すべてを吐き出しちゃえばいい
すべてを
嫉妬も憎悪も敵意さえ
ありとあらゆる汚い言葉を添えて
こころが空っぽになるまで
叫び続ければいい

すべてを飲み込まなくていい
すべての
絶望 ....
うけるとかうけないとか
もう考えない
ただがむしゃらに
進むんだ

何かをつらぬきたかったら
まわりを気にしちゃ
ダメなんだ

私にしかできない
何かをしたい
一歩でも踏み出さな ....
「家族」というゲームへようこそ
 何故毎日叩くんだ 蠅叩きで
 このRPGの設定は狂ってる
 誰もが羨む家庭を演じるのではなかったのですか?

「長女」というキャラは好きじゃありません
 ....
手の中で粉々にした蝶
鱗粉がまとわりついた指
幼児の残虐性が目覚める
自分の手の中での理不尽な死
鱗粉で彩られた指 虹色に染まる

まとわりつくような夏の暑さに
気だるい顔をした少女
 ....
なぜ生きるのか
生きる意義は何か
と悩む人がいるが
きっとそんなことは
100年生きても
判らないんだと思う

生きる理由がなきゃ
生きられないの?
例えば 単純に
死が怖い それ ....
呼吸のように身近に
乱れた髪を解きながら
尽きることのない
このたわいもない言葉との戯れ

細い声で囁き
地上を埋め尽くすさんばかりに
尽きることのない
このたわいもない言葉との戯れ
 ....
私の中でなにかが優しく壊れ始めた
釣瓶落としの夜の中
独り佇みながら
メランコリーな果物を潰した

私の中でなにかが優しく壊れ始めた
写真をちぎり
独り凍えながら
写真を燃やし暖をとる ....
歴史に残る詩人から
100人の作品から
抜き出した
100の言葉で
飾り立て

それ 見ろ どうだ
と投稿したが

100人の亡霊が
これは我の言葉だと
ひとつ一つ持ち帰り
最 ....
毎日薬を15錠飲む
そのままだと味気ないので
皿に盛った

白い錠剤5錠の苦さで
自分が健康でないことを知った

オレンジ色の5錠で
副作用の意味を知った

青い錠剤の5錠で
意 ....
無菌室のようなコンピュータールーム
病院のような真っ白な世界

0101101010
コンピューターが呟く
enterを押して
enterを押して
逆流する情報
enterを押して
 ....
盗撮のsexビデオも並ぶ市場の中
ステルススーツを着た兵隊達が行き交う
人をすり抜け逃げる男の頭に
無数の赤い光の点が集まる
男の周り 我先にと人が逃げ交う

兵士はおもう
追いつめたは ....
青き星 スペースデブリ 撒き散らし
ついに人類 体内回帰

スクラップ 忘れ去られた テレビたち
電波を飛ばし 一斉蜂起

今はもう 放棄されてる 地下街に
りんりんとなる 公衆電話
 ....
お元気ですか
秋の風がさみしい
と云っています

神様が意地悪で
才能をくれません

窓を通してそっと
幸せそうな家族を
見ています
クリスタルで覆われた街
音も無く忍び寄る爆撃機
頬をつたう血の香
逃げ惑う人の群れ

此処が何所だかとうに忘れた
何がなんだか判らない日々
手をつないでいた彼女は消え
二の腕から先が無 ....
プリオンに冒された脳
新たな脳に書き換えて移植する
一世一代の大手術
私は私でいられるのだろうか

COPYは私 私はCOPY
私は私でいられるのだろうか
手の中で粉々にした蝶
鱗粉がまとわりついた指
幼児の残虐性が目覚める
自分の手の中での理不尽な死
鱗粉で彩られた指 虹色に染まる

