人生80代まで生きると思えば20代はまだ冒険世界の入り口です
体力/HPは今がピークですがその気になれば老人になっても走れます
精神力や智恵/MPはその気になればどこまでも底無しに上がります
損 ....
検索するな
キミ達が本当に欲しいモノは
スマホで検索しても絶対に見つからない
自分で見つけるしかない 自分で見つけるには
レベルを上げるしかない レベルを上げるには
嘘をつかない手を抜かない ....
一日がおわり
意地悪なわたしは
その日にめぐりあえたすべての?を君におしつける
君はいつでも下をむき
進化の限りを尽くして答えようとする
ことばもまた流れてゆくものかもしれない
君もま ....
わたしでごめんね
一行目から
謝ったりしてごめんね
いいのかな
こんなこと書いてていいのかな
ひらがなばかりでごめんね
こんなことしか書けないけど
いいのかな
あなた白くてきれいだから ....
燃えさかるマグマのような野心や計画とか
突沸寸前の邪な恋情とか
転倒確実の無意味な全力疾走とか
お前の気を惹くだけの 残り火が
この身にまだ
あるのか無いのか
でも
体当たりすればな ....
国道のアスファルトが車列もろとも溶け落ちてセンターラインの痩せ尾根が現れたなら
俺は歩いてみたい
両手で抱えた老木の幹が一瞬で消え失せてすべての枝葉が一斉に降り注ぐなら
俺は立ち尽くしてみたい
....
寄り添いあう小鳥たちは
手を繋がない
重なりあうヒトデたちは
手を繋がない
罵りあうイランとイスラエルは
手を繋がない
売り込みあうキリンとアサヒは
手を繋がない
音楽と政治 ....
ひらひらひら
近づいてくるから
抜刀一閃した
仕留めたはずだと先走る感情の
後から遅れてくるはずの手応えの
すき間できみはひらひらひら
まっ黒な衝動まっ赤な斑点
まっ青なてごたえひらひ ....
豪雨の中で
身を寄せるこの樹に
百年降り注いだ雨がどれほどか
俺にはまったく想像できないが
すればいいのだ
想像しろ
たとえば
いや例えるな
けれども
いや逃げるな
まっすぐに見 ....
あたしをアンタで割らないで
ゼロ掛けて 消し去ってくれた方がマシよ
「・・・そこまで言うか」
憤慨する俺を尻目に
おまえはコップの水に飛び込んだ
上白糖のように
一瞬で水和して
マニキュ ....
ようやく風をつかんだから
あたし これから海を越えてゆくの
海面ギリギリ
雲だってこんな低いとこ飛ばない
でも独りじゃさみしいから
誰か あたしを追いかけてきなさいよ
ずっと一緒にいてあげ ....
水から生まれたのだとおまえは言い
空から来たのだと耳元でささやく声が聞こえ
爆発が終わり
強烈な加速に包まれるその
遙か以前に 長いトンネルをくぐり抜けていた
のだとしても
何故を問うここ ....
どあを開けると
豪雨の中にいた。土砂降りの雨に頭から突っ込んでゆくときみがいた。ぼくに何かを語っていた。ぼくの発する言葉は雨粒に叩かれて水和して消えた。ぼくはいたたまれなくなって 別のどあを開けると ....
鉢植えの故郷を食べちらかして
ぶらさがるようにサナギと化し
太陽が一番高くまで昇りつめた日に
みどりいろの粉をまきちらしながら無軌道を描いた
6月の水たまりと7月の林床と8月の月あかりと9 ....
ぼくはひとより黒くて
くの字に折れたコバルトに
気付いて貰えない
のはわかっているけど
くるくると複眼で見据えても
確かなものなど
なかなか映りやしないけれども
誰よりもはやくはやく ....
あたしはほとんど翅でできてる
だから考えなくても躰でわかるの
あたしをずっとつけ狙う
あのいけすかない三角頭の待ち伏せとか
南海上の低気圧が颶風に変わる
その瞬間とか
考えなくても躰でわか ....
ふと感じて
視線を上げると
一対のみどりの複眼に捕らわれた
陽だまりの中で静止したまま
波紋のように威嚇する
縄張りを荒らす気分じゃないし
恥ずかしいからあんまり見るなよ
半歩退いた ....
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