米寿のバアちゃんたち二人が
氷点下でも夜明け前に散歩している
星空の下霜柱を踏みながら
毎朝僕の家の前を
話しながら通る
「どうしてこんなに早く散歩するんですか」
と尋ねたら
「眠れない ....
過ぎた日は
ブーメランのように
青春歌謡曲とともに
今にもどってくる
懐かしさやほろ苦さを引き連れて

過ぎた日は
ブーメランのように
古いアルバムとともに
今にもどってくる
懐か ....
悪人とは
自分を善人だと
思っている人である

善人とは
自分を悪人だと
思っている人である
もう義理チョコさえも
なくなって久しい
今年は
ワイフチョコもない
忘れていたらしい
ないとなると
むしょうに
チョコを食いたくなる
振り返ってみると
両手に抱えるぐらい
チョコを ....
「何のために」

という問いが

常に追いかけてくる
今日は
こんな冬日なら
一年中あってもいいや 
と思うほどの
ぽかぽか陽気だ
青空の下
布団をいっぱい干して
ホットコーヒーを飲みながら
幸せ気分を満喫している
同窓会で二十歳過ぎに別れた
元彼女に会った
「私たちなんで別れたんだっけ?┉┉」
と尋ねられた時には
当時の思いが
鮮やかによみがえった!
青春の思いは
いつまでも消えない
十五の春から五十年が過ぎた
六十五歳の同窓会が
こちらでは珍しい雪の降るなかで
ゴルフ場のあるホテルで行われた
全国から約四十名が集まった
五十年ぶりの人も何人かいた
とりわけ中卒で就職し ....
寒い朝にかぎって
油が切れる
我が家のストーブ

僕の親戚のオジサンは
ある寒い朝に
油が切れたので
空きタンク持って
暖かい部屋から土間へ降りたとたんに
倒れてあの世へ旅立ってしま ....
人の心を強く動かすのは
「正しい」かどうかよりも
「美しい」かどうかだ
美しい花
美しい景色
美しい音楽
美しい絵
美しい考え
世の中は
美しいものであふれている
僕は今まで
正 ....
立場を
わきまえずに
相変わらず威張りちらしている
リタイア夫
娘のわき毛は

男を興奮させる

何かがある
ぼけると
寒さを感じなくなる
今朝は少しぬくもりが弱いな
と思っていたら
電気こたつが「切」になっていた
一時間半も「切」になっていた
親は賢くならなければいけない
担任は一年だが
親は一生である
担任とケンカして
一番困るのは
親のほうである
親は
子どもの成長のために
担任と協力しなければいけない
あの世へ旅立つ前に
もう一度エクスタシーを味わってみたい
と熱望している未亡人たちがいる

「おばあちゃん、僕をそんな目で見ないでよ、
僕はもうお役に立てないんだから┄┄」
この道は
母におぶわれて
とおった道

この道は
友と遊びながら
登下校した道

この道は
親父に怒られて
泣いて歩いた道

この道は
遠くの大学に入学する時に
祖父母が見 ....
誰かを犠牲にして
自分たちだけ幸せになろう
というのが
アメリカファーストらしい
日本には
「困った時はお互い様」
という素晴らしい言葉がある
そういう日本を誇りに思う
夫婦でも
親子でも
友達でも
「ありがとう」の一言が
大事だ
「あたりまえ」だと思わないで
「有難とう」と言おう
今ある幸せを大切にしよう

いろいろあっても

今ある幸せを大切しよう

いろいろあるからこそ

今ある幸せを大切しよう
野に咲く草花のように
誰にも見られなくても
ほかに残せるものがないから
生きている証しに
今日も一片の詩を
書いてみた
天気が良くて

女房殿の機嫌が良ければ

我が家ももう春だ
死は
終わりじゃない
死は
乗り越えるもの

人間よ
愛のために
死を乗り越えて進め!

人間よ
正義のために
死を乗り越えて進め!

人間よ
真理のために
死を乗り越え ....
満たされないのは

足りないからではなく

求めている方向が

違うから
一方が

やさしければ

長続きするようだ
死は

終わりではなく

乗り越えるものなり

神が

人間に課した

究極のハードルなり
春の桜のように
ほほえみあふれる人生を

夏の向日葵のように
元気で明るい人生を

秋のコスモスのように
謙虚な人生を

冬の椿のように
優美な人生を
俺は
老化現象だと思うけど
このごろ乾燥して荒れてきたと
ワイフがしきりに手を見せる
今日も公園でいつものノラ猫が
寒そうにじっとしていた
お腹もすいているようだ
三匹のうち一匹は子猫のようだ
寒さの厳しい中を
これからどうやって生きていくんだろう
暖かい布団の中に入ったら ....
夢は不思議だ
先夜は
大きな蜂たちが
僕の部屋で大きな巣をつくっている
夢をみた
夕べは
どこかの大きな建物の中で
大きな黄色い蛇を捕まえる
夢をみた
何をあらわしているんだろう
勝ち負けよりも
楽しむためのスポーツ

勝ち負けよりも
健康のためのスポーツ

勝ち負けよりも
友達づくりのためのスポーツ

勝ち負けよりも
思い出づくりのためにスポーツ

ス ....
zenyama太郎(2002)
タイトル カテゴリ Point 日付
早朝散歩自由詩017/2/16 15:35
過ぎた日自由詩117/2/16 6:01
悪人・善人自由詩117/2/15 19:55
バレンタインデーの独り言自由詩1*17/2/14 21:34
問い自由詩017/2/14 14:59
ぽかぽか陽気自由詩2*17/2/13 10:59
青春の思い自由詩017/2/13 10:26
同窓会自由詩017/2/11 16:31
灯油切れ自由詩1*17/2/10 10:55
美しい心自由詩117/2/10 10:26
サラリーマン川柳自由詩217/2/9 13:40
わき毛自由詩117/2/8 21:16
ぼける自由詩117/2/8 7:51
自由詩1*17/2/8 6:47
エクスタシー自由詩117/2/7 15:44
この道自由詩217/2/7 7:15
お互い様の心自由詩117/2/6 11:30
ありがとう自由詩117/2/6 8:30
今ある幸せ自由詩2*17/2/5 9:59
一日一詩自由詩417/2/5 8:55
立春自由詩117/2/4 9:08
死を乗り越えて自由詩2*17/2/4 8:53
満たされないのは自由詩1*17/2/3 15:09
夫婦自由詩117/2/3 7:26
死の意味自由詩1*17/2/2 20:24
花の人生自由詩117/2/1 16:35
乾燥肌自由詩017/2/1 16:11
ノラ猫自由詩117/1/31 20:13
自由詩017/1/30 6:59
スポーツ自由詩017/1/30 6:46

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