私は今日「命の意識」という作文を書いた
なんてせこんなの書いたかはわかんない
先生は
好きな芸能人のこととかファッションのこととか書けばいいよっていったんだけどね
なんだかどうしても書かず ....
知らないうちにからだがむずむずかゆくって
夜中にめがさめて
うでにしがみつくとき
震えてるのに気がついて
なにもできなかったあたしに絶望したのは
いつのことだっただろう
冷たい ....
ものすごく悲しいのは
心変わり
誰かさんと新しい恋をする
されたくないから 官能的で
いつも官能モットーで
ちいさなくちびるで
たった一言いえばいいじゃない
失恋した乙女 ....
となりで。
泣き入るような小さな声で
「ごめんなさい」って
あなたいうから
あたしはただだまって
りんごをむいた
皮をつないだままで
するするとナイフを動かす
すると
い ....
もう随分と大人になったであろう
彼を
時々思い出すのだ
もう随分とおきざりにしていた手紙を
こっそり読んでしまう罪
今なにをしているの
時々あなたに問いながら
今は優しい ....
ほんとうはしょっくだった
あたしもいけなかった
あたしあなたがすごくすごくすき
わかれを想った
なみだ、でたらごめん
次、ってそんなんじゃなくて
やっぱりなにか壊れたのかな
でもちが ....
駅名が思い出せない駅で
あなたと雨降りひとつの傘で
無くなった記憶を探しています
増えていく水のなかで
忘れ物をただ4つで
携帯が壊れて
時計が壊れて
水が持 ....
愛を知っていませんのでわかりません
泪をしっていませんのでながせません
痛みをしっていますとおもいます
きずついたことがあります
といううそをいいます
なにかが怒っているのずっとまえから ....
ガラスの瓶につめこんでやる
見たこともないあたしも汚い言葉を
真っ赤な子守唄で
眠る朝にだけ おはようを言う
透明だったなみだが色を重ねるのを
あなたはずっと見ていた
....
心臓に届きそうな言葉を下さい
まっすぐだけが納得させる
曖昧さが神経を麻痺させて
ぬるい方へとそっと導かれてしまうから
心臓へ
まっすぐ届く言葉が欲しい
悲しい夜だけが ....
悲しい青の中で目覚めるのが好きだった
そっと空を見上げると
つぶつぶの青から落ちてくる小さな光が
こんないとおしいって
涙の青 深緑に変わる私の膝の上で
空耳だったといっ ....
そう、
あなたみたいに
きっと、
ええ、
静かに眠ることなんて
それは、
このままでいたいってことと同じで
それならいいよって
怒ってしまってもかまわない
腕時計さえ
嘘を ....
このまま泳いで いこうか
最後に泳ぎきったのは 夏休み
いい色をしているよ
青色と赤色の縞模様
泳ぎきったとき見えた
泣き顔の つううと冷たくなった頬を
藍色の瞳でぼんやりと写して
....
薄暗い廊下の隅っ こに
隠れた 冷たい月の真ん中を
わたしだけが知っている
冷たい月の真ん中
北の中心の光る北の
大きな端っ こと
冷たい月
見ていた あなただけが
....
はあかるいやわらかさをもっていて
とき につめたい
さようならのあたたかさを
わたしはしらない
東京の月はたんさんのあじがするの
つめをみがいて。
もうすぐくるちいさなわかれを
のみこむ ....
名前のない子供が
後ろから話しかけてきた
かたんかたん
電車はどこまでも
行き場のない子供と
片道切符のわたしと
だれかと
おんなじ空の下で
かたんかたん揺れている
....
ことん こと ことこと
ぱち かたんたん たん
泪 で濡れなさいといったから
雨 に打たれてみた ざあざあ
染み が 広がってく
刻んで刻んで食べる作業を繰 ....
人はいつからか本当の事を
素直にいえなくなるから
今日もあたしは嘘をつくのね
だって
楽になる の嘘は
楽だ
よ
本当のことはいつも朝になってわかる
白 ....
いろえんぴつかんで
色の味を食べる
角砂糖みたいな恋がしたい
何かと筑紫でしたい
このまま
スリランカへ鉛筆の芯を探しにいく
あたしは
あなたの部屋にこっそり乾いたコンタ ....
今おもえば
あなたもあたしも自分があって
でもひとりじゃいられない
独りが好きなのに
時々部屋をあったかくして
家に呼んだりするあなた
料理が好きな ....
覗き見をした
してしまった
あの日から
私おかしい
蜻蛉に追われる夢を見た
蜻蛉の目が
眩しい
太陽は太陽らしくいて欲しいと思った
空も風も星空も貴方も
らしく居て欲しいとオ ....
夕焼けのピンクと朝焼けの黄色を
サンドイッチする
日常は素早く私をすり抜けてく
また置いてかれる
また残されてしまう
隙間みたいになって
いつも誰からも見えない場所で
きっと私は斜め ....
【No.96 Re.0】 291
-------------------------------------------------------------------------------- ....
そっと私にはつかめないもの
あなたは見つめることができる
輝く星はここにはないけれど
あなたには星がある
輝けるの
切ないあの音
あたしをまた隠して
意味がある私たちは
これか ....
今日もこぐ自転車ペダル
冷え切った空気 ふりきって
わたしはたどりつかなければいけない
使い慣れた34番
ひびわれたくつぞこ
あのろうかのつめたさも
もうすぐで角ざとうになる
固まって ....
わりとおおげさでもなく
しんみりとしている
今日の天気はどうしても好きになれそうもない
昨日の
嘘を思い出して
一昨日の
罪を心で笑った
暗闇は
暗闇ではな ....
ひとりぼっちな気がするんだ
たった5日間携帯電話がないだけで
あることが当たり前すぎたかな
それとも
電話のせいにしてるのか
わからないんだ
泣きたいのに なんだか
泪は出なくって
....
あたしの届かないとこにいる
そう、背伸びしてた
けど近づきたくて今日も相槌うんうん
太陽が静寂にバトンを渡して
今日もお酒を少し飲んだ私は考え事
そう、また考えてた
隣で友達が話してる
....
食べたい
私はあなたを食べたいし食べられたい
食べてよ食べてくれない?
わたし
あなたを食べたい
寂しいし息もしたくない
ご飯は食べてない忘れてた
食べたい、だってそうじゃなくちゃ
埋 ....
ちいさいころからかみさまにあえるとおもってた
こわいゆめをみたらかみさまにはなして
いつもわたしのそばでまもっていてくれるそんざいだと
かみさまはいないかもしれない
おおきくなったわたしは ....
1 2
0.15sec.