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僕は愛されるのが恐い癖に
愛してくれと君に言う。
身勝手な僕の注文に君は我侭だねと囁いて
強張る僕の身体を引き寄せる。
縮こまりながら情けなく震える僕は
ほんのり優しさの残り香を感じてる。
探してるのに見つからない忘れ物。
何処にあるかは解ってる。
でも取りにいけずに―――
感傷に浸る私が嫌い。
泣き言を言う自分は最低。
暴言を吐く私はそれに輪をかけて酷い。
せめて後悔に ....
世界は消えた。
今は、僕と言う個人が個人としてのアイデンティティとやらを活用し生成した【空間】とやらで
僕と言う個人は生きているらしい。
僕と言う空間には僕以外の誰もが不可侵であり、侵入は不可能 ....