洗い立ての真っ白なシーツ
お風呂のいい匂い
あなたが残していった微かな残り香と
まだ体の跡と温度が残る布団の中で
カーテンにやわらげられて差し込む太陽の光が
そっと私の顔に降り注ぐので
一 ....
赤い箱には生きている思い出を入れておく
青い箱には死んでしまった思い出をしまっておく
整理が苦手な私が考えだしたナイスなアイディア
こうしておけばうまく分かて疲れることもなく
人生という道を歩 ....
今日は海に行こうと思う
一生懸命働いて疲れた体には悪いけど
車をぶっ飛ばして風になったように
目的地へひたすら走った
無限に広がる黒いカーテンの上に
いっぱいにちりばめられた星たち
星座の ....
君と出会って二年という月日が流れた
今では遠距離になってしまったけど
今でも僕は君に片思いをしているんだ
『両思いなのに片思いって変だね』
って言いながらきっと君に笑われてしまうけど
でも僕 ....
「愛が欲しい・・・・・・」
小さい頃から家の中で一人の世界の中で生まれて育った私は愛に飢えていた。いつからこんなにも愛に飢えてしまったのだろう?両親は確かに私のことを愛していると口では言っていた。で ....
いつも肩に力を入れて頑張らなくてもいいんだよ
たった一言だけどその一言で元気になれた
周りの人はもっと頑張れと言うけど
私はそんな表面だけの励ましの言葉なんかいらなかった
ただ自分のしているこ ....
いつまでもこんな時間が止まっていてくれたらいいのに
小さい頃はそんなことなんてちっとも思えなかった
ただ早く大人になることだけを夢見て過ごしてたっけ
大人になってしまえば自分には見えないすごい力 ....
物が溢れすぎて捨てられるのが多い世界の中で
僕たちは何を失って
僕たちは何を得たのだろうか?
裕福になることはいいことだと思う
でも物を大切にしなくなった私たちの心はどうなったのだろう?
今 ....
僕には心から大好きな人がいた
彼女の大好きな花は勿忘草
春から夏に咲く地味で可愛い花だ
なんだか少し彼女と似てたので
彼女と一緒に僕は勿忘草に恋をした
豪華でもないし 
綺麗でもないけど
 ....
「桜を見に行こう」
彼の言葉を合図に
卒業式の会場を途中で抜け出した
みんなで迎える卒業式も
彼と向かえる卒業式も
どんな卒業式も一度しかないけど
急に二人で桜を見てさよならがしたかった
 ....
いつものように電話がかかってくる
いつものように電話で話す

どのくらい距離が離れて
どのくらい気持ちも距離を作ってしまったのだろう?

ただ大好きな人に大好きと言われるだけで幸せだった
 ....
のほほん茶の成分(11)
タイトル カテゴリ Point 日付
朝の風景自由詩003/9/23 20:41
青い箱と赤い箱自由詩003/9/8 15:14
小さな衝動自由詩003/9/4 19:54
ささやかな告白自由詩003/9/4 16:05
光に包まれて散文(批評 ...103/8/13 23:58
たった一言の宝物自由詩003/8/13 23:46
時間の速度自由詩003/8/13 23:39
失ったもの、得たもの自由詩003/8/13 23:32
思い出の花自由詩103/8/10 22:40
桜を見に行こう自由詩003/8/10 22:36
さよならの瞬間自由詩103/8/10 18:52

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