世界を言葉で殺しにかかる
(喉元にのびる手) 
無名の、しがらみのない、無名の作品(殺人事件)

一日目、今日で四日目が終わる

三日目、
 お尻をかいてると ....
  目をつぶって 右へ左へ
  曲がりくねってさ
  幸せな日が
  手を繋いで
  迎えにやってくるよん

  本当にきみが拍手したい
  ことに出会うまで
  キス ....
『あやとり』
 (夜のメモ書きにそれだけが残されていた 次の日
  しばらく考えていると 絢香、トリ という言葉が浮かぶ
  去年の紅白は絢香の歌がとてもよかった 彼女を ....
 脳のかゆいところ

 脳の痒いところを探して頭の地図をダウジング

3日後、気まぐれに女に言い寄ってみる

 相手にされない

3日後、メリーゴーラン ....
 シクシク泣いたピアノの鍵盤 
 モジャモジャ音楽家弁当弁当の鼻をかむ紙が足りない
 おネエさん ティッシュくだちい
 釜めし弁当弁当の釜がUFOとして撮影されている ....
 車が三角になって走る

 首の太い太陽が 時間の想い出の中で

 約8つ転がっては過ぎ 人びとのオシリの穴から

『あそびは オワリ』 のうんこ文字が綺麗に出 ....
 ,音 ‘ という女が(回覧版)を手渡してくる

「お祭り騒ぎというめしべ」が回覧版に挟まれている

 足がツッた人から『順』にクリスマスという山へ登り
 谷を下ると鏡餅とい ....
木が倒れ
声は枯れ
栄養忘れの
内臓は腐り
夜は怒り
怒っちゃやーよと
雷はスベリ
鼻は咲き
泥が湧く
苦雪は山を覆い
空は雲を押し倒す
風の ....
死の淵の
沼の中から浮き上がり
息を始める餓鬼の手があり




 幽霊の ように生きるアナタ 目の隅に



 ひとつふたつ みっつよっつと あてもなく ....
二百円分の
ガソリン入れて
バイクは過去走る




  『 白 黒 』



昨日歩いた陽気な商店街は一ヶ月も前から閉店している、今日。
公園と庭園(公園と庭園を)繋 ....
ウーさんとサーさんが 
小声で話をして 叩き合ってわらっているね

不幸そうなンーさんが近づいて耳をそばだてているよ

眼光鋭い 腐りかけのクーさんが
ウーさんとサ ....
 昼、何もしたくなくて眠くなる寝る
 夜、皆は寝入っているので 
 静寂は 何かを創ってみたくさせる
 脳の中、あらゆるイメージとひらめきが遊び回り
 皆の夜の ....
 人形と メールをし合う 人形と



 絵画と 踊り明かす 絵画と



 入ってる 入ってないと 気のはなし



 嘘世界 ま ....
 しんしんと  雨 降 る 神 話 の  少 年 少 女



 彼と彼女の 眠る世界は 生命を寄せつけず



 蟹歩き してみたもの ....
 それは鳥  鳥 鳥 鳥  鳥じゃない



 そんな広さが あったら海だと いいのにな



 人もよう 走り去って ゆくの虹



 想い出の もれ ....
極めて小さいムカデが肘置きに隠れていて
散歩よろしく腕の白いところを這い回ってすぐに引っ込む
探しても見つからない陰に隠れてしまっていなくなる
何十本かの足のざわめきが 今か今か ....
木から黒い実がパラパラ落ちて少女の肩をたたく
少女の肩カバンには財布、化粧ポーチ、タオル、日記メモ帳、
携帯、ティッシュ三つ、ミニサイズのクマのぬいぐるみが
隅に座ってい ....
うしろを振り返ると眠っている
朝の窓ノ外に鳥の羽音は響いて○○は眠っている
日付と時計はまばたきし忘れて
のどかな何もない街の景色は半分死んで眠りだしている

