私は、詩を書くことが苦手である。
それはたぶんあまり自分が綺麗な言葉を持ち合わせていないからだと思う。
ここでいう「綺麗な言葉」は、詩というともすればただの散文にしかならないものを纏め ....
それは、あまりにも失いがたかったのですが
みずいろの中で
其の風がひとり花占いをしていたので
とても寂しく思ったのを覚えています。
花は
時にわたしのなかを駆け巡ると
....
君に似た音に掠めたあの日
遊、と書いた音さえも
この右側の心臓の中でほのかに響いた気がして
振り返れば
脱線した走者の流れに埋もれた小さな旗が見えました
言葉は
帰るのです
....
さようなら、
がこぼれたときに
ついた足跡が泣いている様で
ダンボールから、のぞく
空の目は
ただ無色の息を吐いていた
寄ってらっしゃい
見てらっしゃい
時間に置い ....
0.03sec.