{引用=海の見える町に住んでいる少女
概念と図形によって構成された空間
外気は暖かく、音響は風に乗る放物線に乗って
漂う粒子が拡散する市街地まで
通過するバス停前の時刻表に
飛来する戦闘機の ....
ここを出る
それがため
靴をさがす
昔は どんなものでも平気だった
今は、理由や 人目さえも気になり
履く靴を
みつけられない
・
辞書のことばで表現できない ....
わけあり
のしなものが
こんな古い店で
どうも売れるらしい
でも
(注釈、でもはでもででも)
飽き足らず買う少年は
もっと金があるのに
それが良いと
私は、これだった
ふん、前 ....
小さなコーンを
ここから壁に書けば
あそこにもビールがあって
しかめっ面はいつもいて
こちらの方の亀さんは
どうもなんだか良い扱いで
どうも
なんだか良い扱いで
小さなコーンを ....
ラファエル・カンポ
聖母子
月経がとまって、お母さんがなくしちゃったのは、
女性ホルモンだけじゃないんだ。彼女は自分の長男もなくしちゃったんだ。
それって、ぼくのことで、ぼくっ ....
{引用=
みぞれと呼ぶには、儚い白い粒子
海峡を冬景色にかえる
流木の積もった雪をはらう
歩き始めた息子の手は、
疑いを知らぬ 温もりで
もう一人の赤子は、腕のなかで ....
多分、明日の――二〇二六年二月八日の――選挙戦に、国粋主義は勝利して終うだろう。
その帰結は世界的潮流であり、われわれの宿命である。
であるが故、諸氏ならば諸氏、諸君であるならば諸君であっても ....
マヤ・チャウドリー
マイ・レズビアン・デート、バイ・シャロン・ストーン
わたしのポケットには石が入っていて
海の波が、わたしの足首にかぶりつくと
わたしは溺死するかもしれないわ ....
にじが みえるんです
人には にじの輪郭があるんです
オーラでは ないんです
夕刻か朝方の影の長い時に
人影に にじがにじみます
だれもが にじを まとっています
オーラみたいに人それ ....
大寒の頃
ベランダで、ユウスケは煙草のパックの最後の一本を喫いきると、コカ・コーラの厚い瓶で代用した灰皿の水につけて、そのカップの蓋をしめると、ベランダの奥の方へ置いたまま、自宅室内に入 ....
この詩の静かな独白のなかで以下の詩句だけがかなり際立って
ポエジーを孕んでいる詩句ですが、
好きだ、
という言葉は
洗われて
白くなり
冬空の下で干され
吊るされた大 ....
お月さんよう
なあに
奥歯なんて抜くんじゃなかったよう
なんで
まだ痛むんだよ
それで
子泣き爺だよう
なにそれ
泣かないよ痛みくらい
えらいわね
泣かないよう悪口にも
強い ....
ゾウは深刻な顔で悩んでいた。
鼻が長すぎるのである。
長いというより、余剰だった。用途不明の延長コードのように、床にとぐろを巻いている。歩けば踏む、踏めば驚いて鼻が跳ね上がり、跳ね上がれば自分の顔 ....
{引用=
― 大人になったら、
雪になって
母さんのように空を
飛びたい・・・
}
粉雪が舞う
雪ん子
少女は、眩い銀の髪、
白い肌が愛らしい子に ....
あの日 天ぷら屋 に かん
どう したの は
一体 なんだっ た の か
あの日 天ぷら屋に か んど
うした の は 一体
なん だった の か
詩は詩として 詩 詩 詩 詩
....
GBTIQの詩人たちの英詩翻譯 しょの66
イレーン・セクストン
トーテム像
かつて、それは、松の木のあいだに突っ立ってたんだ、
ぼくは信じてなかったけど、貞節の象徴で ....
だれもいないディスプレイを眺めて
だれとでも会話できるわたしはいない
時間という記憶だけが過ぎている
だれもがいる夢の中で
人為的に造り替えてきた
もはや自然はどこにもないのだ。
....
これまで、やれH氏賞をだれが取ろうと、やれ中
也賞を誰が取ろうとまったく関心の外だった。で
もさすがに草間小鳥子さんのH氏賞受賞には苦笑し
てしまった。
現代詩の界隈も落ちるところまで落ちたか ....
幾日も 焦燥感に さいなまれて
ある日 ハヤの泳ぐ川の水が
ありありと 心の中に流れる
澄んだ 水の感触 腹黒さも胸の焼けたような虚しさも
済んだ
棲んでいると からだの内側 ....
人はだれか他人を内心小馬鹿にしたとき、その者にや
さしくなれる。そして人はまた、その小馬鹿にしてい
た相手が意外に利口であったことに気づくと、そのや
さしさのフリをかなぐり捨てて憎悪すら感じるも ....
