汚れることができなくて
白いムクドリないたとき
歌と涙がきょうだいで
母はこころと知りました

嗚呼 父はだれ 父はだれ
さあ わかりません わかりません
わからなくてもよいのです
知 ....
もともとここに意味などないから
意味とか考えたって意味はないし
これからも意味ありげな言葉を

もともとここは汚れてたから
汚ないって言ったってナンセンスだし
これからも「世界は美しい」と ....
「どっちが先にあの娘を脱がせられるか勝負しよう」

あの物語を皆は太陽の勝ちだって言うけれど
俺は北風の勝ちだと思うんだ

なぜって太陽は体を裸にできたかもしれないけれど
近づくと死んじゃ ....
俺の前世は猫だったから 
半日くらい寝ちゃうのかなぁ

俺の前世は猫だったから 
雨より先に泣いちゃうのかな

俺の前世は猫だったから 
みるくみそしる同居しちゃうのか

俺の前世は ....
飾らないきみの生き方に惹かれて
俺は爪弾いた 
きみが今どの辺か想像してみる

あの頃 きみが少し見せてくれた未来の
ほんの少し手前の堤防を俺は
両手でバランスとりながら
なんとか歩んで ....
ロキッシュデザートで新しい靴を買ったら
そろそろお前に会いに行こう
ずっとすっぽかしてた約束 忘れてたわけじゃないさ
俺も空の色をそろそろ考える頃なのさ

リズムなんか時々きまぐれ それでい ....
洗い立てのシーツに寝そべって見上げた残像は
なぜかいつもやわらかな笑顔でした

余韻にしては強すぎて 写真と呼ぶには曖昧で
水のように 焔のように とけてゆきます

残された絵の具だけ ....
あの飛行機雲のように生きた証残せるかな
それは流れ星なんだ 流れ星だったんだ

そのままのこころでみあげた夕暮れは桃色でした
オレンジだと思い込んでいたけれど桃色をしていました


なん ....
人には恋がある
ウサギにもあるのかな
人には歌がある
コオロギもうまいよね

人には夢がある
イルカにもありそうだよね
人には翼もある
ペガサスみたいにさ

人は悪魔にもなる
神 ....
Cadd9ではじまるきみのアルペジオにすいこまれて
こころのみずべにほしがうかぶまるで夢のようだね

C で終わるストーリーのさき何まってるんだろう
ハッピーエンドの映画だって人生の終わり ....
あなたの胸に
耳をあてたら
はじめての音楽


街の魔物に
惑わされずに
ゆるやかに流る


とうめいの
とうめいを

何と呼べば
何と呼べば

とうめいの
 ....
そんな簡単に捨てられるような
想いじゃないから
とりあえず玉手箱にでも
大事に閉まっておくよ

実はこの箱は逆玉手で
いつか俺が年老いたとき
100年分若返って
君を思い出せるように
 ....
また今年も置き去りにした
季節が戻ってくる
君を愛したレモンのような時間

色あせても すりきれても
捨てられなかった想いと
君をなくした雨傘の後で


気づいたらすぐ終わりがくる
 ....
チュッパチャップスのテーマ

        作詞・作曲 青の詩人




ちゅっ☆ぱちゅっぱ ちゃっぷす〜

ちゅっ☆ぱちゅっぱ ちゃっぷす〜




ちゅっぱちゅっぱ  ....
夢を見ない者たちに
夢を届けにゆきなさいと
言われ
白鳥は怖気づいた

飛び立ってしまったら最後
戻れなくなるような気がしたから

その昔
どこかの国の王子だった
ことも忘れて
 ....
知らないうちに
ノックされていた

ぼくが
まだ
そう 空を見ていた頃の

思い出が甦るのは

夜明けに
似ている気がする

静かで 重くて
泣いてしまいそうになる

 ....
アイスコーヒーの宇宙に
流す白を
昨日借りてきた名作のイメージに喩えて
忘れたものを探しに行こう

切符が片道しかないなら
もう戻らなくていい

潔く海に溺れたなら
人魚に会いにゆこ ....
ときにはまったく意味もない言葉を
ならべたくもなるもんです
なんのメッセージもメタファーもない
ただただきまぐれな言葉を
ならべたくもなるもんです

