人は心なんて形のないものに
絆なんて求めたりする
なんて儚いんだろう
なんて切ないんだろう
しかし絆は
確かに存在する
この世にそれが希少なことは
ガンジスの砂の中で
たった一粒の砂を ....
復讐は終わった
肺腑をえぐる愛は続く

青空がただ輝く
睫毛にともる光の屑が
眩しい
君を愛するのなら
今日一日
いいことが無くていい
太陽が輝いている
それだけのことに
感謝だ

君を愛するのなら
明日一日
いいことがあるといい
明日もおもいが通じない
一日がつ ....

君の人生と
私の人生は交差した
何物にも替えがたい
時が光る


君の命は花咲いた
しかし
この恋は仇花
何の果実もつける筈もない

祈りが虹になればと思う
現実でも ....
春風に舞う桜も
あるものは ひらり 舞い落ち
あるものは 高く
天空へと舞い上がる
舞い落ちる花々は
人々を楽しませる
これも人生。
舞い上がる花は
どこまで
どこまで行くのだろう
 ....
君といつまで一緒にいられるだろう
残された時間に
私は戦く
君と永遠の愛を生きたい
生きたいけれど

永遠などあるのだろうか
人は一瞬の中にあると言うけれど
あの思い出だったのだろうか
神は死んだというれど
人間は生きている
まだ
生きている

一つのことに賭けることができるのが
青春の強さであり
脆さ
私は人間として生まれて
まさに青春を生きた
まさに
一つの ....
行き場を失った哀しみは
どこへ
どこへいくのだろう

蒼い蒼い空に
吸い込まれていったのだろうか

サラサラ サラサラ
流れていったのだろうか

行き場を失った哀しみは
いったい ....
君を好きに
ならせてくれて
ありがとう

今日も僕は
僕の宿命と
戦っています
私の楽観主義は
現状は必ず変えられるとの
信念に基づいている
故に強くあろう
しなやかであろう
なんとしても負けない心を持とう
せめて私の全人生で愛を感じたい
せめて私の全人格で愛を語りたい
寒風の中にも
日差しは感じられる
心に咲く花は
何色だろう
決めなくては感覚は得られない
これはクスリの話ではない
何事も
決めなくては
感覚は得られないんだ
決めるという事は
信じるという事
信じなくては
感覚は得られないんだ

暁星が東 ....
愛するとは
私の全人格をかけた戦いであり
私の躰のどこを切っても血が流れるように
私の人格のどこを切っても愛が溢れるようでなければならない
それは命の内側から人を愛するということ
ひとりの人 ....
代価は支払わねばならない
そんなこと考えていると恐ろしくなるよ
生まれて死ぬことが
こんなにも恐ろしいことだなんて
生きていることが
こんなにも犠牲を強いることだなんて

厳しい因果律の ....
人を愛そうと思ったよ
よく晴れた12月の朝だった

人は誰しも
美しい面と
醜い面を持っている
それを知ったとき
恋は萎えそうになった
だけど
あの人は人を愛している
その事実を知 ....
光がある
ということが
どんなに素晴らしいか

窓辺より五月の風がそよぐ
風は陽光に照らされ
照らされて
光の音律を奏でる
私は光を呼吸し
この世に希望があると知る

ああ太陽
 ....
失ってから
はじめてわかる事って
あるんだよな

だから君を君を
大事にするよ
二度と失わないように

君の瞋り
君の憎しみ
君の喜び
すべてすべてを受け取って
君を
離さな ....
君は遠くを見つめていたね
それは私には届かない光

君は更に遠くを見つめたね
それは私には届かない空

君の行く先は更に遠くだね
それは私には届かない都

君をいつまでもいつまでも見 ....
信じること
それは
輝く労作業

今日も君に祈りを送るよ
それが私にできる
精一杯の
作業だ

ありがとう
祈らさせてくれて
ありがとう

健康であれ
無事故であれ
幸福 ....
その問いには答えることができない
答えることができないんだ

人生の意味なんて
問う方が間違っている
答えたとしても
それは絶対的な領域には
触れることもできない
答えることができたと ....
ゆっくりと冷えていく
原子炉の中で
何が起こっているか
誰か知らないか

