すべてのおすすめ
薄くにじむ曇天に
陽は破れ
私たちは歩く
口の尖った犬を抱えて

濃い実の残る柿の梢に
風をぶら下げて
風の飛び去る松の林に
大きな瞳を棲まわせて

薄くにじむ曇天に
陽は動かな ....
雪の無人駅
雪を掃く係りのものが雪を掃く
何でもないコンクリートの踏み板の上を掃くものがある
待合室の歌謡ショーのポスターからさびしさのしたたり
掃き残した埃と雪の混じった少し硬いものをさらに ....
ツノルさんのオイタルさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬の散歩道- オイタル自由詩14*18-1-1
雪の無人駅- オイタル自由詩13*16-12-11

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する