文書リスト

あれ？キスしている
四羽の鴉が坂川で水を飲んでいる
左の二羽がくちばしとくちばしをつなげた
右の二羽がお互いにうなづきながら
世間話をしている
今日熱いすね　
　余華の『活きる』日本語版を読み、一度見た映画版の『活きる』をもう一回見ることにした。
　張芸謀監督に誘われた余華も脚本制作に参加し、映画版に小説にない要素がいくつか加えられていた。毛沢東像が　.... 　　　日本の小説を読み比べて

「詩羽のいる街」を読んだが、詩羽の説明が長くなり理屈学問っぽく、小説本来の味、完成度が損なわれたような気がした。
　
　宮部みゆきの「おそろし」の最後が個人的に　.... 虚言症スケッチ

　　　?
ぼくは自慰をしない
自慰をしたことがないんだ
どうやって自慰できるの？
医学出身を自称した彼が
重症の虚言者らしい

　　　?
甘ったれた賛美や
同情　.... 　　桜雪　or雪桜

室内の悶悶より
鳩森神社の桜の木の下へ
風が骨まで滲み込ませよう

ふいなところに盛り上がるピンクの雲
ピンクの雪がふわふわと舞う
地面で踊る
この陽気な季節
　.... 気取らない中国小説家余華の『許三観売血記』の文体

前の中国語生徒さんが中国語学習の意味がわからなくなったようで、ずいぶん上級の方なので、余華の中国語版小説『許三観売血記』を薦め　.... 映画「ディファイアンス」
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id332706/
迫る決断をするヒーロー像。
虐殺から命を守るの貴さ　.... 納棺師の仕事は、死者の人生に向かう礼儀であり、その礼儀はまた善意の愛であることを、スクリーンの中で死者の親族を改めて感化し、スクリーンの外で世界中の観客に共感を呼び、いろいろ映画祭の観客奨をゲットして　.... 　よい朗読は魔術。
　アンソロジーを目で読むだけでは分からないダイヤモンドのような立体感。
　よい朗読は詩人の感覚中心まで案内し、こっちの魂が揺さぶられる。

　十一月一日から二日、日本国内初　.... 『堀田善衛　上海日記』感想

硬い文体と予想したが、意外とスイスイと読めた。
中国語も英語も多言語もあるが、間違いと漏れ字の中国語も何箇所を見つけたが、それでもそれ自体がどうでもよ　.... 上品で淡白な和食　ねじめ正一の『荒地の恋』

　詩祭で詩人ねじめさんの朗読に魅了されて以来である。

　この小説は、中央公論文芸奨受賞された作品で、気取らない文体。
　詩人　.... 名古屋、諸田玲子の小説と李白精神

　中国の大学で村上春樹の文体という卒論を書いたわたしが、名古屋に行ったら、手羽先と鍋うどんに魅了された。
日本に移り住ん　.... 黒鷹　もう飛び去ってください
　
雪が降る前に漂う　骨までしみる寒さ
真っ白な驚喜に始まった　
救い主と幼馴染の少年の目線
静かに溶ける　スコーン　.... 彼が君ではない
　　　　　　　　　　　　　　李欣欣
　　?　　　　

　誕生日前の二日、江とドアを修理していた。なかなか開かないドアだ。わたしの家のドアか、彼の家のドアに　.... 祖母へのお手紙　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.... 栃尾神父さん、Good luck!　

四月から新浜？さびしくなるよ

祖国のネットで詩を書き
陶酔を過剰に摂取した私にパウロ二世の詩集をくれた
神父さんは教会学校の子供たちと遊んで
行　.... モディリアーニと立ち話

李欣欣
　モディ　やあ　お久しぶり元気？
　大きな白馬を見たよ　箏を弾きながら待っていたようなやつが　この異国まで　.... 帰省者と北京のタクシードライバー
　　　　　　　　　李欣欣

「甘んじる娼婦」と（あまんじる）
老評論家に揶揄された
出版界の辛辣な現実に目をつぶり
賭けに出羽待ったら
　.... 　詩も政治も

感傷な詩も書くけどネットでも叫ぶ
国際緊急救助隊を受け入れよう
いつか他の災難に手を差し伸べるように
問責を断固支持する
小学校耐震法案を作ってよ
たとえ、道のりがどんな　.... 　　
　　　地球テスト

