あなたのいない春は{ルビ十九=じゅうく}年ぶりです蒲公英も{ルビ白詰草=クローバー}も{ルビ喪色=くろ} 伸び始めたブロッコリーが
紋白蝶の夢を見ていますように
あの日預けたの返して下さい抱擁の方法を忘れました 吐息の凍る朝、急に逢いたくなりました。

溶けるような日もですが。
「目覚めたら降っていたよ」
しんしんと あなたの声が遠いゼリーは甘い
今日は粗大ごみの日スーパーエゴが無言で手首縛った腹立つ ポップコーンもコーラも空だから
そろそろかなぁ




私の  本編。
交響曲を聴いてたら
ウィーン国立劇場にいました。
世界のオザワ!
目の前を金魚が横切った早く水草を植えねば死んでしまう 蜜りんご食べる時
白雪姫気取って気付く

やべぇ 王子様いねぇ……
エスプレッソもう一杯どう?とか言ってる場合じゃない朝がきた起きろ! なびくことだけに潔癖であろうとする花と舌先、貴女のぬばたま 終わった!終わり!もう帰宅!電車に飛び乗りあ、髪留め置き去りだ…… 見殺した風景に復讐されそうで 林檎を何処かにそっと隠す されどあなた、そんなこと聞く前から決まってる「さよなら」以外何を? ペットボトルに閉じ込めた昨日の優しさと呪詛リサイクルする あーとかうーとかとりあえず聞くけど返事は期待するな猫の腹 あっ!とかさぁ口に出るよねどうしても。だって、でろりと覗く黄に責められる。 一呼吸目を吐く前に思い出す 私は生命の海の末裔 初めて肺呼吸をした日を思い出せない



あの子が肺呼吸を止めた日を覚えているのに
オトガイ筋に

言い聞かせながら
あなたへ向ける


あ  い  う  え  お




それでも 卵は割れてしまう
じょりじょりじょり じょりじょりじょりと じょりじょりじょり

指先が笑う  猫の眉間に
突き刺さる  音と衝撃は 気のせいだ  下を向くな 今 下を向くな
あかりんこ(23)
タイトル カテゴリ Point 日付
私の白い犬へ短歌114/3/4 15:39
_携帯写真+ ...214/2/14 8:11
かいな短歌114/2/12 9:05
つまりいつもです短歌014/2/12 8:53
白銀の朝短歌214/2/7 8:04
超自我よ、お前もか短歌114/2/5 8:49
トレイラー短歌114/2/3 9:17
真冬の夜の夢短歌1+*14/2/3 9:09
渇望短歌114/2/1 11:33
まあ小人もいませんけれども短歌5*14/2/1 11:13
まさか夢だったとは短歌1*14/1/30 5:06
_携帯写真+ ...4*14/1/30 4:52
それからの短歌1*14/1/29 22:53
この実がそもそも悪い短歌214/1/26 8:31
「君に言いたい事はないのか」短歌214/1/26 8:24
エゴエコ短歌114/1/23 14:27
もふもふ短歌214/1/23 14:19
今朝のターンオーバー短歌314/1/22 12:10
おはよう短歌214/1/22 12:04
はじめましてとさようならだった自由詩314/1/20 7:05
_自由詩114/1/20 7:03
2cmほど短歌214/1/20 6:54
悪意短歌414/1/20 6:52

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