無期懲役。
結果を言い渡すのは簡単だ。
被害者は元総理経験者である。
詳しいことまでは知らなかった。
あの宗教団体のことを…
で、済まされるのだろうか。
祖父の代からの関係である。 ....
日本社会において、政治と国民のあいだに宗教的価値観や組織が介在しているように見える場面は少なくない。この指摘は、特定の宗教や信者個人を非難するためのものではなく、社会的問題がどのように処理され、どの段 ....
街の灯も 音のない雪。
歩幅をかえることのない
繰り返しの日々に
息を潜め
あからさまな
白い息に
暖くもりをもとめる夜
夜の戸の音は控えめで、
永くな ....
遠くでジャズが鳴り響いてるわ
わたしは花
硬くてしなやかな金属の塊
あなたのために
二人のために
100万人の誰かのために
永遠を見つめ続ける花
季節は巡 ....
書き止めておいた、メモの切れっぱしが見つかった。
(ガルシア=マルケス『族長の秋』鼓 直訳)
これは詩になるな
(ウィル・ワーシントン『プレニチュード』井上一夫訳)
まだ、詩を作ってい ....
いまも 周囲では風が吹きすさんでいるようだ
だが この心は妙に落ち着いて
周囲の騒動を面白いものを見るように眺めている
そうして眺めて 自らの心の裡に沈んでいると
投げやりな気持ちでも
どう ....
{引用=
雪でございます
ひとり男が、泣いておりました
昨日のそれは、
容赦のない吹雪 誰も、
その仕打ちを じっと
かみしめておりました
山の機嫌をそこねた
地吹 ....
ただ息をしているだけで良かった
ただ素直に1秒1秒生きて
雑草に意味がないように
私だって意味がない
何かをしなければならないわけでもなかった
ただ寝転んで、そこに何も意味がない ....
存在が薄くなっている、最近そんなふうに感じる。加齢とともになにもかもの熱量が少しづつ失われ、まるで一本の枯れ木の棒になっている雰囲気だ。枯れ木の棒だから水分もあんまりなくて、あらゆる部位がカサカサし ....
こんなタイトルで書こうと思うんだけど、って、ぼくが言ったら、
恋人が、ぼくの目を見つめながら、ぼそっと、
反感買うね。
先駆形は、だいたい、いつも
タイトルを先に決めてから書き出すんだけど、
....
杉原詠二(黒髪)さんのおすすめリスト
(343)
タイトル
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カテゴリ
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日付
0.02..
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ryinx
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雑想_Ⅱ
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月乃 猫
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13*
26-2-14
丁寧な水色空
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弥生ド陽 ...
自由詩
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26-2-14
ベストラン
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弥生ド陽 ...
自由詩
1*
26-2-13
LGBTIQの詩人たちの英詩翻訳_しょの2
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田中宏輔 ...
自由詩
14
26-2-13
雪国
-
月乃 猫
自由詩
16*
26-2-7
一九四五年一月三十日ベルリン地下壕に於ける最終演説_に肖って ...
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鷹枕可
自由詩
3
26-2-7
LGBTIQの詩人たちの英詩翻訳_しょの1
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田中宏輔 ...
自由詩
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26-2-6
にじが_みえるんです
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るるりら
自由詩
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26-2-3
大寒の頃
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田中教平
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26-2-3
凄いぞTOP10!_『透明な残火』atsuchan69
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室町 礼
散文(批評 ...
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26-2-2
満月と子泣き爺
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洗貝新
自由詩
7+*
26-2-2
ゾウさんとキリンさん
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後期
自由詩
4
26-2-1
雪子
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月乃 猫
自由詩
13*
26-1-31
あ_が_き_
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弥生ド陽 ...
自由詩
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26-1-30
LGBTIQの詩人たちの英詩翻譯_しょの66
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田中宏輔 ...
自由詩
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26-1-30
不可逆的な変化
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洗貝新
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26-1-28
電通的霞世界に取り込まれた現代詩界隈
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室町 礼
散文(批評 ...
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26-1-27
はらぐろくも_むなしくもない
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るるりら
自由詩
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26-1-26
自尊心の構造
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室町 礼
散文(批評 ...
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26-1-26
知識人たちよ奮起せよ。山上判決には納得できない。
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洗貝新
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26-1-26
宗教的言説と「媒介」の構造について
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atsuchan69
散文(批評 ...
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26-1-25
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月乃 猫
自由詩
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26-1-24
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洗貝新
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26-1-24
SENTIMENTAL_FOOL。
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田中宏輔 ...
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26-1-23
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散文(批評 ...
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26-1-17
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自由詩
18
26-1-16
1
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6
7
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9
10
11
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