たゆたう水の上では
うまく像を結べずに、
ゆらゆらとぼやけてしまう、
そういった運河に浮かぶ街の景色はあなたの目のようだった。
手のひらいっぱいに掬った水が、
両手の中で震えていた。 ....
あなたの体温が近づいてきた、と日を追うごとに思う。駅のプラットホームですれ違う人々も薄着になり、半袖のTシャツ姿も時たま見かける。不本意に外套を脱がされていく様は、虫なら脱皮、植物なら蕾が開い ....
kajitsu
(2)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
水(断片)
自由詩
4*
18/11/3 12:39
四月
散文(批評 ...
3*
18/11/3 12:34
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