有機的なガラス球に映る
饒舌なアナログ風景には
浸透圧によって
軟化症の脳髄に滲み込む
適度に塩味のきいた音楽が
騙し絵のように
隠されている

だから
ふ菓子程度でしかない信仰を纏 ....
私の詩がどんなに拙い読むに耐えないものであっても
便所の落書き以下の代物であっても
そんなこと関係ないんです。
ポイントが入っていないと誰にも相手にされていないようで
孤独に凍えそうな ....
たとえば僕が
真っ白なキャンパスなら
アンリ・マティスのような
柔らかな曲線と
ほんのり暖かな色彩で
いっぱいに満たされたい

たとえば僕が
一枚の当たり馬券なら
ファンタストのよう ....
祈りが終わった午後
少年が誰もいない浜辺の砂の中を這い回り
内側から絞りだされるヌメヌメした粘液の放つ臭いと
舌触りだけをたよりに彼のお気に入りを探し出すとき
遠くで波は小さな奇跡が起こるのを ....
田舎の酒場で一人飲みたい
どこか遠くで吐きたい

知ってる人が誰もいない
そんな酒場で
飲んで吐きたい

生ビール 
コップ酒
焼酎のオンザロック

肴は地のもの
獲れたてのも ....
私にお金をください

綺麗な洋服を着て
美味しいものを食べ
豪華な家に住んで
毎日毎日楽しく遊んで暮らすために

私にお金を下さい

とりあえず
あなたのバッグやポケットの中にある ....
進駐軍の通訳のような連中が幅を利かせている
俺たちを蔑みながら
いつも背伸びして奴らの目の中を覗き込み
ご機嫌を損ねないように細心の注意を払っている
それがいい生活ってのにありつく術なんだ
 ....
(スプリングスティーン風に)

俺は将来に希望もなく
ただ眼の前にぶら下げられたエサに
食らいつくだけの犬みたいな存在だった
そうする以外に生き方を知らず
それに疑問すら抱かなかった

 ....
ベッドで寝返りをうったとき
左の腰を
突然襲った鈍い痛み

ぎっくり腰なら
経験はある
食あたりなら
星の数ほどだ

だけど
今度のこの痛み
そんなものとは
ちょっと違うんだ
 ....
♪ソバカスなんて気にしないわ
 ハナペチャだって だって だって お気に入り♪

 「おチビちゃん、笑った顔の方がより不気味だよ。」
 ― そう言って、泣いている幼い私に決定的なダメージを与え ....
 えー、高いところから失礼致します。
私が今回の衆議院選挙に神奈川60区から立候補致しました、茗荷谷ひろし、茗荷谷ひろしでございます。
いやいやどうも、そこの奥さん、旦那とはどう?うまくいってる? ....
(いしだあゆみが歌います)

観音様の顔がでかいわ
大船
ビッグシップ大船
ルミネのスタバで待ち合わせ

駅の構内とてもりっぱよ
大船
ビッグシップ大船
あなたと二人いつまでも
 ....
 居酒屋『道草』のカウンターでホッケの焼き物と格闘しながら冷酒を飲んでいると、
隣の席に座った、やっぱり常連のキャバ嬢のマユミが、酔っ払って、僕に向かって
話しかけてきた。
 「あんた、目の見え ....
〜親愛なるデーブ新大久保氏に捧ぐ〜

水道山から、鎌倉海岸まで流れているハイランドクリークには、<粘膜の輝き>
を知らせる看板が立っている。

《今年も<粘膜の輝き>の季節が近づいて来ました ....
 そりゃあ、ちょっとは責任感じてるわよ。
私が彼を振らなければ、彼だってこんなことにはならなかったんだし…。
でも、彼には悪いけど、私は彼について行くことができなかった。
 ええ、好きだったわよ ....
君(久保)は僕の場所を
いつも探してた
街の風に吹かれて

僕はちっぽけな人間だ
君だって似たようなもの

それなのに
君はいつも僕を
探していた
あたかも
僕が特別であるかのよ ....
♪ジョニーが来たなら伝えてよ
二時間待ってたと♪
隣の家の真行寺のおばさんにそうお願いしていたら、
ある日の夕方おばさんは血相変えて僕の家に来てこう言った。
「あんた気をつけなよ。 ....
花形新次(4847)
タイトル カテゴリ Point 日付
瞼の裏自由詩1+*09/9/27 6:16
私にポイントをください散文(批評 ...8+*09/9/24 19:36
願い自由詩5*09/9/22 21:55
祈りが終わった午後自由詩109/9/19 0:30
遠くで吐きたい[group]自由詩209/9/10 20:45
お金をください自由詩2*09/9/5 11:30
アメリカ殺しの歌自由詩209/8/23 12:26
ザ・レバー[group]自由詩4+*09/8/13 21:15
Like a rolling 結石[group]自由詩2+*09/8/13 11:54
ノリピー・ノリピー 誰が豚かを決めるのは俺だ(4)散文(批評 ...109/8/7 20:00
誰が豚かを決めるのは俺だ(3) 私の選挙演説散文(批評 ...109/8/3 11:56
ブルーライト・オオフナ[group]自由詩209/8/1 23:07
PCを捨てよ 町へ出よう(2)散文(批評 ...5*09/7/19 0:04
粘膜の輝き散文(批評 ...1*09/7/10 22:08
誰が豚かを決めるのは俺だ(2)散文(批評 ...109/6/27 13:37
久保が僕であるために[group]自由詩209/6/4 20:17
誰が豚かを決めるのは俺だ散文(批評 ...6+*09/5/28 22:14

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