君はずっと
私のことを 好きなままで
居てください
私は 誰かの隣で
朗らかに微笑うから
それは君への
復讐で
花の花弁を剥がすような
罪悪感を抱きまし ....
君から貰った
好き
という言葉を
幾度もなぞって 心を削る
上書きされない その言葉は
いつか忘れることができるでしょうか
遠い昔に置いてきた
淡い春の記憶の ....
目を瞑れば
妄想に ひたひたと
浸って
溶けてしまいそう
いつだって僕は
現実に 呼吸を合わせることが出来なくて
息が苦しいよ
何時迄も 子供のままで居たかっ ....
初めて
心が死んでしまうと 思った
初めて
ずっと ずっと 泣き続けた
初めて
気が狂ってしまうと 思った
自分から 振りほどいた手は
とてつもなく 痛かった ....
嗚咽しながら
吐き出した言葉に
貴方は どんな顔をしていたのか
視界はあまりに歪んでいて
土砂降りのように 見えなくて
優しく 頭を撫でてくれた手に
私が
ず ....
1 2
0.02sec.