ゴシックで興味を引こうとする女 知らない人の話はいらない


女子らしくないなと苦笑されて去る それなら私女にならない


人の不幸蜜の味だとすするけど、あなたが一番青い顔してる


 ....
君のこと 尊重すればするほどに その背中だけを 見る時間増し


コーヒーが苦手な君に砂糖入り甘いカフェオレを出してく策略


なんとなく毎日飲みたくさせていく カフェインにすら嫉妬してい ....
上塗りで 下地がどんどん 消えていく

油絵みたいに 塗られてく過去
君の背中にあるくぼみ

肩甲骨に挟まれたゆるやかな

弓なりのカーブ



広い背中を抱き締めると

あまりにも自然に

くぼみに沿う私の頭、頬、



温かく、君 ....
お湯を沸かす

ドリッパーにフィルターをいれ

カップに乗せる



慣れた手つきで、変わらぬ手順で



コーヒー豆をフィルターに流し入れ

慣らし

静かにお湯 ....
爆ぜて散る 化学反応驚いて 肌合わせながら 話せずにいる 吐き出した

息が次々落ちていき

道に積もるのを見つめてる朝
雨、雪、雨、雨、

雨、雨、雨、



雪解けに混じって流れ出て

大きく緩やかに結ばれる「区切り」

蕾がゆっくりと綻んでいく



少しずつ高くなっていく太陽

 ....
しぃんと静まった夕暮れ
雪を踏むようにゆっくり歩く
音もなくすれ違い、走り去っていく景色

誰も私の中で息づいていないように、
今、
私は誰の中にも息づいていないように思う

気道を広 ....
ペアカップ 一客だけが割れたこと それだけだったと言う朝が来る ながい影 こころの中に伸びている 木もれ日そよ風 髪ゆらすまも テーブルに こぼしたコーヒー色してる しなやかな腕 夢を見ていた
a-little-bird(12)
タイトル カテゴリ Point 日付
ゴシック短歌114/8/25 17:50
ひとり短歌3*14/6/4 15:21
過去短歌1*14/5/2 20:53
自由詩014/5/1 13:30
コーヒー自由詩5*14/4/21 11:44
化学反応短歌1*14/4/6 15:50
吐息短歌1*14/4/4 18:58
雪解け自由詩014/2/25 22:45
夕暮れ自由詩1*14/2/13 17:01
ペアカップ短歌0*14/1/25 22:09
短歌014/1/22 22:58
短歌014/1/21 17:16

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