明日UFOの予定があっても
睡魔 ....
世界を閉じて栞を挿れた
綺麗すぎる夜だから
目を閉じて君を隠した
消えるの見たくないから

空という言葉よりも
空の青が好きだ
君という言葉よりも
君の声が好きだ

言葉の入りこめ ....
神様がくれたまなざしで
12月のキャンパスはやわらかにぬくもる
ATMの順番待ちにいらいらする必要も無い
足元に立ってた草は
きっと一生待たなきゃいけないんだから

何のために花は咲くんだ ....
1、 白

この深い森のどこかに
真っ白な塔が立っていて
その最上階で僕は生まれた
年月を感じさせない白は
来訪者の侵入を拒むようにも見えた
世界を自ら切り離しているようだった

そ ....
ずっと気になっていた喫茶で
ブルーハワイを頼んだ
まるいグラスに注がれた液体が
一瞬で差し出された

ストローで青を吸い上げた
地球から北半球が消えてしまった
南へ行くほど薄くなって ....
ごめんね。
すむ場所が違うの。


ずっと過去の砂浜に
想いを
寄せては返し
寄せては返し
寄せては返している
忘れられないから

ザザン。
ザザザン。

もう一度 ....
さす
傘をさす
その先端で
その先端に
雨が刺す
肌を刺す
針が刺す
時計の
針が
指す
指し示す
未来に
光が射す
ペガサスの背に
魔が差す
さす
さすがに
 ....
?
ワンテンポ、世間より遅い列車から夜の街を見る。全体が黒。
闇の中にうっすら浮かぶ別の闇がビルのシルエットを象り、
挑発するようなオレンジの光が点点と妖しげに灯っている。
まるでホタルの ....
月を見ていたら
涙も
涙まじりの鼻水も
潮の味がしたから
海で生まれたこと思い出した


風は漣
木の葉は波音
空は海原
雲は島
月は
ぼくらを導く灯だ

 ....
辿りつくただひとつの島を探して
泳いでいた日々があった
そんな歌があった

{引用=
見知らぬ人よ
あなたは何処にいるのですか
めぐりあいを信じていますか}

探し続けていま ....
感じるのは
波のように不安定な今と
風のように不確かな未来
ただそれだけ

過去は火にかけて葬り去った
跡形もなく灰になった
あんなにも綺麗に燃え上がったのに
土にすがり付いて ....
空は詩をつくる最高のモチーフ
君は僕をつくる最高の暇つぶし

息してても
腹がへっても
ぼんやりしてても
僕らは書いているのです
時の手帳の空白に

忘れないように
つまり ....
空―。


丸みを帯びて広がる この澄んだ青が
とてつもなく大きなひとつの目だとしたなら
その目はどれほど大きな世界を見ているのだろう

その目をもってすれば
果てしなく広がり ....
青の詩人(100)
タイトル カテゴリ Point 日付
文書グループ
zoo文書グループ07/7/2
絵空言-e sora goto-文書グループ07/7/2
投稿作品
ここのは自由詩409/10/16 1:10
タタク自由詩109/8/21 16:45
北風と太陽のお噺自由詩109/8/21 16:39
俺の前世は猫だった自由詩1*09/7/12 0:33
きみの夢自由詩2*09/7/11 3:35
ロキッシュデザート自由詩1*09/7/11 3:02
願いごと自由詩5*09/7/7 2:15
流星Sunset自由詩1*09/6/30 15:04
風Crow自由詩2*09/6/25 3:31
アルペジオ自由詩1*09/6/22 3:13
すきと るるる自由詩109/6/21 5:55
逆玉手箱自由詩4*09/6/13 6:12
夏のような恋自由詩409/6/13 5:45
チュッパチャップスのテーマ自由詩209/6/13 5:44
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