 ....
 少年が 夢一夜追う 機械未来


 謎めいた 花謎めいた 花 花 花


 回らない 扇風機の顔 呆けてる


 赤い玉と 白い玉あげる 宇宙人に
 ....
いつもよりゆっくりに
同じ場面を進んでいる
足踏みが一歩多いよな
グラデーションは
秋の日と夏の終わりの

何者へと変化してゆくのかしら 静かにアタシは

木の ....
  1

海の上の船を歩む
海老の背中に乗って 後ろ向きに逃げる
海の底には 車が待ちつくしている
熱帯魚の群れは 信号で止まり右折する

海面は二階の真下に ....
タタンタ タンタタ タタンタタタタ

タ―ンタ ンタッタ タタンタタンタ―

タ――――ン タタ――――ンタ―タ――ン

ンタ ンタ ンタン ンタンンタンタ ンタタタ

タ ....
赤 白 青い 黄 緑

橙、紫、茶、桃色


ただいま もうひと眠り中です
しばらく お待ちください ペコリ



少女欠伸
少女寝起き
少女イヤリング
少女 ....
風が目を瞑ってる

 大鴉のブランコに乗ってきたの?

綿毛のメロディを髪飾り

 青空の銅像たちと仲良しになれた?

春夏秋冬 どれが好き?

 キミのことが好き
 ....
おヘソの下ンとこが痒い痒い
鼻の穴もかゆいネ まぶたも
メガネを置く目の間のところ汗かいて痒いね
頭が痒い
さっきのおヘソの下ンとこ また痒いゾ
掻いている手も痒くなって
 ....
エヴァンゲリヲン、牛乳を飲む!
ガンダムも、牛乳を飲む?
のりピーも牛乳飲んじゃう?
牛乳屋さんは大忙し

エヴァンゲリヲンって岸本くんのあだ名で
ガンダムって ....
強権としての警官
加害者としての
狂気としての
悪徳としての警官のただのおっさん
強欲としての制服
生活を脅かす者として

逃げるバカボンのパパ
乱暴者としての ....
 少女の胸をノックする
 自分の胸をノックする
 聞こえるのは日付と曜日
 それもよくわからない

 18月緑曜日
 25月五目曜日
 116月アイロン曜日

 (太陽ふ ....
広大な海洋に寝そべる岬、山へと連なり

遥か太陽は雲間から 一つ一つの波模様を

黄金色に照らし 鏡にしていく

不穏で途切れることのないクジラのような雲は ....
 冷たい虫が脳の中を泳いでいる

 足を大蛇に巻きつかれる
 締め上げられる
 丸飲みされていく

 柳が風にゆら揺らいで
 人影が立つ

 海へ入ると息 ....
ヨルノテガム(292)
タイトル カテゴリ Point 日付
世界を言葉で殺しにかかる(喉元にのびる手) 無名の、しがらみ ...自由詩210/1/24 1:37
ワンダフル自由詩210/1/17 3:03
正月日和 (づっとつづくといいナ)自由詩010/1/12 6:10
神経パルス ピピピのピ自由詩109/12/31 5:16
あなたに出会えて本当によかった 言葉にできない自由詩009/12/29 6:10
Fィ—リン Hァピィ ワンダ—・・・自由詩3*09/12/23 19:01
『「・・・・・・(・・・・・)・・・・・・・」』自由詩009/12/16 3:24
白黒。自由詩209/11/22 19:59
白黒、自由詩209/11/19 12:02
白黒自由詩209/11/11 18:40
ウーさんとサーさんとンーさんとクーさんとサーさんとイーさん自由詩109/11/11 11:13
○月×日 日直 ユメ夫自由詩209/10/21 3:55
潜水 少年少女 溺れ。自由詩6*09/10/15 5:00
潜水 少年少女 溺れ、自由詩109/10/12 2:30
潜水 少年少女 溺れ自由詩109/10/8 2:52
ムカデと毛虫自由詩109/9/27 18:41
毛虫自由詩1*09/9/24 15:42
少女無人自由詩209/9/21 0:15
夢の季節自由詩109/9/20 23:30
少女と死と少女自由詩109/9/9 23:46
十戒自由詩109/9/4 6:28
○月×日 日直 りずむ自由詩109/8/29 18:59
少女日記自由詩2*09/8/26 20:10
少女読本自由詩309/8/22 19:27
○月×日 日直 オリオン自由詩209/8/22 19:12
○月×日 日直 う○こ自由詩009/8/17 11:51
斜めに進行する自由詩109/8/13 18:37
A月B日たましいあげる自由詩309/7/27 2:12
女の借景自由詩009/7/22 4:16
夏の夜の夕暮れ自由詩5*09/7/18 4:30

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