2024.2.23.

俺はよく知らない それもよく知らない
俺もよく知らない どれもよく知らない
時間になれば腹は減るだけだ
時間が経てば腹が減るだけだ

そうだ それはそれとしてだ  ....
2021.11.20.

もうヒビの入った鏡だ
もう折れ曲がった剣だ
ここまでよくもった?
これまでよくやった?
もう聞く友ももういない
一抹の寂しさはあれど 所詮 その程度なら
それ ....
2021.11.11.

無数の魚影 目を閉じれば解る
それはバランスで それはリズムで
すなわちそれこそがマスト

では高らかに 諸刃でもかまわない
この手は離せない
実にしなやかに ....
2021.10.6.

酒じゃなくてもいいよ 薬じゃなくてもいいよ
毒を含んでたっていいよ
匂ってくるのはさ 嗅いでいたいのはさ

具体的なことではない 形になんてならない
イメージは空 ....
空虚と貼り紙が括りつけられた樽がある
見るからに頑丈さ 触れる前から決して届かない そんな感覚に陥る

ねぇ快楽とは何? 気付けば過去の自分から無償提供されたもので溢れ返ってる
欲しいもので埋 ....
周回遅れのランナーは諦めた目をしてると思うかい?
痩せ細った あの足がどれだけの苦難を蹴り上げてきたのか知ってるかい?
旅に終りがあるとは限らない 彼は何を賭けたのだろう?
走り出した理由を 今 ....
長い夢に落ちて 浮かび上がった地図は
ただの思い上がりだった 苦し紛れのなんとやらで
死に物狂いの人でも死ぬわけじゃない
そりゃなかには死んでしまう人もいるのだろうけど

赤く黒く滲んだ傷跡 ....
絵柄のないパズルでも揃えなきゃ
無ってそういうことなのかも
湯気のような靄のような
差し込んできた光か照らし出された明かりか
今はどちらとも信じたいと思った

失ったものや別れた人や
 ....
仮にそれが作られたものであっても そのすべてが紛い物であったとしても
美しいと感じたこの心は紛れもなく真実といえよう

見えないゴミ屋敷 地下水まで潜り込んで
この手は刃こぼれ知らずの剣 石垣 ....
2020.3.20.

あの人は今… あの日の私は今…
まさか忘れたいのかい?
偶然 擦れ違ったあの人よ どうしてるの?
なんて思ったり… 覗き込んだり見上げたり

探し出したいんじ ....
2020.3.30.

憂鬱なんかじゃない ただ持て余してる時間があるだけ
砂時計の片方に固まってしまった砂があるだけ
ちょっと気がふれただけさ 憂鬱なんかじゃない

深呼吸をありったけ繰 ....
2020.2.18.

不一致ばかりだよ なんて言い訳だよな
きっと見逃してばかり
忽然と消えた 運命も偶然も なんて並べたって
現在地は”2020年”だってよ

Yes or No?  ....
2019.10.10.

あなたはわたしのたったひとりの亡友だったと
悲しみとは時に時間差で襲いかかってくるもんさ
まんまとわたしは気が狂い死にたくなった
繋ぎ止める日常の命綱 あなたの微笑 ....
2016.7.18.

無意識のトリップ 感覚のトランス
入口は僕 出口は君
貸し切りのロケットだ 空間はベッドだ
別々の服も 別々の靴もいらない
脱ぎ捨てて 投げ捨てて

Happy ....
迷いか憂いか

2019.1.17.

とあるニュースの続報と更新のないあなたの抜け殻と
結び付くはずなどないものに 挟まれた僕の心
まるで形のない幽霊船 心もまた形のないものだから
住 ....
獲物とは何秒か前に放たれた自分さ
無論、放ったのも自分自身 無意識だろうけどね
そうやって毎日へと送り出されてる
たったひとりでもシュプレヒコールを!
そう気付いた者だけに現れる選択肢があると ....
心が海を渡る時

2016.3.11.

