まつげの先を黒玉に焦がし14歳が空を見上げる
来週までに国境は消すよ
さっきメールで約束をした
血潮が透ける張り詰めた頬に擦過傷みたい白い粉がふく
闇より深い両目を細めアオゾラをぐっと睨み付け ....
ヒトの意見に倒れそーになる時

あんま暑くて眉間、シワ寄せて目、覚めた時

タイムマシンに興味なくなった時

世の流れ。なんつって自分事を他人事感覚で投げてる時

走っても歩いても転ば ....
イメージをカラダに入れてみる

全てが一瞬にサッと色をなくし

何かがスパークした残像を

見たような 気 になったところで

ゆっくりと目を開ける

世界は先ほどと何も変わら ....
イヤホンはキミや世界や夢なんか無い事にしちゃう秘密の道具

井戸端にすり寄る猫を撫でる人お願いナイフはここに捨てて

眠たげにまわる廃品回収車やっぱ私は持ってけないよね

ごめんなさいドア ....
気付けば
キミという容れ物は
随分シックリと履き込んだジーンズみたいになっている
もう濃紺が洗う度まわりを汚すことはない
全てをアイ色に染めたりはしない
誰かが迷惑そうに見る様子も無いと知る ....
           ナツ、おばぁちゃんに聞いたんだけどぉ
           ほんとはもっと暑いかったらしぃのよぉ

 何が。

 かというと
 久しぶりに過ぎ去った台 ....
忘れないように


aとanの差ほどが存在している
彼と彼女の過去と未来

今日がパンで明日がミソ汁ということ?
それも有り。て笑う母の笑顔にもらう
登校前の溜息が
ゆらり弧を描いて ....
アカルく陽がさすから。
誰にでもなく呟く唇を
言い訳の形に歪めて笑う
春だ
少しもたついた雨が
桜前線を押し返したように見えた
三分に留まった枝はしなだれ
薄紅に染まりきっている
黙り ....
          キスをする


            あ。
              そうだ


          何かを
          思い出した
         ....
泡だけは
沈んでけば
いーのに
未練がましく何故
昇るソレを
ボクは
見上げなくては
いけないんだろう

乳白に
ポぅくり
煙りのがまだ
軽やかだ
唇を撫でるよう
最後に吸 ....
キミは何か間違っている。と
目覚めの次にインプットする。と
一日がゆっくり動きはじめる
先週工事していたビルは
1階をシャネルに似せたカフェで取り繕って綺麗
寝起きからローストの匂い 気がま ....
四時半夕刻
思い立ち
洗濯機まわす

陽が伸びた
空の
視線がちょっと痛い
わかってるよもう
春だってんでしょ
湿ったシャツと
生乾きの髪を
これみよがしに
風が撫でてく

 ....
感情ではなく観察で動くのです
見るとは何?
切りなさい
それは指ではありません

まだまだゼロとイチの限りです
ここにはイコールで繋げないものが多過ぎる
だから
気付いたら打つ のが ....
もともとから否定していた
きっとそれは意識してたせいで
こうやって考える最中も
絶対知ってるばずなのに
用意のない答えを手探りするみたいに
言葉だけを並べあう

「キミ」と手を伸ばすほら ....
君の頬はまだ高揚していて
唇など昨日のカサついた感触が嘘みたいに光っていた
すこし
少し休むねと目を瞑った

いつの間に寄り添って
僕達は互いを知っていたかという話題で深夜まで盛り上がった ....
カラダならどんなふうにもなれるのに彼女んトコに帰ってくんだね

心まで見えないと言い寄る眉根 目蓋に落ちる影ばっか見てた

暗いから「貴方だけだ」と言ったのは声が少しだけ似てるらしいから

 ....
ソラは
面白い夢を見る才能を自分でもとても気に入っているあたりが凄く魅力的で好きだ

ボクは
その朝ノートの代わりにソラの見た超リアルスペクトラロードムービーをふんふん聞く係だ

それは
 ....
こんにちわ
こんにちわ
カミサマ
ボクはお話があります
カミサマ
貴方に知らせなくてはと思います
ボクは貴方を知る者ではありませんが
貴方はボクを知っていると
街角のスピーカーが言って ....
ドがドーナツのドじゃない と知っている彼は
どんなに努力したって叶わないことを繋ぎとめる為
いつまでそのヒモを握っていればいいのか本当は知りたくない

レがレモンのレより遥か高濃度に市場をにぎ ....
せーの。で言ったアナタの答えが
アタシの欲しいモノじゃ無くても
遠くに居るから大丈夫
あはは。笑うと胸の奥がちょっと湿る
大丈夫。電話だから
見えなくてヨカッタて、溜息の時のが
アタシ少し ....
人間の一生を季節に例えられるとしたら
いや
これは何万回と昔から繰り返された
ツマラナイ屁理屈やら感傷のようなモノの延長なので
聞き流してもらっても一切構わないんだけど
人間の一生が
キミ ....
もしか キミは 一歩を 踏み出そうとしたくて
そんで そん時も まだ隣いて
ボクはバカみたく つまんナイことで 大笑いで
そんな キミに気付かないなんてしてさ
したら きっと 違う場所に立つね ....
yozo(52)
タイトル カテゴリ Point 日付
ち ょ う自由詩204/3/31 3:12
FAQ自由詩104/3/30 5:32
銃声などなく進む自由詩204/3/29 20:13
団地、午後短歌204/3/29 17:00
Confessor自由詩204/3/29 14:40
温暖化現象とひそかな苦悩自由詩204/3/29 4:33
pre ..未詩・独白304/3/28 11:35
apology自由詩204/3/26 15:56
キスをする自由詩404/3/23 1:26
ポぅくり自由詩404/3/20 5:15
夕病み自由詩204/3/20 5:11
ベランダにて自由詩604/3/20 5:00
pre-.未詩・独白104/3/19 4:55
うつむいて、少し笑う自由詩104/3/14 23:43
普通の椅子自由詩204/3/14 23:41
繁華街短歌304/3/12 20:39
夢をみるソラ自由詩004/3/11 0:43
こ え自由詩104/3/11 0:39
う た自由詩104/3/11 0:36
二人のリコーダーがドナドナを奏でるように自由詩304/3/9 23:44
少しの距離自由詩104/3/9 23:41
いィ〜チ自由詩204/3/9 23:36

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