まとわりつくような夏の暑さに
気だるい顔をした少女
 ....
合成音声の歌声が響く
ホログラムの彼女
一番身近で 一番遠い

自宅の端末で呼び出し
彼女とキスもする
一番身近で 一番遠い

現実に目を向けろと
親たちの怒鳴る声
一番身近で 一 ....
言葉の切り売り 100g 100円 ひとつ ひとひら花弁散る
ふたつ ふたたび会う日まで
みっつ 蜜色飴とかし
よっつ 夜明けの月薄く
いつつ いつもの日に戻る
一つの石があった
河に投げた
波紋が広がった

一人の人間がいた
思いのたけを投げた
波紋が広がった
車窓の景色が 緑から灰色に変わる
そのうち極彩色のネオンや看板が現れる
ここに来ること夢見てた
住むだけでいいと思ってた
憧れ
たったそれだけのことで家出した
15歳の春だった

初め ....
同じ音楽がループする
感性がスポイルされていく
鈍化するファッション性
何ににもなれないもどかしさ

あなたの腕の中にいたら
他になんにもいらないのに
あなたは自分の世界に帰っていく
 ....
通販で 可愛い男子 買おうかな ランチタイムに 妄想添えて 私の時間は一直線
貴方の時間も一直線
私たちは決して交わらない
そんな恋もあってもいい
窓のそば夢見る少女一人立つ
精神を病んだ少女の見る夢は
幸せな普通の家庭手に入れる
そんな子を心配そうに母は見る
社会から隔絶してでも守り抜く

歳月が立っても少女は少女のまま
苛立と焦 ....
二つの月寄り添う空の中 始まるカウントダウン
テラフォームに失敗し 荒れ果てたこの星を捨て
何処まで彷徨う ジプシーの群テイクオフ
カプセルに満たされた羊水 膝を折り再生の時を待つ

こ ....
ああ 私は軽く恋愛中毒
人を信じるのが怖いのね
さよなら言われる前に
さよなら言う

ああ 私は軽く恋愛中毒
遊べる男の子をストックする
永遠の嘘をつくのは
お互い様

別に日替わ ....
あなたとの 糸繋ごうと
ついた嘘
重ねて濡れる 唇の艶 
愛しい猫が死んだ
肯定できない
否定したい
剥製にした 
でも愛しい猫は帰らない
サイボーグにした
でも愛しい猫は帰らない

心にぽっかり開いた穴は
何をしても戻らない
凍てつく世間の中で 燃え尽きてしまうだろうと 誰か云ってた
ハートの中のホットスプリング 枯れ果ててしまうだろうと 誰かが云ってた
身を寄せ合って生きる
絶望の世代
冷ややかに見つめる
生み ....
あやとり(34)
タイトル カテゴリ Point 日付
希望の光自由詩4*12/4/28 21:42
はじめの一歩自由詩1*12/4/15 23:12
RPG自由詩211/12/30 22:07
原罪自由詩011/12/29 21:55
生きる力自由詩211/12/29 21:40
詩作自由詩5*11/12/8 14:27
私の中で自由詩1*11/11/23 23:47
借りもの自由詩211/10/30 0:34
オードブル自由詩5*11/10/19 17:15
enter自由詩211/10/8 18:47
「狩人」自由詩211/10/8 6:52
短歌的SF譚短歌3*11/10/7 20:00
誰あてでもない手紙自由詩3*11/10/7 17:37
救援物資自由詩3*11/10/6 23:44
手術自由詩2*11/10/6 23:27
夏の贖罪自由詩1*11/10/5 20:49
アイドル自由詩011/10/5 17:39
計り売り自由詩3*11/10/5 16:01
ひとひらの数え歌自由詩111/10/4 0:44
一つの石自由詩1*11/10/1 17:32
TOKYO NIGHT自由詩2*11/10/1 17:30
愛と言うなの依存自由詩2*11/9/30 18:28
通販生活短歌3*11/9/30 7:43
平行線自由詩1*11/9/29 23:51
「夢見る少女」自由詩2*11/9/29 20:23
新世界自由詩111/9/28 23:18
「恋愛中毒」自由詩011/9/28 22:29
短歌111/9/28 22:11
ペットロス自由詩2*11/9/28 19:11
Love and peace自由詩411/9/27 18:01

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