ありがとう
寂しくないよ
今は音が欲しいんだ
ありがとう
おやすみ
変なおじさんは変なおじさんの
同一性をなくさないでいてほしい


公共放送でアーカイブ化されるより
押入れのなかのビデオライブラリとなれ
 殻光る
 殻光る
 アブラナの
 葉の裏で
 すっくと
 立った
 米粒が
 濡れている
 光っている
 きらめいている

 殻光る
 殻光る
 陽の光の
 裏側で
  ....
焼豚のおもてに
5月の文字がある
だいぶ明るくなった
夕方のひかりが
ずっと閉めきっている
カーテンの端から
こぼれている
町内放送のピンポン
子供たちは
晴れた日は外で遊ぶように
 ....
書くために神経をすり減らす
書きたくて
神経を研ぎ澄ます

書くために
時には誰かを殺し
書きたくて
自ら奈落に堕ちる

書くために集中し
書くために食べるを忘れ
書きたくて
 ....
要らぬ物が部屋の片隅で圧迫し

果てしない程の膿が溢れて噴火した

要らぬ家具の類に家賃なんて払えない

要らぬ物 要ると聞かれ要ると答えたリス

トラは要らぬと云ったのに 

意 ....
忘れた人は
裏切者
そんな不文律の薫る口約束

春、音もなくみだれる
風のまにまに

結んだ蕾、桜色の唇
震えるように綻んで
ころしてやる

忘れたことも
居合わせたことも
 ....
アルコールに沈んだ
世界がきらめいて
眩しさに
目を閉じてみる

ふわふわ夢の中で
遊んでいるみたいな
楽しい気持ちで
今から帰るよ
君の寝顔とか
そういう幸せが
僕には待ってい ....
今日の昼はランチパックのたまごを食ってしまった。
反骨心の欠片もない、従順な青年になってしまった。
この世での光は消えてのち
また射す光、止めどなく

覚悟せよ
全ては〃進化〃の時流に乗り

大地が割れる感触を
肉に刻んて進み行く

この世に在る限り
この世での光は消え去って
 ....
歩き疲れてベッドに横になった
からだがスライムみたいに
ひらべったくのびて
平面と化していく
目も鼻も
どこにいったかわからない
耳だけはラジオの音をひろう
手も足もシーツの端から
ゆ ....
欲しかった
黒の楽茶碗が一万円
形良く 手に馴染みそう
オークションの画像を
あちこちから見入る

さあ 開始
値がカチカチ
一万五千円 一万八千円 二万円
「まだ上げられますか?」 ....
原初のもりのなかには
原初の夢があったのだろうか

生命ははじめて声をだしたときに
詩を綴っただろうか

曖昧な系統樹のはてに僕たちは
何の権利もないことを知るが

それが自由なのか ....
青空が見えている

静かだ

青空を見ている

静かに


呑まれていく
わたし


青空が見ている

静かに
重いテーマじゃない詩は軽いと誰かが言う
震災、津波、原発、自殺、貧困、差別、
そういうものを扱わなければ詩じゃない
そういうものを書かなければ詩人じゃないと
重いテーマを重い言葉で綴った重い詩 ....
TwoRiversさんの自由詩おすすめリスト(855)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
訪問- 岡部淳太 ...自由詩1120-4-12
Sylvie_et_Sylvius- 墨晶自由詩4*20-4-12
ゼンマイ仕掛けの私- 丘白月自由詩420-4-11
影や形- 水宮うみ自由詩2*20-4-11
#おうちで過ごそう- 花形新次自由詩420-4-11
変わった- えぴろ自由詩420-4-10
いしころ- ゆうと自由詩6*20-4-9
- クーヘン自由詩7*20-4-8
4301- ミナト ...自由詩3*20-4-7
ABC予想- 花形新次自由詩220-4-6
確かにどうかしている- 二宮和樹自由詩220-4-5
風の鳴る未来- 秋葉竹自由詩1020-4-5
人生のゴミ箱- こたきひ ...自由詩520-4-5
求めたくても飾りは多く- 二宮和樹自由詩720-4-5
はながちる- カマキリ自由詩720-4-4
風の夜と雨の夜- 丘白月自由詩320-4-4
ビデオライブラリ- ナンモナ ...自由詩9*20-4-4
アオムシ- 北村 守 ...自由詩320-4-4
夕方- フユナ自由詩5*20-4-2
書くために神経をすり減らしても- こたきひ ...自由詩320-3-29
トラの断捨離を知らないリス- 朝焼彩茜 ...自由詩7*20-3-28
開花- 両性具有自由詩420-3-28
愛おしい帰り道- 卯月とわ ...自由詩220-3-28
しまった- クーヘン自由詩2*20-3-27
捨て石(改訂)- ひだかた ...自由詩520-3-27
洗脳- Lucy自由詩12*20-3-26
嵌まる- もちはる自由詩3*20-3-26
原初の森- 梅昆布茶自由詩1020-3-23
空の青と本当の気持ち- ひだかた ...自由詩620-3-22
重さ- もとこ自由詩10*20-3-22

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