さんまさんが言っていた
「生きてるだけで丸儲け」
ホントにそうだと思う
生きてる事に感謝できれば
あとはもう何もいらないね
太陽が輝いているだけで
空が青いだけで
空気があるというだけで ....
さようなら
さようなら
みんな簡単に手をふるけど
この夏は
一度きりの夏

君も
甘夏色の帽子をふって
家路に着くんだね
蝉時雨しか聴こえない
それがどんなに
静かで豊穣なことか

思えば遠くへ来たもんだ
俺はもっと平凡な人生を歩むと思っていたよ
それがどうだ
こんな仕事に就き
こんな病を得
こんな人と ....
もしこの一瞬が
輝いているとしたら
それはなんと荘厳なんだろう
哀しいのだろう

夏の最後の日
青春は
見事に
散った

ミモザの咲く森で
逢いましょう
哀しみと共に来り
哀しみと共に去っていく
あの人は誰?

夏の暑い日
爽やかな哀しみと共に
私に涼を与えてくれた
あの人は誰?

苦しみも痛みも
爽やかに消し去ってくれた
あの人 ....
夏の窓辺に座り
そして
待っていよう
ポエジーを

最後にして最高の夏が来た
アンドロメダから夏が
僕は君の心に
夏の焼印を刻んだ
ただ
君の返事を待つ
そう
今年の夏は
待 ....
な? これは絶望に値するだろう?
その時友人は言った
僕は何も答えられなかった
しかし先生は言った
「希望がなければ
 自分が希望になればいい」
なんという力強い言葉
気休めでも
同情 ....
哀しみの三丁目で
僕は考えた
なぜ人はこうも苦しみ
憎み合うのだろうかと
しかし人は
愛し合い
慈しみ合うこともできる
先生は言った
「人の前に火を灯せば
 自分の前も明るくなる」
 ....
あんな思い出もあったね
こんな思い出もあったね
中には君を苦しめる思い出も。
荒ぶる記憶は君の心の中を目茶苦茶にし
破壊し尽くした
大丈夫
僕が君を100年守ってあげる
思い出したら僕の ....
もう僕はくよくよするのをやめることにした
だって空には太陽がある
僕には信仰がある
希望があるじゃないか
多少のことがあったって哀しむな
あの絶望を乗り越えて来たじゃないか
絶望こそが希望 ....
言葉で語られるほど
俺の傷は浅くもなければ単純でもない
逢魔が時
物の怪との戦いは深傷を負うまでに至った
今日もフラッシュバックが俺を襲う
ただ先生だけが俺の希望
先生だけが俺の希望
春だから
でしょうか
あたたかな風が吹いているから
でしょうか
何でもない小川の縁に
何でもない白い花を見つけました
白い花は
「それでいいんだよ」
と言ってくれているようでした
人 ....
どんなに悔しくても
どんなに悲しくても
どんなに苦しくても
生きなければならない。
なぜ生きているかと言えば、
出会い

あるから。

私には先生との出会いが
生きる鍵になりまし ....
病気になったからこそ
命はそれぞれ
使命を持って生まれてきたのだと
強く実感できる
僕は強く生き抜いて
同じ病気になった人を
励ますことができる
師は言われた
「人の前に灯りをともせば ....
何故だかわからないけど
生きてることが
情けないほど
悲しくて
悲しくて
仕方のない春の夜には
先生のことを
思い出して
自分を慰めようと思う
そして
宇宙の広さに
想いをはせ
 ....
たぶん人生って
悲しくて
情けなくて
つらくて
しんどいものかも知れないよな

だけど俺はつながりを求めていく
大空と
太陽と
大地と
大海原と
草と
虫と
樹と
花と
 ....
こんなことになってしまったけど
もう誰のことも恨んでない
恨んでないよ
雲の上には
また青空が広がる
それだけで充分じゃないか
希望と絶望の勝負なんてつかねえかも知れねえぞ
ありゃダブルスタンダードでねじれてるから
そんなことを聞きながら悲しみを通り越して歩いて行ったら
白い白い世界に着いてしまった

