すべてのおすすめ
人の子に似た声の機械が
荒れ野に山と積まれていて
自分以外を呼びつづけている


舌先に燈る火のなかで
ひとりの鹿が会釈する
目を閉じた笑み 風の音
水のにおい
 ....
便器の渦から助けた蜘蛛に
自己満足という名をつけて
窓も餌も無い場所に張られた巣を
ぼんやりと眺め泣いている左目
ツノルさんの木立 悟さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
なまえ_ひとり- 木立 悟自由詩318-9-15
ノート(空白)- 木立 悟自由詩418-9-15

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する