あちきは、眠るお姫様。

Bボタンで加速がついて

Aボタンで崩れ落ちる

ように眠りに入る
きょうは 
キミのところまで滑り台で遊びにいく
キミの背中を抱きしめる定位置へ
テレビを見にいく

お笑い番組でボクは笑う
キミはスッポリと後ろへ身体をあずけてくる
甘いものを食べている ....
眺めるのは

不安、この先の先の方の、
それ、キリンの首の長さで、それ、
真っ直ぐの横顔で、
それ、お前も好きだろ、それ、
オレ、男だけど身ごもっちまった
それ、渦巻きの中の
 ....
たまには 人を描いてみたいナ、と。


音楽を持った人、それで
赤ちゃんの丸みを内包している、
肩をいからせた男、それで、
右手を失くした、それで、
ピアノを身体 ....
凍える身震い

何に凍えるか


それはそれは、素敵な小箱、あ、小箱は
無かった、その中にね、素敵な、氷がある、といいナ、
種を蒔くわたし、芽が出てくるわたし、生まれ変わるみ ....
もしもし
こちら双子座
脱力していルカ どうぞ
もしもし
こちら双子座
炎はあルカ 今 何色だ どうぞ

もちもち
今 お前の尻尾にいるぞ どうぞ
もちもち
あ ....
雨が降ってた  ・ シャワー
雪が積もった  ・ かき氷
晴れ間が差して ・ ライト
並んで踊った  ・ ワイパー
ふたたび雨が  ・ 涙の雫
そして ・ アンド
木々を剪定した ・  ....
うすきみの森の猥雑なアナタの
調べもそこそこの無口とネジと
葉をあさる蚕と高層ビルの気炎と
靴音と希少動物の薄軽い皮カバンと

化け猫と

嘘の煮物と酒蒸しと
左右で下 ....
狐が連れてってくれた
クジラの宿
鳩と鴉の交尾が頭の上で起こって巣作り
カモメが卵をさらった
それはフェイクで
本物はチキンと生まれた

ゴリラの渦の中
蟻の生命が花咲き
ウ ....
キミの大きな出べそと握手をして
今日から 鬱に入ろう
それはそれは 颯爽で


新鮮な野菜たちの頭を
食べさしの歯形だらけに
してやるのだ

豆腐で顔を洗え
おから王子 ....
わたしはそれについて語りたいと思うのですが、
外で風がジユウジユウと流れていまして
窓という窓を閉め切って歩む作業に追われています
しばし猶予を。



さて、鉄骨の話でしたかな
いや ....
クリームの眠りと
常夏の布団小屋、
紙とエンピツと寝返りと
片目と、

真夜中の薄曇りと
静かと静かと、
嘘と旅行カバンと嘘と
軽い興奮癖と
厚着と、


明日の無予定 ....
一日中、果実遊びをして
手がスベスベと、そして匂う
帰り道は昔話のようなカラスが鳴いて、
石を投げつけてやった

ふと見ると小指に葡萄がひとつ
まだ刺さっていて
それは黒真珠のようでした ....
A,駆け足と駆け足


0コンマ何秒を争った駆けっこ
振り返ると子供の頃は



ずっと走ってた



そんな気がする

もうだめさね
85k ....
子ブタが おねしょをしたよ
たくさんのお乳を吸ったからね

子ギツネが おねしょをしたよ
遊び疲れて寝る前にするのを忘れたね

子イヌが おねしょをしたよ
夢の中で素敵な ....
うすきみの森へ入ると
なぜ うすきみの森へ来たのか

六つ辻の小道を通ると
左右振り返って 迷子になる

あしたの沢 の水をすくえば
きょうの日付と曜日を忘れる
きのうの小石に蹴つまづ ....
冬の太陽が 目を差す

背の高い木々の間から

何度も何度も光の手足を伸ばしてくる

子供の影法師が10メートルもあるよ

木々が寒い風を運んでくる

口の中に冷た ....
丸い半分の三段腹を
飛脚のように飛び越えて
一本ピーンと上から下まで
背骨を伸ばした

そこに、右手と左手と右足と左足が生えてきて
目線の先には鏡に映った三段腹が
四段腹にダイナミック膨 ....
木々の散乱と林の包囲、
森々の重なりが無法の伸縮をみせ
人の呼吸リズムを緊張域に鎮める


