好き、
  好き、
     すき、
        すき、
           すき、すき



ドアーを捻じ開ければ佇む白百合。

或いはチョコレイトの小箱。
ひびわれた身体が、振り返る。
あなたは少数の皆と、
蛍光灯に応える肌が赤く染まったという妄想、
を、
追いかける。

微睡む時間は罠だ、
薄緑の眼の、
蜘蛛の、
糸、

な ....
小刻みにぽつり親指泣いてるの
     聞こえない聞こえない聞こえな

こんにちは知らないあなた薄い時
     捜して影を踏みつけてみて

ひやり背をフローリングに舐めまわされて
   ....
花びらを
重ねたような
3つの赤

《溶けるの?》
《溶けるの

にじんだ縁の浸透圧で
 ....
真白な卵を
あたためて
ぐつりと
穴をあけたい

わたしの体は
やわらかいので
殻に
すきまなく
はまるでしょう

爪先まで
生成したら

やっと
あなたと
お話しでき ....
 知らない夜が混ざり合っている、波は薄い肌を挟み込むように叩く、Eの弦の音、倍音、ゆるやかなビブラート。内側外側から揺さぶられて、破けた皮膚から薔薇、芯に守る赤、は香っても、ひっきりなしについてくる足 ....
依々れんこ(6)
タイトル カテゴリ Point 日付
香る自由詩010/2/28 22:26
眠る空の夢自由詩210/2/28 22:21
ひめもすとりっぷ短歌1*10/1/19 1:29
尊敬自由詩110/1/19 0:19
用心自由詩210/1/18 1:19
二重の空想自由詩110/1/17 17:20

Home
0.08sec.