　蓄積、蓄積、一気に出した大地の声
　竜門山の断層帯で地球がテストする
　恐竜時代からずっと活動していたから
　知られていないとか
　ただ気付いていないとか
　.... 大地の轟きと歪みに傾聴か体感か無関心かうやむやか。
蟾蜍？酒宴渦巻きの欺瞞？国益OR地球？
子たる者、親たる者の叫びに、
死者が瓦礫の下で無言に答えようとした。
歴史？人命？国際政治？単純な善　.... 日々の行動で見つめたもの
枕で見たもの
忘れられないもの
覚えていないもの
　夢の中の夢
　夢の外の夢
　書いても読む人もいないと
否定されたって
この奇妙さだけで　立派な生きがいだ　.... 　　　　
　　　　　プロとアマの違い（一押しの本気さはあるかどうか）
　
　自分の教え方を常に自省と模索しているようにする。
　もっと、何かいい方法がないかな、効率よく、楽しく、確実に中国語を　.... 　　中日友好３５周年と人間友好記念日

この日何万人が両国で往来しているとか
日経全面豪華広告
スピーチ宴会
北京王府井イベント
周恩来と田中角栄との握手の瞬間の温度
その歴史　.... 体を椅子に委ね、月を眺めたら
古代の自分に戻ったような気がした
だが、この時間が短かった

　息子が私の膝に座った
「月がうごいた」
「いや、雲が動いている」
「地球が動いている」
「　.... 　この二三日、自分の中国語学習指導法を整理しているところ、偶然なのか、必然なのか、ドイツに在住している小説家･詩人多和田葉子の詩の朗読と同区異曲な所があったと発見。
　
　多和田氏は、日経　.... 　　　詩のボクシング香川大会に対する個人的な感想

本選に欠場選手が出たので、じゃんけん大会に参加した。
入場券￥300。
一昨年から三回も見に来た方ともお話しました。審査に納得できないみた　....

里欣（27）
タイトル	カテゴリ	Point	日付
今日熱いすね	自由詩	0	09/7/27 21:37
大監督の映像も抑える中国小説家余華の筆力	散文(批評 ...	0	09/5/27 9:53
日本の小説を読み比べて	散文(批評 ...	0	09/4/24 21:13
虚言症スケッチ	自由詩	0	09/4/20 14:58
桜雪　or雪桜	自由詩	0	09/4/5 1:22
気取らない中国小説家余華の『許三観売血記』の文体	散文(批評 ...	1	09/3/10 12:35
映画「ディファイアンス」	散文(批評 ...	0	09/2/19 10:24
アカデミー賞ノミネート「おくりびと」に見られた象徴手法と音楽 ...	散文(批評 ...	0	09/2/7 23:40
よい朗読は魔術	散文(批評 ...	2	09/1/22 13:54
『堀田善衛　上海日記』感想	散文(批評 ...	2	08/12/23 20:22
上品で淡白な和食　ねじめ正一の『荒地の恋』	散文(批評 ...	1	08/12/3 9:58
名古屋と諸田玲子の小説と李白精神	散文(批評 ...	0	08/11/27 10:57
黒鷹　もう飛び去ってください	自由詩	3	08/9/9 17:45
彼が君ではない	自由詩	2	08/9/3 9:41
祖母へのお手紙　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ...	自由詩	3	08/8/18 17:23
栃尾神父さん、Good luck!	自由詩	2	08/7/20 14:21
モディリアーニと立ち話	自由詩	1	08/7/17 9:50
帰省者と北京のタクシードライバー	自由詩	1	08/7/16 9:26
詩も政治も　四川大地震への献詩３	自由詩	0	08/6/27 14:30
地球テスト　　　四川大地震への献詩２	自由詩	2	08/6/25 17:03
いつか蛍が帰郷する　　四川大地震への献詩	自由詩	2	08/6/18 20:33
奇妙な夢たち	自由詩	1	07/10/28 9:26
プロとアマの違い（一押しの本気さはあるかどうか）	散文(批評 ...	0	07/10/25 8:24
中日友好３５周年と人間友好記念日	自由詩	1	07/9/29 23:46
月見　我が家の天才詩人	自由詩	2	07/9/27 16:35
中国語指導法と詩の朗読	散文(批評 ...	2	07/9/24 9:35
詩のボクシング香川大会に対する個人的な感想	散文(批評 ...	0+*	07/9/23 9:29

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