猛獣は居ない 不審者も、

訪問者は
こちらの方であり、上昇でない下降の道を ....
目玉が 葉っぱの上に落ちて
コロコロと、 あ!? 目玉じゃなかった
目玉焼きだったあー。

それはコロコロと、 あ!? 目玉焼きじゃなくて
ゆでたまごだったあー。

それが 葉っ ....
つよい デンプン


瞬間接着剤 的な ノリの

氏名  きょう りき子 出席番号7番

的な

食べ過ぎ (要注)表示を探す、みたいな
よく噛めとか
一日3個まで な感 ....
この汚レ物の景色の
またと見ない サヨナラだけの
日々の連絡と
グロッキーな夜明けと
どうしようもない欠伸、そして
冷えきって
重たくなった女の
尻と魔術と




 ....
遊び外れた迷い途中
光彩の獲得が至上の命題であると引力に負けて

自らの光彩を知るに
暗闇へ隠れてみたりで

問いかける景色も
答えなる景色も 求め歩み歩まず、

細々とした日々 ....
ワタシ
冒険者でもなく
御陽気さんでもない
カタツムリの殻で目を回すことなく
明日の予定だって皆目、無いね

雨の日は 内職を
夜中も 内職を

ただ夜型なので朝寝ます

 ....
雪だよ

ねえ、 かあさん

白い絵の具は



雪だよ








紫は
くさった雲のにおいがした
ひとびとたちは
黒々の影に
青々のお ....
ほうき星の柄のところ
が父さんだよ
その斜めで光って
いるのが ひときわ
母さんだよ

きらきら 生き死に
してるみたいね

新しい星の名前を
教えておくれ 姉さん
 ....
僕僕は家々の道々を
行き行きて
街街を車車で
朝々の光々斜め
斜めを過ぎ過ぎて


黄色黄色の帯び帯びた
部屋部屋の片方に
帰り辿り着いて
蝶々の夢々でも
見たい ....
言葉色の人は 言葉色を
使わず

声音の人は 声音を
使い使わず、

ある日の今日は
感応する心が
揺らす



君の語る細道の
横なぐりの重力に 我は追い立てられて ....
誰も昼空の声色に 耳を澄まして



あなたの青空色は何処まで青く、
どんな青空擬音を奏でますか


私にとっての青空と夜空は
どちらかが設計図で
どちらかが実現図なのです
 ....
テレビ画面が泣いてます

どうしようもなく
うるさく泣くものだから
フサフサのすね毛で蹴り上げて
横転八倒の刑で治めます


テレビ画面が死んでます

どうしようもなく
線香 ....
ヨルノテガム(292)
タイトル カテゴリ Point 日付
助け待ち自由詩007/5/18 15:39
また来週自由詩107/4/28 4:29
落伍と誕生と展望と自由詩3*07/4/5 5:31
78×109の黒紙に自由詩107/3/31 5:44
細くたぐる、糸の先の、自由詩207/3/27 5:37
ひら-めき 自由詩2*07/3/19 23:04
ひと頃の私自由詩507/3/15 0:24
街と魔術と自由詩107/3/10 1:08
兎日自由詩307/3/8 19:06
玉ねぎ自由詩207/2/17 4:27
発火する夜自由詩1*07/2/8 17:10
泡日自由詩2*07/2/8 16:48
良日自由詩1*07/1/23 6:28
ここどこやねん自由詩3*07/1/17 1:32
どうぶつの布団自由詩2*07/1/2 0:01
落日自由詩2*06/12/20 2:46
木枯らしとトモダチ自由詩406/12/6 9:10
遊び自由詩006/11/25 4:50
迷宮自由詩206/11/20 2:03
 キミ。自由詩4*06/11/15 23:48
強力粉自由詩006/10/14 5:39
これ自由詩406/10/14 5:19
帰々星自由詩2*06/9/25 5:05
休日自由詩2*06/9/25 4:28
白い絵の具は自由詩106/9/4 2:06
知らない星自由詩106/9/4 1:50
帰々省自由詩1*06/8/16 2:36
絵と言葉を電脳宇宙の暗闇に宿題提出するの巻自由詩006/7/16 2:32
青空と夜空の合致自由詩006/7/16 2:08
横になって リモコンを押させられる自由詩306/7/1 5:45

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