わいが 浜に春が
きたど ちゅうで
わいが 浜に春が
きたど ちゅうで
おいも 浜に行っきたど
おいも 浜に行っきたど
....
暁に乗っていったよ
あれはね
遠い昔に知ってたのに
とても綺麗な息してたよ
あれはね
人と神様はね
重な ....
ランキングを
離れた所にも
それは咲く
暖かな場所から
離れた所にも
それは咲く
人知れない所に
一輪だけでも
それは咲く
価値だの意味だの
....
ぶつかるみたいな
かんかん、かかん
かんかん、かん、かかん
ってね
ぶつかっていくしかないんだよね
そこにね
....
360度
僕らは背中見せようを
合い言葉に
それぞれの方角へ
歩み続けている
でも
そう思えるだけで
本当はきっと
....
あらま
僕だけが傘を持っている
雨混じりの雪
雪混じりの雨
些細な事で
声荒げるより
雨混じりの雪
雪混じりの雨
降る情感の一雫に
....
様々な
目に映るものに
様々な
自身の内側を
描く
雨に溶け
音無しの行者
朽ちかけた紋様
半開きの心
一点に広がる雨
温度差に内包する視界
硝子板を辿る記 ....
欠けた月に
満月でなければと
筆を入れるより
欠けた月灯りに
広がる裾野の息を見る
欠けた月の声を聴く
欠けた月灯り ....
顔の無い意識の核に
偏心の円を回してみる
価値の無い意味を探し
理屈の無い意味を持つ
時空の皿に
感情の筆をひたりと落とす
意味の無い価値に触れ ....
上手に蓋を開けられない
オルゴールの箱は
螺子を締めるばかり
上手に蓋を開けられない
僕は
螺子を締めるばかり
上手に生 ....
地天空海
淵の無い
ただ透明な心の地上に
経験を飾り付けても
溢れることの無い
想いと願い
薄皮一枚で
道端の意識の化身が
草の息を見せる
....
雨降る街角に 誰もが傘をさして歩く
本当は孤独は 誰もの手にもあるのだろう
雨降る街角に 誰もが傘をさして歩く
背後を誰かが
通り過ぎ
夜の雲が
後悔を連れ出して
月の光に流される
僕は
ただじっと見つめるだけで
通り過ぎる破片を
見送ります
....
都会の夜に
浮かぶ
月も赤く
派生する
頼りない糸
喉が焼ける叫びを
声に換えて手繰る
風が泣く
誰に話しても
つうつうと
話し中の合図だけが
耳を ....
上から下へ
振り下ろした腕が
幾つもの振動が
うねりを混ぜた
振幅と余韻を残した
真っ黒な絵に目が冴える
二面を背負って
君と僕と貴方と私 ....
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