夏は哀しい季節
全生命が伸びようとする
それ故に
哀しいのです
時代は益々混迷の度を深める。
今、この時
詩が何かの役に立たないか。
詩心は宇宙の果てまで旅する事ができる。
そして自己の中の奥の方の声も聴くこともできる。
このコスモロジーは
必ず人間を ....
なんという人生への愛だろう
あなたの哲学を聴くと
いつも私は歓喜する
なんという人生への愛だろう
信仰とは
無限の希望に生きること
なんという人生への愛だろう
夏は哀しい季節
万物生命が
命を燃焼させるから
ただただそれが
とても哀しいのです
秋になれば
私は何者にでもなれる
夏の哀しみが
私にそうさせるんだ
私は詩人
泣きたい気持ちをぐっとこらえ
詩を書くんだ
夏の哀しみは
私の哀しみ
涼しさを運んでくれた人は
私の恋人
この暑さが
哀しくて
哀しくて
いやになる
哀しみよ
私の体を通り抜けて
喜びとなれ
生きるということは
哀しくて
情けなくて
格好悪いことかも知れないよな

もしかして
生きるということは
あたたかくて
せつなくて
喜びに満ちているかも知れないよな

哀しみを通 ....
人間性をどう回復するか
それだけが問題であって
あとは些末なことだ
やはり人間と人間のふれあい
切磋琢磨の打ち合い
それが大事だろう
バスに揺られて考えた
いつかきっとこの哀しみを乗り越えるため
大変な勇気を必要とするときが来る
その時になって慌てないように
私は今日も生きよう
生活を自分の物とし
生き生きと生きよう
 ....
想いは風に乗って君の住む街へと届く
歓喜を君に届けたくて
今日も詩を書くよ
そりゃあ生きている限り
哀しみと無縁ではいられない
だけど私は詩を書くよ
誰もが望んで言えないことを
私は恐れ ....
あの時僕たちは
青春のど真ん中にいた
その尊ささえ知らず

ミモザの咲く森で
今度は初夏に逢いませんか
この絶望をどうしよう
むしろこの問いが
私を強くする
負けているばかりではない
必ず勝って
先生に報告するんだ
大いなる問いの果てには
大いなる答えが待っている
大いなる誓願の果てには
大いなる勝利が待っている
大いなる何かに殉ずる時
大いなる境涯が開かれる
資本主義がこの世の中を
現実に動かしている以上
コミットするしかない
しかし資本主義は万能ではない
人生に哀しみがつきまとう限り
詩ができるのと同じように
哀しみの翼と共に
翔べよFly high
何度でも言うよ
人生に哀しみはつきもの
むしろ哀しみを糧に
飛ぶしかないんだ Fly high
生きることは哀しむこと
哀しみの川の流れに
棹さして渡ること

生きることは悩むこと
苦悩の密林に入り
迷いながら歩くこと

生きることは喜ぶこと
君に再会できたと
深い感動と共に ....
私は不能となる
あなたに接触する時
何もかも忘れて
滂沱の涙を流すしかなくなるのだ
ああそうだ
俺は何度も酷い目にあいながら
戦い抜いた
瀕死の重傷を負いながら
何度も立ち上がった
外野の声なんか関係ない
俺は俺なんだから
この地上に生きていることでさえ
リスクをとらねばならない
哀しいけどこれが現実
人生にはどうしようもなく
哀しいことやつらいことがある
だからこそ
人に寄り添う哲学が必要
翔べ
高く翔べ
翼よ
光の方向へと
ただ翔ぶがいい
哀しみも苦しみも
高く飛ぶための突風に過ぎない
高く高く
翔べよ Fly highー
太陽光線
待っていた
太陽光線を
願わくばその明るさで
私の全人生を照らしてくれ
太陽光線とは先生
私の人生を照らすのは
先生の思想と哲学と行動なのだ
許す事しかできない
私達は
全体に包摂されているから
許す事しかできない
私達は
新しい生を得るために
前進する足場が必要だから
私達は全体に包摂されているから
良い詩を書くには
嵐のような運命を必要とする
詩人は運命という溶鉱炉の中から
金の詩を鍛錬する
生と死をかけて人間を愛せ
生きて生きて生き抜くんだ
哀しがる君の横顔を見て
私は励ました
確かに人生は困難が多い
しかし困難を乗り越え
山頂に立てば
また新しい景色が広がる
哀しがる事は無いんだよ
現実を見つめる楽観主義で行こう
さあ
 ....
泣いても無駄。
時は戻って来ないのだから
ならば生きている内に
為すべき事を為すしかない
厳しいけどこれが現実
人を頼んでも無駄
自分でやるしかない
哀しみから哀しみへと至る
光の回廊の中で
涼しさを運んでくれた人
それは私だけの風
命の発露であったのだ
私は予感している
生きていることが
どんなに苦しく
つらく
情けないことだとしても
生きている生命は
それだけで尊いのだと
私は予感している
悲しみに暮れた
この生命でも
必ず喜び ....
事態がこうなった以上
ゆっくりいくしかない
焦らずいくしかない
精神科の待ち合い室でそう思った

急ぐも人生
焦るも人生
しかし私の人生は
ここから出発するしかない
ゆっくりいくしか ....
大丈夫だよと言う
君の言葉に僕は泣いた。
ありがとう
ありがとう
ありがとう
少しでも、不安が取り除かれた
春の暖かい日
哀しみよさようなら
この人生で後悔はしていない。
特に統合失調症になったこと。
むしろ誇りに思う
精一杯人生を生きた証だと
雲の上には
アオゾラが広がる
それだけで充分じゃないか
渡辺亘(587)
タイトル カテゴリ Point 日付
哀しい自由詩220/9/6 20:22
コスモロジー自由詩020/8/31 15:11
なんという自由詩020/8/28 15:14
哀しみ自由詩120/8/28 14:19
断片自由詩120/8/24 10:50
自由詩020/8/22 19:24
生きるということは自由詩020/7/17 17:38
断片自由詩020/7/15 11:08
無題自由詩320/6/8 13:40
想いは風に乗って自由詩220/6/5 10:24
ミモザ自由詩120/5/28 18:19
断片自由詩020/5/2 19:01
賛歌自由詩120/4/7 17:40
資本主義自由詩020/4/7 16:21
Fly high自由詩020/4/7 15:58
生きる自由詩020/4/3 17:13
忘れないでね自由詩020/3/16 15:21
断片自由詩020/2/17 17:28
自由詩020/1/20 13:13
Fly high自由詩0+20/1/10 17:44
先生の哲学は太陽光線自由詩120/1/10 16:27
断片自由詩119/12/26 17:52
運命自由詩1+19/11/14 16:08
哀しがる君の横顔自由詩019/10/21 9:33
断片自由詩119/9/26 16:02
発露自由詩219/7/31 9:28
予感自由詩019/7/30 10:49
断片自由詩319/6/15 11:01
自由詩019/4/23 14:31
いつものこと自由詩119/4/23 11:44

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