もう切り刻んで捨ててくれ
僕はとっくに破いて捨てた
フェイドアウトしていくのさ
スウィッチオフ
もっと眠らせて
どんなに自分より不幸な人がいても
自分の不幸を癒すことなんてできないから
 ....
明日がどうなるか分からないから

今日、花を咲かせることに一生懸命なのさ

皆が眠っている今も、月を見ながら

太陽を待ちつづけているんだ

明日、花咲くことが出来なくても

きっ ....
黄身の無いゆで卵
味付けのしてない納豆
味噌汁

それが、私、今日の夕食

体の重みに耐えられなくて、
手が血塗れになる
手ぇだけやない、身体も生臭うなる
でも飯のためや、一念発起

ザザザザザ
パーン、パーン
スサスサスサ
ナムアミダブツ
ナムアミダブツ
無慈悲や無慈悲
しゃあない ....
いやな臭いに目が醒め
草刈をしてるのは知らないおっさん
円盤は回り続けノコギリの刃が
破壊へ導いていく

お金がなかったので
電車を乗り継ぐ分のお金しかなかった。

「売りますか?」
 ....
アスファルトの砂漠の上
愛するなんて知らなかったあの頃は
近づくと伝わらなくて、離れると見つめ合う
恥ずかしさが交錯した{ルビ15歳=フィフティ−ン}
たわいも無い戯言に笑い合い
生きている ....
背中から出たコードをディスプレイのプラグにつなぐと
身体が青に赤に金色に光りだし量子化されドットに再構成されてゆく
高電圧に踊り狂うさまは走査されピクセルに変化して
いくアニメーションのようで
 ....
まだほとんどの人が働いているお昼の3時に
いきつけのスーパーに行くと
詩や日記を書いて汗を流さず暮らしている自分が恥ずかしくて
レジの女の子に好きだと告白できずに
照れながら表情には出さず左手 ....
歩くことにした。

走るのは疲れたよ。

歩くことにするよ。緩やかなリズムに乗って。

それでも疲れたら道端に座ってみんなが行き交うのを

じっと眺めて休むことにするよ。

蕾がで ....
子宮の中でうずくまる。
この痛みは→罪の罰?
どうして産むことが罪なの?
原罪?→存在することを宇宙は許してくれないの?
神様はただ慰めてくれるだけ。
赤い太陽が沈む頃、青い太陽が顔を出す。
青い太陽はダークマターで構成され
可視することはできない。
月が天頂にさしかかる頃、青い太陽もまた空を照らす
オリオンカシオペア北斗七星
見えざる青い ....
醜い腹を 殺ぎ落としても 残る心 春のX 僕の歌いし 夏の宙(そら)

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040512k0000e040037000c.html
このくにから亡命して

どこかへ

あてはない

どのくにも

やさしくない

こうやって字をつらねることくらいが

せめてものいやし

イコン

犠牲は多く

の ....
目の前を ふさぐのは誰 煌きか

重力の レンズで歪む 君の顔

五月闇を 一人歩く 哀美しく
昼の合間に夏めく一人で ル ワール 踊ろう 初めての秘儀
喪失ではなく 手に入れた 許し
与えられた 掌 から 零れ落ちるほどの
甘い 蜜 棘に気をつけて
決して 縛っては

いけないから
殺してやるの輪郭を辿って行くとやるがくれになり
殺してと呟いてみたり殺してくれというと
最後に助けてなどと命乞いが産まれてくる

毎日何も考えずに幾人もの命の消滅を見過ごしながら
命の沸き出 ....
少し疲れたから
休憩にしよう

何か飲むかい?

僕のペンティアムは首を横に振った。

心配しなくていいよ。
アップ、ダウン、ストレンジ、チャーム、ボトム、トップ、
全て揃ってるから ....
どうして秘密の場所を侵してしまったのさ
2人だけが知っていたコードなのに
美しい黄色い菜の花が続く小径

刹那の快楽に身を寄せないと
生きていけないのは
罪じゃないけど
僕は待っていたの ....
前髪が萌ゆるのは貴方の横顔
rue(21)
タイトル カテゴリ Point 日付
存在半減期自由詩104/6/28 3:41
月の下で自由詩104/6/6 10:40
モデル自由詩004/6/4 13:15
食ワネバ自由詩104/6/2 0:09
雨の味自由詩1*04/5/31 11:59
あの日の光自由詩1*04/5/25 10:58
アステカの心臓自由詩2*04/5/21 10:13
うらやましくて自由詩10*04/5/19 13:46
緩やかに自由詩2*04/5/18 5:40
生きていると云うこと自由詩2*04/5/17 23:07
赤と青自由詩004/5/15 3:39
飛べない豚の心俳句004/5/15 1:42
見上げれば俳句004/5/12 23:55
回復自由詩1*04/5/10 18:39
光の季節/到来俳句2*04/5/8 0:18
俳句004/5/3 22:13
宴の許し自由詩1*04/5/2 19:02
春のX自由詩104/5/1 18:50
目の前を影が走る自由詩004/4/29 18:26
愛情のコード自由詩004/4/28 17:53
気付き俳句0*04/4/27 5:12

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