おだやかになるべくあたたかいきもちで
いきてゆけますように

そんなことを誰にでも発信し続けている
エゴのしずくをふりまいて

誰でもいいわけじゃないけど
誰かに言われてはっとするこ ....
生まれ出る暗闇を
スリッパで歩く
冬の
イルミネーションはもう、海に沈んでしまっていた

ほしの形をあしらった
知恵の輪を
あつめては ほどく 少年の眼
それを見つめているたくさん ....
眠りにつく一瞬で
大粒の雨が降る
それは幕の下りる拍手カーテンコール
スタンディング、、

電波送ル勇気
・・・伝播ローディング
十字架をこっそり胸に守りながら
ここにきて ....
 おとといまでのわたしは、
体の中に竜巻が
PEAに似たよな太陽のかけらが
グルグルと細胞に滲み入っててました
そんな気がします

 酷暑の中
わたしの腕はずっと
燃えつづけた ....
  夜が終わりかける頃に
突然迷子になったきがして
 膝を抱えた幼子が
母の帰りを待つような
  糸口のカギを持って出てきてくれる
森の中のリスを待ったようにして
 だけど現実は
 ....
更地より頭の中に一本のバラあればこそ孤独になれる

エサ発見!骨泳がしが押し寄せて神輿を担ぎ独房へまで

ほんとうにこわいひとはいつまでも笑顔鎧外せば火の粉吹く

何でもあるよ、夢、癒し、 ....
地上の夜がすぎさって
ぼくはずっと散歩してた
ように思う
すべては 夜の中

さびしいひと
無理でもげんきになって
また、体を出しにいく

夜の中で
あすになるまで待ってら ....
3月に入る前のふぶき
一晩が明けてブルーの大空に変った
卒業生が丸めた証書を持って談笑しながら通り過ぎる
きょうのひを刻みこむことを照れかくすようにして


たしかめ合うには
言葉も ....
2年間ずっと寝なかった
この環境の中
嫌な臭いまみれの中
交差点だけでは何一つ解決しなかった
ハロウィンの仮装は女装
悲観的仮想して助走
長生きしないように走りぬきたい
壁一つの向こうは ....
何をしても何もしなくても暮れる
その一日
この半年の濃厚さ
今日蒸したプリンなんて
ただの甘い茶碗むしでしたね
でも食べてくれてありがとう
どんどん気のすむまでベッドも叩いてい ....
よく知らないけど蔓延るアイドルたちが
やすっぽく人生の応援ソングを激しく踊って歌っていて
耳には残らなかったけど彼女たちも
生きるのには実際必死なので、あたまごなしには行かず

 ....
じゅみょう

よめい

さしてかわらないものなんじゃないか



(応答なし)


くるしいしっこくのうずまく
どうみゃく
越えたら

いま、とんねるだから ....
ありがとうを封印してた、
こわさに飲みこまれて
いなくなるばかり考えて

からまったトンネルに吸い込まれていく
からまったとんねるにすいこまれていく
先の細いトンネル
出口までは ....
何が正しいのかわからない

どこへ向かうのかも

不安の発火 漏電

赤がしぶいた部屋

途端に真白
目を開ければ天井の高さが上下する


おだやかな終焉であってく ....
もう
春は流れだしていた
斜めからすべりこむ、頬に風
雨の音をまちわびて 鼓動たち

命は生えかわらない
もとにももどれない
遅すぎたのかもしれない
人並み 足どり
たちのぼる  ....
小爆発しながらでないと
わたしの日々は動いていかない
(しらないあいだにも)


母が消えてくれたらいいのにと思った
そんな自分を恥じなかった
だけど越えられたなんて自信は
も ....
別に12月がそうさせてるわけじゃないけれど
(いや、少しは寒さも加担する感傷)
これまで歩いてきた足跡でもし、
踏まれた分だけ製造されるコインがあるならば
それをわたしは手作りの不器用にこさえ ....
 うしろ向きな熱を持った心が
乾き風に吹かれていったりきたりしている
向かい風に抗っては
涙とともに迷いの森に来ている

