ヒラヒラと舞うのは雪ではなく
ただの紙きれ
暖房のきいた部屋の中は
身体をほてらす
静かに静かに
枯れたヒフは
白い雪のようになって
視界は
いるまでたっても曇ったまま
青い丸が
 ....
鳥が飛ぼうとしている
オイルにまみれ
くっついてしまった翼で
広げようともがいている
その漆黒の翼は
型をとられることにより
世に出ようとした
一人で生きていく鳥



8年後
 ....
遠い異国にいる君よ

時計の針は

僕の心臓と同じ速さだろうか

あと何回

この円盤の上を

360度

回転したら

すれ違う

天使を捕まえ損ねた

僕は君の ....
io(3)
タイトル カテゴリ Point 日付
on the chair自由詩005/2/11 0:07
BRAGIRIA自由詩104/10/17 18:45
ノスタルジア自由詩104/10/15 16:48

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