あの人に会えた ....
私の胸から発する悲しみが
昏い宇宙を亘り
やがて優しさとなって
あなたの胸に届きますように
悲しみにもみくちゃにされて
いつの間にかこんなところに立っていた
そしてそこから
根が生えたように
動けなくなってしまった

春 夏 秋 冬
 春 夏 秋 冬 と
どれくらいの時が経っ ....
コンビニから車の列を見ていた
それは果てしなく続いていた
果てしなく・・・

所詮自分の人生は
自分で引き受けるしかないのだから
強くなるしかない
強くなるには
一人では駄目だ
誰か ....
青い青い大空を見上げるのは
人を恨むためじゃない
広い広い大海原を見るのは
人を憎むためじゃない
大きな大きな樹を見上げるのは
人を裏切るためじゃない
人が生きているのは
苦しむためじゃ ....
怨みや瞋りや憎しみを乗り越えようとするなら
相当な覚悟が必要だ
それには
相手を尊敬するしかない
相手に感謝するしかない
君のお陰で私は強くなれた
君のお陰で私は優しくなれたと
先生は言 ....
許せない
許せない
そう思い詰めて
12年も経ってしまった

恨む心が
生きる力を蝕んでいく
憎む心が
生きる力を削ぎ落としていく
いつの間にか
いつの間にか
私はこんなところま ....
精神科で診察を待っていると
世界の涯てまで来ちまったなぁと思う
しゃがんで煙草を吸う少女
無気力な眼で空を見つめるおばさん
この風景の中に私もいる

悲しんでも悲しんでも
時間はもとに戻 ....
世界がどうあるかではない
私の魂がどうあるかだ

それと同時に
世界がどうあるかは
私の魂の問題と同義

その時
私は世界と共に生きる
女優は人生を生きている
大衆の眼に晒されながら
その矛盾を解消することもできずに

私は人生を生きている
この世界の広さに
耐えることもできずに

死を覚悟した者にしか
それは解消で ....
くもりなきまなこで世界を見たい
その美しさに眼はつぶれるだろうか
その醜さに眼はつぶれるだろうか
せめて死ぬ時は
私の心と体が
光に包まれることを
祈る
報いを受けたからって
赦されるとは限らない
だけど赦してやる
赦してやるよ
自分も
お前らも
この傷の痛みと共に
赦してやるよ
赦す以外に
一歩もはじめることができないから
赦して ....
これだけは秘密にしておきたかった
本音を言うと
僕は先生のために死にたかった
だけど死ねなかった
生きろと言われたような気がした
先生のために生きてみようと思う
人生は理不尽の連続だけど
 ....
渡辺亘(576)
タイトル カテゴリ Point 日付
ひかり自由詩216/9/6 18:51
甘夏(再掲)自由詩216/8/16 16:18
思えば遠くへ来たもんだ自由詩216/8/16 11:24
最後の夏自由詩116/8/9 20:28
暑い日自由詩216/8/9 17:02
自由詩116/7/16 11:46
希望自由詩316/5/19 20:50
哀しみの三丁目自由詩216/5/16 9:26
無題自由詩216/5/12 13:13
希望自由詩216/5/9 13:18
俺だけの希望自由詩216/4/28 14:33
青空のもと自由詩116/4/25 13:52
なぜ生きるか自由詩116/4/13 12:46
統合失調症自由詩216/3/22 12:46
春の夜には自由詩116/3/20 19:48
体調が悪い時に書いた詩自由詩416/2/29 16:10
渾身の力をこめて自由詩316/2/26 13:29
出会い自由詩116/2/24 16:19
呟き或いは叫び自由詩116/1/29 18:41
冬に自由詩316/1/12 10:01
無題自由詩416/1/5 17:24
祈り自由詩415/12/18 10:42
無題自由詩115/12/15 15:12
生きる命をとりもどす自由詩315/12/15 9:57
世界の涯て自由詩915/11/19 19:09
魂の問題自由詩115/11/15 3:17
二項対立自由詩215/11/11 14:34
自由詩315/11/11 12:47
駄作だけど自由詩215/10/30 11:53
無題自由詩115/10/23 17:09

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