言葉を光のようにそそげば
育つだろうか
天使はこの生活や建物や歴史のない地平を
ずっと見ている

愛がわたくしを曳いていくのは疑いがなく
いまいるひとびとのよこしまや
緊張とかうたがいを ....
嘘のことや本当のことばかりを喋って
たぶん明日には居なくなることを
喜びとどうしても言えない僕は
明日、本当のことや嘘のこと
そんなことばかりを喋って
混乱してつづけていくだろう
なにも言 ....
一日を台なしにして眠るのは
虫のような気分だと言う
虫はもっと祝福されているかもしれないのに

僕もいなければ
あなたもいない
あの街の川は
きっと今夜も星を流しつづけている
それが僕 ....
もう終わってしまったことや
もう会えない人たちには
今にしか会えないので
さよならは
未来にまたあなたを祝福するためにするのです
たしかに憎まれたこともありましたが
あなたの愛がわたくしを ....
虹の混じりかたをみていた
天気雨のバスで
バスは曲がって
虹は見えなくなった

言葉や心で世界をみれば
少しづつ燃えているようだ
陽炎はほんとうに燃えている

世界の混じりかたと虹の ....
空白が呼んでる
快晴が取り消されてる
鳥と風がそれぞれの異国語を話す

夜が眠り朝が目覚める

樹が垂直に光をもとめる

こころはときどきだれかをもとめている
まるで私がほかのだれか ....
聖者の行列だ
と思ったらただの灯りだった
そのまま車を走らせる

しばらく開け放しだったからか
光に誘われた蛾がはいりこんでいた
ちらちらと飛んで
また光をもとめた

世界のためにし ....
誓うことは自分に手紙をだすことで
昨日の夢の占い師が手紙をくれた
開いたら、死ぬ、とだけ書かれていた

きっと明日もわたくしはうつくしい朝にめざめてしまう
そして新しい手紙をかく

忘れ ....
風が強く吹いて夜でもうあまり考えることができない。

今日は、儀式をした。
鈴なりのレモンの樹や異邦の言葉は、あんまり明るかったので、考えることができなかった。

昨日は、儀式をした。
明 ....
もうなんども終わりにしようとしたことをはじめてしまうことは
波ににている 世界は波ににている

井戸の滑車がいつまでも回っているのに桶はとどかない夜の野原に咲く野薔薇に憩う虫の触覚がかんじる銀の ....
1.

季節はどこからやって来るかだれもしらない
思い出がなぜあるのかもだれもしらない

外の夜のおおきな樹
だれにもみえない鳥をとまらせ
夢と夢が天の川のようにながれていく
ゴンド ....
Qg3!!(11)
タイトル カテゴリ Point 日付
11.自由詩216/11/14 22:50
10.自由詩216/11/5 22:25
9.自由詩116/10/30 22:12
8.自由詩116/10/16 20:55
7.自由詩416/10/12 22:37
6.自由詩216/10/9 4:32
5.自由詩116/10/4 23:42
4.自由詩216/10/3 0:39
3.自由詩116/10/2 0:03
2.自由詩316/9/26 22:20
1.自由詩216/9/21 23:05

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