飛行機のスチュワーデスになりたいと短冊に書き未だ巣の中
飛行機のスチュワーデスになりたいと書いた短冊そら飛んでった
〇 〇 〇
飛行機は怖くて未だ乗っていないそんな大人になっ ....
巣立ってく太陽を見て何を想う太平洋の水平線よ
太陽が溺死してゆく日本海産めない母の夜の心音
占うと誘う淑女は座ってる春を売る人みんな立ってる
たそがれの川面の光ふと乱れ遊んだ船が帰る船宿
講義は脱線しせんせいの雑談が始まる
いつものこと
冬休み明けだったからか
学生アルバイトのやった英雄的実話
お中元だかお歳暮の宛名書き
(ができるほどの達筆!)
本当に実話なのだとしつこく ....
星空が天井の家に住むことを前世で願いわたし宿無し
朝が来て名残の月におはようと言うためにだけくちびるはある
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