古本屋のおじさん

ぽっかりあくび

あくびした先にほら小さな宇宙

小さな宇宙のなかに

あらやさしい雨

雨の中にまあ謎

謎の中にそう男と女

男と女がまたあくび
 ....
この指の先に
宇宙があって
人が住んでいるとして
(たとえば人差し指に その先に)

ミエルデショ?

その人の指の先にもまた
宇宙があり人が住んでいるとして

エンドレス

 ....
人はどうして悩むのだろう
取り囲む壁を透明にできればいいのに

人はどうして迷うのだろう
目の前の道を一本に出来ればいいのに

人はどうして哀しむのだろう
二度と離れない紐があればいいの ....
あれから時は流れ 色んなことがあった
元気かと気にしても
気軽に会えることも少なくなってしまったね
幸せにしてるかい?
遠いあの日に見てた夢
今も僕は追っている

帰り道 夕焼けが茜色に ....
「ねえ、この身体のいったい何処に住めるっていうの?」
「身体に住むのかい?」
「そうよ、髭があれば荒れ野原だし、屋根もないし」
「眉毛の中はどうだろう。髪の毛の中だとか」
「不潔よ」
「でも ....
桃色の夕焼けが
あなたの空に広がった
わたしの空に広がった

あの桃色の夕焼けは
どこかの誰かの目覚めの朝焼け
桃色の朝に起きる人へ
わたしは今日、愛に心目覚めました
木の上で卵を守る ....
阿閉真琴(6)
タイトル カテゴリ Point 日付
アボカドマヨネーズ和えください自由詩113/3/9 21:58
聞こえていますか?自由詩313/3/9 2:41
自由詩213/3/8 20:56
夕焼けが笑うのさ自由詩413/3/5 0:28
幸福と髭野原と時限爆弾自由詩213/3/4 10:40
桃色の夕焼け自由詩313/2/28 16:50

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