不謹慎なやつ
トイレの中から
俺に指示する
不謹慎なやつ
歯磨きしながら
俺に話しかけてくる
不謹慎なやつ
俺の前で
何発もオナラする
不謹慎なやつ
食卓に
入れ歯を置きっぱなし ....
今年の秋野菜は
まったくと言ってよいほど
芽がでなかった
去年は
大根も人参もほうれん草も
たくさん芽が出たのに
やはり気温のせいだろうか
今年は10月になっても
真夏日が続いたから
 ....
人類は今だに

台風をコントロールできないでいる

いつも避難してじっとただ通り過ぎるのを待つだけだ

いつも台風が人間のプライドまでも薙ぎ倒していく

いつまで生け贄を捧げなければな ....
覚える訓練はするが
忘れる訓練はしない

考える訓練はするが
考えない訓練はしない

急ぐ訓練はするが
ゆっくりする訓練はしない

緊張する訓練はするが
リラックスする訓練はしない ....
僕の子供のころは
「我慢しなさい、我慢しなさい」
とよく言われた
何かあるたんびに親や教師から言われた
今は
「我慢しなさい」
という声を聞かなくなった
我慢させてはいけないような
我 ....
僕に娘のふくよかなバストラインを
貸してください
若い頃僕たちをさんざんに悩ました
バストラインを貸してください
今度は僕が借りたバストラインで
若い男どもを
夜も眠れないぐらいに悩まして ....
故郷の父と母が亡くなってからは
故郷へ帰らなくなったという声を
よく耳にする
待っている人があればこその
故郷なんだろう

自分の家も
待っている人がだれもいなければ
さびしいものだろ ....
植物は
置かれた所でしか咲けないが
人間は
置かれた所でない所でも咲くことができる
自分が
咲きたい所で咲きなさい
米寿のオバアサンに対して
「長生きはお国のためにならんのだよ」
と言っていた近所の、年下のオジイサン
先日先に逝ってしまった
僕の田舎では
人の欠点や失敗を
鋭く指摘して
笑いあう風潮がある
さびしい人格が
笑いあっている
履歴書用の写真を
スーパーに設置してある証明写真ボックスで撮った
出来上がった写真を見て驚いた!
自分の予想をはるかに越えて
奥の方まで禿げ上がっていた
他人の禿げ上がりはわかっても
自分 ....
自分だけの幸せには

常にむなしさが

つきまとう
人生には

戦わなければいけないもの



受け入れなければいけないもの

とがある
昨日僕は遠くの都会に住む同級生から
久しぶりに手紙をもらった
短い手紙だったけど
手紙の内容が僕の脳裏に広がった
僕も同級生に久しぶりに手紙を書いた
書きながら同級生の顔や働いている姿や働い ....
かかわりの中で
愛が生まれる
かかわりの中で
愛が育つ
愛の反対は
憎ではなく無関心だ
子供の頃の私にとっては
ばあちゃんの家というのは
いつ行っても
心やすらぐ場所だった
あの頃を想い出すと
今でもあの頃のやすらぎが
鮮明に蘇ってくる
気づいた部分があれば

気づかない大部分がある

気づいた部分にとらわれすぎると

判断を誤る
居場所を失った高齢者の最後の受け皿が
刑務所になっているそうだ
刑務所なら安心だ
衣食住から病気の治療までしてくれる
少なくとも餓死や孤独死はあるまい
死んだ後も引き取り手がないなら
火葬 ....
ここまで来たら

いい夫婦しかあるまい

あの世までもう少しだ
人生は

いっぱい

汗をかいて

いっぱい

涙を流して

生きていくものなり
僕たちは死刑囚みたいなものである
必ず死ぬと宣告されている
残された時間をどう生きるかは
自分自身で決めることである
1日1日が
毎日あっという間に過ぎ去ってゆく
残された時間をどう生きる ....
国策破れて
山河あり
鳥獣生き盛ん
草木深し

かつてのますらおは
白頭かいて更に短し
今はただ補助金頼み
時に政府は
魅惑的な言葉で
つぎつぎと国民を酔わせ
あまーい夢を見させ ....
故郷の空の下で
僕は何を想う
都会で毎日毎日仕事に明け暮れていた
現役時代を想う
今となっては懐かしい思い出

故郷の空の下で
僕は何を想う
つらい時さびしい時
僕を支えてくれた人た ....
◯(ああ!結婚)
愛ちゃんは
台湾人の嫁になる
きっと玉扱いのうまい
嫁になるだろう

◯(駆逐する)
悪い詩は
良い詩を駆逐する
悪い音楽が
良い音楽を駆逐するように

◯( ....
僕の従兄の長女は
東京でばりばり働いている
ある国立の研究所勤務で海外出張も多い
三十半ばを過ぎているが結婚する気はまったくない
「お母さん、わたし結婚しないと決めたから
面倒は弟のkにみて ....
このごろ国道を木材満載の大型トラックが
頻繁に通るようになった
見かける度に木材が荷崩れしたら
大きな事故になるだろうなあ!
といつも心配していたら
先日僕の近所で事故があった
僕の知り合 ....
忠元公園の夜桜並木で
君に似た女(ひと)を見かけた
あれから十年
別れた時より幸せそうだった

初めてのデートも
この桜並木だった
満開の桜のような君の笑顔
お互いを見つめ合い
時を ....
◯(入れ歯)
入れ歯を入れてないワイフが
僕によく噛んで食べるように言う

◯(もみじマーク)
意味不明のブレーキランプに
追突しそうになる

◯(行動)
いろいろ心配するが
行動 ....
◯(考え)
下手な考えほど
考えてしまう

◯(食べ物)
年を取ると
食べ慣れたものが
一番おいしい!

◯(理屈)
理屈で勝てば勝つほど
相手の心は離れていく

◯(理屈) ....
愛するということは
合わせるということだ
赤ちゃんを愛する母親は
赤ちゃんに合わせる
子どもを愛する先生は
子どもに合わせる
犬を愛する飼い主は
愛犬に合わせる
老父を愛する嫁は
老 ....
zenyama太郎(2002)
タイトル カテゴリ Point 日付
不謹慎なやつ自由詩016/10/7 9:51
自由詩216/10/6 16:11
台風自由詩016/10/6 8:44
偏った学校教育自由詩116/10/5 14:27
我慢しなさい自由詩016/10/5 14:13
バストライン自由詩016/10/4 14:38
待っている人自由詩016/10/4 7:46
咲きたい所で咲きなさい自由詩116/10/2 18:00
長生き自由詩016/10/2 17:54
笑いあう自由詩016/10/1 10:08
写真自由詩016/10/1 10:01
むなしさ自由詩016/9/30 10:28
人生には自由詩016/9/29 10:46
手紙自由詩016/9/29 10:38
かかわり自由詩116/9/28 9:42
居場所自由詩016/9/28 9:38
部分自由詩316/9/27 11:42
居場所自由詩016/9/27 7:56
いい夫婦自由詩116/9/26 9:37
人生自由詩016/9/26 9:19
死刑囚自由詩316/9/25 17:15
地方創生自由詩016/9/25 7:52
故郷の空の下で自由詩116/9/24 12:42
独り言集11自由詩016/9/23 8:58
結婚の理由自由詩116/9/22 21:25
木材運搬車自由詩016/9/22 11:52
伊佐の青春自由詩016/9/21 8:49
独り言10自由詩016/9/21 7:23
独り言集9自由詩016/9/20 8:38
愛するということ自由詩3*16/9/20 8:04

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