旦那さま 秋が私に 見えまする
或る朝 目覚めますと
偏頭痛に襲われまして
強迫観念から詩を書きました。
書き終えますと
今度は耳鳴りがしまして
強迫観念から「すべて選択」をクリックしました。
画面一杯に羅列され ....
忘れてください
それで忘れられようものか
諦めてください
それで諦められようものか
許してください
それで片付けられようものか
まだ まだある
言葉以上の何か
それが弾 ....
1より
10より
100より
0は美しい。
産まれたての卵みたいで。
目に見えない君に唄っている
目を見れない僕に唄っている
何時かしらの心に突っ掛かる
彼
揺さぶっても起きない
叩いても息もない
だけど
....
ピーンポーン
神の・・
結構です。
ピーンポーン
新聞の・・
結構です。
ピーンポーン
ボランティアの・・
結構です。
ピーンポーン
....
わたしがお風呂に入っているころ
あなたはもう夢の中
わたしが悪夢に苦しんでいるころ
あなたはもう会社の中
わたしが求人雑誌を広げ
血眼になって仕事を探しているころ
あなたは居酒屋で ....
DとFの間から
妙な形の土竜(もぐら)が現れた
不眠症からくる
コアラ風体が原因か
奇妙な感覚と
不自然な光景が目の
隈を押し上げる
SとXの間からはポテト状の
アルカリ繊 ....
色がぽとり
稲と歩道の真ん中で
少年少女の帰り道
月色の瞳で砂利フォーカス
ゆらりゆらりと流れてく
風だけが木々と戯れている
ここに畑はなくて
誰もがプラウン官の向こうにある ....
きのうの朝に食べた魚は 水星の味がしたよ
きのうの昼に食べた麺は 土星の味がしてね
きのうの晩に食べた肉は 火星の味がしたんだよ
だから昨日は腹一杯
宇宙を丸かじりできた記念すべき日と ....
脳髄の端っこの方で
姿の見えない白糸が透くんでいる
欠落の檻の中で
手合の区別もつかぬ阿呆が空くんでいる
毎々
世界の舞
札束の枚
歴戦の埋
生活の米
不条理が可愛く
致し ....
七匹の蝉はクローンとして生まれたが・・
一匹目の蝉は
例年より水嵩の増したダムの滝に打たれて逝った
二匹目の蝉は
夏休みを満喫する少年の網にかかり羽根をもがれて逝った
三匹目の蝉 ....
すいません、煩ってました。
最近風邪に罹ったんです。だから仕事も先送りで・・。
上手く言えないんですが、書痙のようで。
書いても書いても、神経が空を舞うんです。
腕には腫 ....
右と左を足してトシの数で割ったら真後ろになったらしい
上と下を引いてカネの量で謀ったら一面にのったらしい
自然災害が自然に見て取れないらしい
成功者が人格者に見て取れないらしい
....
つーら つーら
流れてゆきます 時○
流れてゆきます 血○
流されてゆきます 財○
流されてゆきます 人○
さよさよと さやさやと
流れるまま 流されるまま ....
まっすぐ
は
横からの風圧で
....
ハルにはハルの 色
ナツにはナツの 香
アキにはアキの 途
フユにはフユの 時
文庫本一冊とテストの 束
繋がるようで繋がらな い
いまはナツかな ぁ
歯茎の腫れがひかない 一週間ほど前から
我慢した 鎮痛剤も朝昼晩と飲み倒した
引かない 引いてくれ 引かないのかい?
ある朝にそんなことを惰性で呟く僕がいた
この痛みを消し去る方法 良 ....
0.15sec.