されどあなた、そんなこと聞く前から決まってる「さよなら」以外何を? てめえっ
上等じゃねえか!

おもてにでよう!


天気はイマイチ 
おなかが空いた
弁当工場
煙に誘われ
ノソノソ ダラダラ
アパート這い出て
歩く

居酒屋定食満足満タ ....
{引用=一昨日の夜のこと}
薄緑の籠に

シャツや下着が

溜まってきたので

洗濯機にそれらを

雑多に放り込み

湯船に張った

冷めかけたお湯に

ホースを通したと ....
私はあなたの全てを
結局、知ることができなかった
夕暮れ六時 味わい深い 君と過ごす放課後

雨が単調な音で地面に次々、降ってくる
次に会うのはいつなんだろう
ぼんやり考えてみる

人 ....
会えない今に苦しみ、会えた過去を懐かしむ
鳥たちは変わらずさえずり、気付かないのは心が穢れた所為

美しさは胸を刺し、会いたい今を嘆く
何気なく過ぎる日々の中、拭えない涙は誰のもの?
笑い方 ....
言いたいこととか反論したいこととか
いろいろあるけど
みなことごとく
なきこととみなす。

なきこと
なきこと
あるものおきたもの
みなすべてなきもの。
私の鼻の穴のにおいはたぶん臭いはずだ

鏡で覗くとそんな感じにさせる風貌だ

しかし 実際のところ分からない


私が普段嗅いでいるにおいとは
においを嗅ぐ対象そのもののにおいと
鼻 ....
君は君自身のためにルールをたくさん作った


例えば 
本を読むとき

君は一度開いた目的のページを
わざわざ1度閉じてから
再びゆっくり開いて本を読み始める


例えば
朝の ....
裏庭から
裏山を眺め
じめっとしたプライベート

地球は動いている
だから ぼくらは眠る

子孫のために 先祖に祈る
朝のじゃこ粥がうまい
「上司も部下も 親も男も みんなクズ」
其れが 彼女の 口癖

何時だったか しおらしく 項垂れる姿を 目撃したので
思い切って 聞いてみた

「どうか されたんですか」
そ ....
あーとかうーとかとりあえず聞くけど返事は期待するな猫の腹 ひとひとりの心のなかは、いつだって戦争だから
これ以上戦うひつようはない

そう言って花鋏をつかみとる
淡き生活
もう少しだけ待って欲しかった
きっともっとうまく笑えるはずだったのに

まだ恋が芽を出す途中
強制的に打ち切られてさ
なすすべもなく ほら さよなら

曖昧で でもそれ以上踏み込めなくて ....
一呼吸目を吐く前に思い出す 私は生命の海の末裔 ひとを好きになって
はずかしかった
目も口も鼻も手足も
はずかしかった
話すことも黙ることも
さわってもさわられても
泣きたかった
赤くて青くて
欲しかった
あふれるまぎわの気持 ....
起きたら忘れる夢を見た。起きたらなんの夢を見ていたのか忘れた。夕方に雪が降るらしい。今、雪は降っていない。洗濯機がゴトゴトと音を立てている。僕はそれを見ている。   なあ 枕
  もう30年以上経ったかな

僕のことは何でも知っている
酔っ払って寝たときも
泣きながら寝たときも
うれしくてなかなか寝付けなかったときも
いつも同じ
変わることは何 ....
倚りかかるのでなく
凭れる
そんな時間の
絶妙

安心を手放さない為に
色恋は放棄。

わたしが今欲しいのは
色恋のドキドキではなくて

しっとりと落ち着いた
「ベ ....
不幸なあの娘の
カバンの中身
すべて、すべて
脂取り紙
額のてかりの向こうに消えた
夢も希望も愛も自由も
誰か助けてよ
理由を聞かせて
あの娘があんなに
脂症なの
コロッケひとつで ....
自然なこと
素直なこと

自分では
気付かないこと

傷つかないこと
傷つくふりしか
出来ないこと

傷つくつもりなんて
ないのに
傷つけられて
しまったかこ

過去 ....
あるところに
豚に似た女の子がいました
あんまり豚に似てるので
衣をつけて
揚げられてしまいました
その姿を見て
不憫に思った王子様が
ザク切りにして
玉ねぎと一緒に出汁で煮て
玉子 ....
初めて肺呼吸をした日を思い出せない



あの子が肺呼吸を止めた日を覚えているのに
 
従順なあなたのわたしは疲れ果て

我がままなわたしのわたしが怒り出す

そんなわたしは、信じてあげていい



 
歩いても歩いても見つからない。
だから、人生は続いていく。

探しても探してもわからない。
だから、人生には終わりがある。

繋いでも繋いでも変わらない。
だから、世界は ....
赤信号を歩いていく人の背中を見ていた
急いでいる訳でもないその人につられて
ひとり、またひとりと流される

流行の最先端を行く
誇らしげに胸を張って
アスファルトに張り付いたガムを
幾人 ....
 



あなたの詩のそばに

生きることは

あなたのそばに

生きることと同義だ
『手は塞がせない』



いつもは1人でさっさと買い物をしてしまうから今日は久し振りの2人での買い物。

恋人の両手は牛乳や野菜が入ってる重い袋で塞がっている。
片方持つよと言ったのに、 ....
ただ伝えたかった
君の耳へと届いた瞬間にシャボン玉が割れるように消えてしまったもいいから 
ただ伝えたかった 
誰よりも愛おしい君よ 
誰よりも愛らしい君よ 
ずっと笑顔でいて 
ずっと幸 ....
  「無理です。」

こんな言葉を最近よく聞く
そういうとき僕はいつも同じことを言う

「本当? やってみないと分からないんじゃない?」
「失敗してもいいじゃない。」

皆、真面目に一 ....
視点をかえてみれたなら
世界はどんなに広いだろうに

視点をかえてみれたなら
あなたはずっと優しいだろうに

視点をかえてみれたなら
夕陽はどこでも綺麗だろうに

視点をかえてみ ....
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