忘れるなよ
お前が深淵を見つめている時
深淵もまたお前を見つめている
恐れるなよ
時代の闇に飲み込まれるとも
必ず私は生還すると
どうでもいい
もうどうでもいいよ
そんな事
誰が悪かったとか
関係ない
問題はあの事件によって
運命が決定的に
あの方向に行ってしまったことだ
掴む
幸福を
どうしたってダメージは残る
どうすればいい?
五十年生きて
自分が特別じゃない事を知った
でもいいんだ
人間としての正道を歩んでいると
誇れればいい
自己とは何か
世界とは何か
それが解らなければ
生きている甲斐がない
大いなる問いが
大いなる答えとなる

師が教えてくれた
一本の道
辿り来て未だ山麓
五十にして迷いあり
一本 ....
所詮物語は自分の中にしかない
物語をどう書き換え
幸せな終わりにするかは
自分次第
所詮物語は自分の中にしかない
今日一日を生きる命が
とてもうれしい
本当に感謝する
私は今
死の恐怖をも克服している

君への妄執を手放す時が来ている
そう感じる
苦しかった。

もんどり打って倒れる程だった。

でももう大丈夫。

薬を飲んでいるし

家に帰れば温かいごはんがある

気持ちがおさまるまで時間がかかったけど

俺は赦されて ....
あの人は生命力の塊のような言葉を
私に打ち込んでくれた
今日よりは
他人を羨む暇があったら
自身の向上に努めよう
この命尽きるまで
勝利勝利の連続であろう
生きるということは
闘うということなんだ
今日も統合失調症の薬を飲み
屈辱に耐えて生きる
生きるということは
闘うということなんだ
今日も湧きあがる悲しみと闘い
自分の心をよいしょと持ち ....
人も時代も変わっていく
私は無常を越える
常住の法を求めて旅をする

哀しみも苦しみも幾年月
最も苦しかった日々は
最も輝いた日々だと感謝する

人も時代も変わっていく
私は無常を越 ....
世界は輝いている
それは
私の中に希望があるから
世界は輝いている
それは
私の中に勇気があるから
希望も
勇気も
私の中にある
見て欲しい
今は錦秋
紅葉は今が盛り
命は燃え ....
私は生きた
愛した
戦った
それは私が
徹頭徹尾
人間だったと言うことだ
あの人に
人生への愛を教えてもらった
いのちが晴れる事を教えてもらった
青く
果てしない空
私の心は今 澄んで
深呼吸をした
飽くまで
人生の中の
平凡な一日の事だった
この地上には
自殺するほどの絶望があるんだよな
私が生きている理由は
あの人との絆でしかない
尊い尊い
この絆。
私が死んでも
また生き返って
あなたとの絆は
ますます強くなるばかり ....
リルリ


ザネリ


リルリ


ザネリ


あの時も
あの時もあの時もあの時も
私は守られていた
人智を遙かに超えた
「おおいなるもの」に
感謝する


リ ....
自分が不幸なことを
時代のせいにしてはいけない
むしろ時代に没入し
時代を生ききることで
時代を超越出来る


リルリ

ザネリ


リルリ

ザネリ
遠き一日
遠き一日が過ぎる
今日も生きていることに感謝できた
遠き一日
遠き一日が過ぎる


リルリ

ザネリ


リルリ

ザネリ
さようなら
さようなら
みんな簡単に手を振るけど
この夏は
一度きりの夏

君も
甘夏色の帽子を振って
家路につくんだね
リルリ。

ザネリ。

生きていくことは困難だが
同時に希望を教えてもらった
先生に


リルリ。

ザネリ。

生きるのは底知れない闇との戦いかもしれない
同時に私は勇気 ....
どこに行こうが
私自身が闇なら
そこが闇だ
光あれ
光あれ
夏よ
灼熱の太陽を
我が胸に宿せ
否応なく
夏ははじまり
否応なく
夏は終わる
万物共生の大地よ
太陽よ
今年最後の
光を与えてくれ
人も街も変わる
変わらないのは
私の心の中で微笑んでいる君だけだ
君との思い出を
死ぬまで抱きしめていくんだろうな

また次の生
そしてまた次の生で
逢いましょう
生きると言うことは
苦悩すると言うことなんだ
歓喜すると言うことなんだ
戦慄すると言うことなんだ
羽ばたけ
希望という名の翼を翻し
人生の辛酸を嘗め尽くすがいい
戦慄の嵐が心を支配し尽く ....
死は必ず来る
だから一日一日を
一瞬一瞬を
惜しむように生きる
全て全てを受けとって
価値創造の一生を生きる
誰でも苦悩や課題を抱えて
一日一日奮闘している
時には泣きたい事だってある
それでも克服しようと頑張っている
それが生きると言うことなんだ
その意味でみんな平等なんだ
あの人の事を思うと
今でも心がふるえる

あの人がどんなに強かったか
あの人がどんなに優しかったか

私自身
あの人にどんなに励まされたか

あの人に恩返ししたい。
そのための人生 ....
心配事や悩み事は
たくさんある

それでも
今日一日を愛し
この一瞬を愛おしみ
生きていくしかない
今から
ここから
はじめてみよう
希望は
必ず見つかる
痕がある
誰にも知られたくない痕がある
痕が疼く度に
歯を食い縛る
今はそれだけしか出来ない
やがて痕が
わたしを生かす為の
糧と成る事を祈る
欅に光が射して
陰が濃い
もうすぐ夏が来る
万物成長の夏が来る
深淵に手を触れた時
何を感じましたか
悲しみも苦しみも幾年月
人生が喜びに
満ちていきますように
渡辺亘(560)
タイトル カテゴリ Point 日付
無題自由詩1+24/4/9 15:47
決定的自由詩024/4/8 15:40
無題自由詩124/4/8 11:21
大いなる自由詩024/4/2 22:38
所詮自由詩124/3/18 13:09
空へ自由詩124/2/13 17:54
無題自由詩024/1/26 11:37
自由詩024/1/22 21:18
闘い自由詩0+24/1/18 11:51
常住自由詩323/12/7 21:27
歓喜自由詩2+23/11/5 15:26
無題自由詩223/10/18 16:46
空へ自由詩323/10/13 15:44
自由詩123/10/11 11:36
ザネリ自由詩123/10/2 17:42
時代自由詩523/9/1 16:22
この一日はこの一日自由詩123/9/1 15:12
甘夏(再掲)自由詩3+23/8/10 17:23
生きる自由詩123/8/10 10:11
灼熱自由詩223/8/7 16:35
自由詩123/8/7 16:33
恋しい人へ自由詩123/8/1 15:05
沃野自由詩023/7/10 16:03
_自由詩123/5/31 17:43
自由詩223/5/30 14:02
自由詩323/5/24 10:55
生活自由詩023/5/22 12:10
飛翔自由詩323/5/14 2:53
自由詩123/5/10 11:41
_自由詩123/5/8 16:31

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