学校の帰り道
エロ本拾ったよ
裸のお姉さんがいっぱい
綺麗だったよ

同じクラブのあの子
も脱いだら
あのお姉さんみたいに
○○××なのかな

膨らむ妄想と海綿体
ああ、初めての ....
何の為に産まれ
何の為に生きて
何の為に死ぬのだろう
最期の時に分かるのかな

酸素を吸っては二酸化炭素を吐き出し
せっせと光合成に励む草木の青さを忌み嫌い
愛だ何だと叫びながら欲に駆ら ....
春の日差しに誘われて
暗い地中から顔を出す
暖かいな、気持ちいいな
少し遠くへ行こうかな

花よ、君は美しい
鳥よ、僕を食べないで
風よ、君は自由だね
月よ、陽よ、照らしておくれ

 ....
2本で52,000円のペアリング
18金のホワイトゴールド
内側には誕生石と
遠い昔の日付の刻印

後生大事に鞄の中にしまっていた
存在さえも忘れていた

妻が言う
大事な思い出なん ....
世界に絶望したと嘆いて
両目閉じて顔を覆う
だけどやっぱり人間
二足歩行のチンパンジー
周りが気になり薄目開け
指の隙間からチラチラチラ見

そんなことじゃ駄目でしょう
どうせまた世界 ....
道端に吐き捨てられた痰
ファミレスで騒ぐ大学生
電車で泣き止まぬ赤子
電車に飛び込むサラリーマン

公共の場
みんなの空間
空気読んで
距離を測って

つかず離れずの赤の他人
見 ....
何も無い
スッカラカンのがらんどう

曖昧なもの
あやふやなもの
不安定なもの
あるんだかないんだか

それがあいなんだ
言い聞かせるように
まじないのように
定義付けるように
 ....
心理テストの結果
僕は内向的な人間らしい
そんな事言われんでも分かってら
溜め込んだストレスや欲望の
捌け口が見つからず悩む病む止む
自己完結した世界には
灰色の花が咲く
傷つかなくてい ....
白んだ空、遠い雲
靄がかかった街と頭
春はあけぼの、微睡む意識に
このまま溺れていたい

止まらない時計と心臓
止まっているのは思考回路
心だけ置いてけぼり
それも良いかもね

ス ....
時に穏やかなせせらぎのよう
時に荒れ狂う急流のよう
感情を川に例えたとき
浮かぶのは一つの疑問

どこから来てどこへ流れるのか
何が雨でどこが海なのか
心の正体、魂の在処
自分のことを ....
胃が痛い
腸が痛い
ビクンビクンと脈打つ内臓

痛いから生きている
痛いなら生きている
消えたい今日を乗り越えろ内臓

日々溜まり続ける鬱屈な感情
トイレで流せりゃ良いのにな
溜め ....
近過ぎちゃってどうしよう
見えなくなってどうしようもない

近すぎた距離と長すぎた時間
蜜月の時は過ぎ去った
背中合わせ、ちぐはぐな鼓動
触れ合わない手と手

冷めやらぬ熱情も
身を ....
生活音に掻き消されるミュージック
耳を塞いだら何も聞こえない
何も聞こえなきゃ辛くもないかな
そう思ってみたりした

飛び交う視線をすり抜ける焦点
目を合わせなきゃ恥ずかしくない
恥ずか ....
僕からはたくさんの「好き」を
君からは一回の「愛してる」を

不安な夜には
我ながら情けないが
僕と君の気持ちを
天秤に乗せたくなるのさ

僕の方が君を好きだ
君の方が僕を愛してる
 ....
泣いたって何も変わりゃしない
抱いたって何も埋まりゃしない
笑ったって誰も救えりゃしない
立ったって何処にも行けやしない

だって、なんて言い訳は無し
Once upon a time,昔 ....
が、とても綺麗だから

止まない雨を

明けない夜を

恐れることなく

生きていける。
アルマジロ
まるまじろ
自己防衛本能過多
固まることでしか身を守れない

石ころのように丸まって
全てが終わる時を待つ
どんなに辛いことだって
いつか終わると信じてる

アルマジロ ....
光陰矢の如し
またはキングクリムゾンの如し
テレビに映る見覚えのあるワンシーン
今年の正月特番の再放送だった

子供の頃は毎日が満たされていたから
一日一日が長く感じられるんだとか
そん ....
殴り合い、貶し合い
解り合い、手を取り合い
合い合い合い

俺が私が僕がミーが
自己中心的自己主張
顕示欲丸出しのケンジ

ネバーエンディングストーリー
ネバーランドに連れてって
 ....
重力に囚われた
F5連打
扉は開かない

避難所はどこだ
スレッドは停滞
居場所が無い

海を彷徨い
やがて溺死
吐き出したい想いは気泡に

魚の鰓に飲み込まれ
巡るO2
 ....
にきびを潰すように
かさぶたを剥がすように
傷んだ記憶を
わざわざ夢に見る

治りが早くなる、だとか
嘘ばかり教えられた
何度も傷付けては
垂れる液体を拭う

意味の無い反復行動
 ....
上司が休憩室に置いてったお菓子の山
これ食べて年末年始も頑張れ、と
社畜って何さ、畜生さ
ドナドナされて逃げ出したい

ベ○ースター、サ○ダせんべい
人気者は次々消費され
そんな中、机の ....
白い息を漏らしてさ
きっと走ってきたんだろうね
雨か汗か、それとも涙か
そんなに顔を濡らしちゃって

馬鹿みたいだね、鼠みたいだ
汚らしくて仕方ない
都会の隅でごみを漁る
君にお似合い ....
ぐるぐる回る時計の針
ほらまたタイミングを逃してる
ブルーライトで目を焼いて
気付けば今日も陽が昇る

止まない頭痛を誰かの所為に
殴りたい壁は遠すぎて
微睡む思考と俯瞰する誰か
気付 ....
たいら(144)
タイトル カテゴリ Point 日付
欲求不満青春ボーイ自由詩015/5/12 1:15
干からびたミミズ、レゾンデートル自由詩115/5/10 9:25
自由詩115/4/26 8:28
不等価交換自由詩015/4/25 8:02
目潰し屋さん自由詩015/4/17 10:35
パーソナルスペース自由詩415/4/13 22:44
なにもあい自由詩115/4/13 22:37
持て余す自由詩015/4/13 0:43
スローライフ自由詩215/3/17 9:34
感情の川自由詩215/3/14 8:23
おなかいたい自由詩115/3/14 8:10
less自由詩015/3/3 18:55
not自由詩115/2/15 16:53
好き好き好き好き愛してる自由詩215/2/7 12:46
tatte自由詩015/2/7 12:27
雨上がりの夜空自由詩115/1/31 20:51
アルマジロ自由詩115/1/3 18:50
歳の所為自由詩114/12/31 18:41
あたたかいたたかい自由詩114/12/30 23:40
超重力自由詩014/12/30 23:27
いたみのあと自由詩114/12/30 16:10
おしるこ自由詩314/12/29 22:12
雨の下自由詩114/12/29 16:54
ネロ自由詩114/12/29 13:07

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