光と風が結ぶ足跡 心が海を渡る時
見えるよ 君にも 見えたよ 僕にも
"もしも"はやめた "きっと"にする ....
居場所は空に作れ
見上げれば
いつだって
はっきりしてることがある

2015.4.10._19:03 2015/04/12

道が見えるという人もいれば この足が道を作るという人もいる
僕はどちらだろう? 僕にはどっちがしっくりく ....
ひとりでラブホテルに行って
誰かと誰かの残り香で
愛の詩を綴ってみたい。
塗り絵みたいに

2015.11.12.

街は傘だらけ 僕は傘いらず
この冷たさは雨のせいなのは分かっているけれど
この空しさを濾過してくれるかなと思って

流行は伝染病 僕は独り言 ....
2015.9.29.

走り書きのような 何かめちゃくちゃだけど
強さがある 未熟だけど
息切れしたんだろう そして足を止めてしまった
なのに見上げれば いつだって
Tree blue 初 ....
誰かに言葉で傷つけられたのなら
自分の言葉で奮い立たせろ
彼女の手

2006.3.30.

優しい想い出に寝そべって 微笑みながら眠りたい
夕暮れのチャイム 散歩をせがむ愛犬の声 そして 彼女の手

15才の僕らは冒険に夢中だった
素敵な物 ....
2015.1.29.

君にそう見えた君にはそう思えた ただそれだけなんだろう
僕には少し分かる ほんの少しだけど わかりたくはないんだけど

どうしてこうもまとわりついてくる?
悲しみの ....
2011.1.31.

誰かから何かから追いかけられているのか
それとも追いかけているのか
もしも完璧に無心だとしたら 無心伝心をお願いしたい

孤独に見えるランナーよ
時々 しかめっ面 ....
2014.12.25.

何の意味もないように思えるものでも
何かしらの意味があるのだと
そうやって見過ごした そうやって置き去りにした
念を押すように

歴史の塊と対峙して
戦争や革 ....
2014.7.28.

事件を漁ってみると 食い散らかしてる自分が見えた
救いたいのは君の命なんかじゃなくて
救われたいのはきっとこんな僕の心さ

もしも孤独の先には死刑台というものがある ....
君が真っ赤に手を染めていた
僕は君が人殺しには見えなかった
僕は君が太陽を盗んできたのかと思ったよ
だって僕はその時
真っ青にこの両手を染めていたんだもの
ふと思った。詩を書くことよりも、それ以前に詩が浮かぶこと、それこそが作詩の醍醐味なんじゃないかって。

これまで、色んなものを買い漁ってきた。色んなものにちょっとだけ手を出してきた。
これからも ....
余韻(31)
タイトル カテゴリ Point 日付
よく知らない自由詩224/3/23 23:13
この体で払おうか自由詩022/1/15 19:59
目を閉じれば解る自由詩021/11/12 21:45
匂ってくるのはさ 嗅いでいたいのはさ自由詩121/11/7 9:48
空虚自由詩021/8/8 12:43
旅の終りに 笑うか泣くか自由詩021/4/7 20:35
長い夢に落ちて自由詩121/3/20 17:55
今はどちらとも信じたいと思った自由詩121/3/14 11:11
見えないゴミ屋敷自由詩021/3/11 18:41
覗き込んだり見上げたり自由詩020/5/3 14:16
憂鬱なんかじゃない自由詩020/4/29 17:01
点滅自由詩020/2/21 23:04
わたしにとってあなたは自由詩019/10/20 14:46
運命さえも自由詩019/1/29 20:55
迷いか憂いか自由詩119/1/24 10:52
暗示をかけるべく自由詩018/7/26 10:09
心が海を渡る時自由詩0+16/3/11 18:34
無題自由詩015/12/11 18:38
はっきりしてることがある自由詩015/12/7 17:49
無題自由詩015/11/26 9:49
塗り絵みたいに自由詩115/11/15 15:43
Tree blue自由詩015/10/8 9:21
無題自由詩1*15/5/8 16:38
彼女の手自由詩115/3/18 21:04
見届け人自由詩015/2/15 18:53
ハイ!ランナーズハイ!自由詩115/1/4 10:04
空論自由詩014/12/30 14:18
救われたい自由詩2*14/12/19 9:21
無題自由詩214/12/14 22:14
日々の贅沢とは散文(批評 ...314/12/12 9:27

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