 し を そっと ひらいて
 し に じっと くるまれたい

 ....
ああ
今年の夏もなーんにもしなかったな
毎年それいってる
花火は欠けらだけを見たけど
ちゃんとした円ではなかった

夏らしいこともなくただ、よく降る雨で

ぐにゃりとした時計だらけ ....
何だか失恋が急に降ったようなある曜日
んん、たしか晴れてたから
顔を出した太陽からは避けられない 一日が稲妻

あれから時間は淡々と
寝息が規則正しいみたく
それを眠れない耳で聞いてる な ....
私の目はどんどん見えなくなっている
ぼんやりと、ゆっくりと、確実に
どんどん見えなくなれば
みなの姿も あの人の顔も
どんな感じなのか 憶測で考えていくだろう
できるだけいい方向へと思う ....
削いでほしいとおもう
まとわりつくものはいつもきれいな花びら
ではなく 鱗のような厄介なものだ
きらきらとしていても からだから離れればいいのにとおもう

あのまま 埠頭へとびこめば
綺麗 ....
ことしのめまいの中で
しあわせなため息をはきだせば
すぐに空へと蒸気になって
糸のついた風船、飛んではどこかへ落ちるけどしらなくなる

雨が笑顔だったらいいのにな
気持 ....
陽炎の中溶けて 掬われることない
雪の中溶けて どこの道も傳えない
雨の中滴っている ただ
わたしと云う流体

てんてんてん、の信号に
折り重なる人の影 声の風向き
その間左右へ ....
朝の近くで
鳥はそうそう、何ごともなかったように
空の下 奏でている
わやくちゃになった己こころ
沈めたいともがきつつ
ただ座っている
朝が近づく

やっと明ける不安からのかいほう ....
涙だけをためた洗濯機に
渇ききってしなびれた心をつけ込んで何回もまわした
でも脱水するとまた、しわしわになり・・・
風にさらせば、パリッパリにまた乾く




じゃ口 ....
わたしと云う うつわの中に
血のほかのものが
そうめんながしのようにさらわれながら
どこかへとするする向かっている

芯のある雪の根もとで
眠っているかと思いきや
ハマグリの部屋 ....
何かをのこしておきたくて
つづりたい指がかじかんで
きもちごとポケットの中
くしゃっとしたままだ

あきらめることがたくさん?
しかたないに変換
かなしいことを冬の海の底へしずめるの ....
(創傷/創唱)

ことばが砂のようにサラサラ
つぶの気泡になって
おちてくるね
でも痛くない

痛いときはどうぞ
万能なぼうしをどうぞ
きずまみれにしないでね
いつかとけてゆくけれ ....
寒空の下にちょっとした
ほんのわずかな温度で ありがとうをおくる
やさしいことばを やっぱり手探りしている
たぶん いや 欲している
こんなにゆたかなのに

あなたのポケットに入っ ....
唐草フウ(284)
タイトル カテゴリ Point 日付
しずく自由詩4*16/12/17 4:45
ちりばめて自由詩6*16/11/9 3:45
ふっと自由詩1*16/10/16 19:45
これから自由詩2*16/9/17 7:05
ナイトシーズ自由詩4*16/7/14 9:21
仲よし村短歌5*16/5/5 8:39
あけて自由詩14*16/4/28 8:14
奪われぬ春自由詩6*16/3/1 16:54
僕は寝ているふりをした自由詩8*15/11/7 20:12
151024 少しずつなくなっていく自由詩5*15/10/25 4:07
撫でる日々自由詩6*15/9/30 18:17
限られた場所からの窓自由詩6*15/8/31 4:18
えんでぃんぐ・すぱいらる自由詩8*15/8/21 6:00
カウントダウン自由詩2*15/7/29 5:59
春涙餞自由詩5*15/4/12 20:38
ココロコスモ自由詩8*15/3/7 6:16
冬を彷徨ってることにしよう自由詩4*14/12/8 4:06
今は干からびる自由詩5*14/10/16 6:04
ぐねった 夏 自由詩5*14/8/30 6:09
胸の栞自由詩9*14/6/4 7:20
さよならの鎖自由詩16*14/4/24 5:40
鱗のストールを巻いて自由詩12*14/3/2 5:37
何もわかってないけど自由詩6*13/12/26 10:00
わたしという流体自由詩15*13/5/23 16:44
朝の近く自由詩14*13/4/8 5:25
回転日常自由詩10*13/3/15 5:47
ひらり、ぽわ自由詩11*13/2/26 20:22
すぎてゆくこと自由詩14*13/1/29 21:03
ふゆのひに自由詩11*12/12/26 11:39
ガール(冬)自由詩12+*12/12/23 20:10

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