原子炉建屋の中で
作業する人達の
悲劇を誰か知らないか

家に帰れない人達の
悲劇を誰か知らないか

 ....
晩秋の午後の光が
逆光となって何も見えない
あれから何十年も経った気がするけど
たった12年しか経っていない
いろんな事があった
本当にいろんな事があったけど
やっと君を赦せるよ
今の君 ....
絶望が深まれば
深まる程
私の信仰は
高まっていく

どうかあの人の
最後の願いが届いて
幸せになりますように

本当に大切なこと
今夜こそ
教えてほしい

今日の光は
今 ....
言葉を持っている以外
何も持たない僕だから
何も持たない者の軽やかさで
今日も僕は舞うよ
今日の青空は
普段より青かったよ
これは事実だよ
何も持たない僕だから
せめて一冊の詩集だけは ....
君が去った後は
青春の薫り
薫りしか残ってないから
君はもう居ないのだと
強く感じる
薫りが残っているから
君の事が忘れられない
君が去った後は
青春の薫り
この無量のポエジーを
どう表現しよう
表現しても
表現しても
表現し尽くせない
それが「詩情」
ポエジーは秋の空を
駆け上がり
駆け巡る
名も知らない鳥の声が
私の詩情をかきたてる ....
生きるのを思い詰めたら
あの角を曲がろう
そしてダウン・タウンに紛れ込むんだ
一文無しの
ありのままの姿で
そして私は翔んでやる
想像力は限界を超え
はるか宇宙へと飛翔する



 ....
詩人は呪われた一族だ
言葉というかたちの無いモノに
囚われ彷徨う一族
歴史の最下層から
民衆のおもいを汲み上げ
誰も言えなかった事を
真っ先に吟う
だから権力者に嫌われ
迫害される事も ....
スクランブル交差点で
信号を待っていた
私は愚かだ
そんな哀しい想いに
縛られていた
Fly high―
しかし私は翔んでやる
赤信号の向こうの
青空に誓っていた
高く
高く高く高 ....
君との出会いは
私にって
一つの幸福でした
Fly high―
地によって倒れた者は
地によって立つ
Fly high―
高く飛ぶにはどうしたらいい
地を這う生活が長い
私の生活では ....
渡辺亘(587)
タイトル カテゴリ Point 日付
自由詩214/4/15 14:26
えぐる自由詩114/4/14 15:24
君を愛するのなら自由詩114/4/14 12:53
祈り自由詩214/4/11 23:08
人生と花自由詩314/3/31 23:32
残された時間自由詩014/3/31 14:11
神は死んだ自由詩014/3/16 19:06
KA NA SHI MI自由詩014/3/6 8:31
断片自由詩114/2/26 14:23
友よ強く自由詩114/2/26 11:32
自由詩214/2/18 16:03
痺れ自由詩014/1/24 4:36
断片自由詩214/1/14 21:58
暁星自由詩214/1/13 7:24
愛の深度自由詩113/12/25 9:56
Delight自由詩113/12/24 22:30
失い自由詩013/12/12 11:21
自由詩113/12/6 13:22
祈り自由詩113/12/6 13:07
絶対領域自由詩013/11/28 6:05
_自由詩213/11/25 3:18
赦す自由詩113/11/5 15:33
四つの呟き自由詩113/10/31 19:23
軽やかに自由詩113/10/21 23:23
薫り自由詩113/10/18 14:09
表現しても 表現しても 表現し尽くせない自由詩113/10/18 12:54
Fly high自由詩113/10/15 21:18
呪われた一族自由詩313/10/14 1:05
Fly high自由詩113/10/11 23:22
自由詩113/10/9 21:33

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