綺麗かねぇ

見てみてん

ドヨンとした曇り空の隙間から
チョコっと朝陽が見えよるよ

ほら
見てみてん


綺麗かろぉ
「死ぬ時は一緒だといいな。」

お風呂上がり
キミの髪を拭く私に
突然キミはそう言った。

「でも、もしボクが先に死んだら
天国の入口で ずっと待ってるから。
だから お母さん
もし ....
(ボクめせん)

もしも
キミがボクで
今日のボクみたいにしっぱいしたらさ
ほかの人にニコッてしてほしい?
それともやさしくしてほしい?

ボクはイヤなんだ
しっぱいしたからって
 ....
視点をかえてみれたなら
世界はどんなに広いだろうに

視点をかえてみれたなら
あなたはずっと優しいだろうに

視点をかえてみれたなら
夕陽はどこでも綺麗だろうに

視点をかえてみ ....
私たちすべて

命在るものすべて

何かの力によって生かされていると信じたい

そして

そのすべては繋がっていると...


その願いが

確信に変わる日は

はた ....
耳に痛い言葉ほど

真に有益なものはない

されど大人になるにつれ

それらは耳に突き刺さり

受け入れ難いものになる


情けないやら

呆れるやら
「大衆は強き指導者を好む」
アドルフ・ヒトラーは言っていた。

ときに私達は、
事の大小にかかわらず磁石のように"強き言葉"に吸いよせられていく。
誠実か不誠実かすら ....
「棘」


その物言いに棘を感じたとき

あなたの心は平穏でいられますか



「平穏」


あなたの心の平穏をかき乱すもの

それは

あなたの内(なか)に在 ....
枯れ果てようとも

なお

美しくありたい

とは
花ではない

しかし その葉は

枯れゆくだけで

こんなにも美しいというのに


されどこの身はどうであろうか
(ボクめせん)


ボクね
けっこうはながきくんだ

あまいイチゴのにおいとか
けむたいたばこのにおいとか
くっさいオナラのにおいなんかも
すぐにわかるんだ
かあさんはいつも
 ....
私たちは

不幸には過剰に反応するが

幸福には恐ろしく鈍感である
キミはキミ
ボクはボク

そうだよ
どんなにジタバタあがいたところで
キミの心の芯(真)までは
辿りつけっこないんだ


ボクはボク
ボクは...

おかしいな
どんなに解っ ....
(ボクめせん)


がまん がまん
オシッコがまん
あとちょっと
でテレビがおわる

がまん がまん
オシッコがまん
あとちょっと
でゲームがおわる

がまん がまん
オシ ....
なんだかなぁ
むずかしいはなしはよぉ
あたままわんないんだよなぁ
いきてるせかいがせまくてさぁ
のうみそちょぼっとつかってなぁ
しくはっくしてんだよぉ
しなぷすがさぁ
のびていかないんだよこれがさぁ ....
腐ってた

タマゴがさ
買ったばかりのタマゴがね
ケーキを焼こうと思ってさ
4個目のタマゴだったのよ
5個使うんだけど
パカッと割ったらプーンとね
くっさい臭いがしてきてさ
えー ....
お風呂に入り、
湯ぶねで一日のことや、たあいもないことを考えていると、
いつの間にかうつらうつらしていた。
と、突然ハッとして目を開けた。
お風呂の蓋に唇が触れて、ドキッとして目が覚めたのだ。 ....
何事かもない幸せが

明日も続くであろうかと

切に願うは

親成れば
ごめんね

じつはわざとなんだ

悪気があったんだよどっかで

そう

突き詰めると自己肯定したいだけなんだ



って

ほんとのところ

「言い訳」なんて

 ....
(ボクめせん)

おかあさん だいじょうぶですか。
ねつ早くなおるといいですね。
ぼくもがんばりたいとおもっています。
ねつがなおったら、あかるくたのしく ....
太陽は

あの山々の向こうから

かならず今日も

やってくる
そそられる
そそられる
珈琲の匂いって
そそられる

そそられる
そそられる
給食の匂いって
そそられる

そそられる
そそられる
雨の匂いって
そそられる

そそら ....
おおよそ人は
嬉しさや楽しさには同調するが
痛さや怖さは他人事(ひとごと)に
してしまう
そのくせ
他人の痛さや怖さを欲するなどとは
よくよく身勝手ないきものである

ことを
ま ....
「その食べものを、一つ私に下さいな。
この小さな手にポトリと落として下さいな。」

うっかりと、
すっかりと騙されて。

本当は、

「とっととよこせ!そのエサを‼
ほら ....
黄金の

天から眺めし黄金の

悠々と鎮座するは

金の延べ棒と見まごうばかりの稲穂よ

その昔

黄金の国ジパングと

呼ばれた由縁は

もしくはここに


我に於いては金より尊し
寝しなに

「おかあさん、
あと二時間くらい手ぇつないどっていい?

やっぱり、
いっしょう手ぇつないどっていい?」

そう言ったかと思うと
すぐに寝息が聞こえてきて
繋いでた手は ....
嗚呼
腰も乏しく成り候ふ

嗚呼
膝も乏しく成り候ふ

嗚呼
目も乏しく成り候ふ

ついでに
頭も随分と
嗚呼乏しく成り候ふ

今日(こんにち)こうも衰えに
至るこの身 ....
その身や

その心が

痛みを覚えるごとに



キミよ

優しき人と成れ
心臓が動いている
シャツの上からも
鼓動が伝わる
血が動いている
身体中に回っている
エネルギーを吸収する
毒を吸収する
肘の裏も
指の間までも
皮膚が呼吸している
毛が逆立つ ....
(ボクめせん)


ギラギラあつい太陽さんは
ひとりぼっちでも
へっちゃら

いつもついてくるお月さんは
ひとりぼっちでも
へっちゃら

ものほしにぶら下がってるミノムシさん ....
hiroto22(61)
タイトル カテゴリ Point 日付
見てみてん自由詩1*14/12/18 10:28
約束自由詩6*14/1/23 9:01
プンプンッ!自由詩2*14/1/20 12:59
視点自由詩3*14/1/18 15:22
核心自由詩2*14/1/17 22:45
お説教自由詩3*14/1/2 15:57
強きもの自由詩4+*13/12/1 8:55
平穏自由詩5*13/11/27 14:38
切望携帯写真+ ...1*13/11/22 22:58
秋色携帯写真+ ...2*13/11/22 22:51
におい自由詩6*13/11/22 16:57
鈍感自由詩3*13/11/21 19:00
自由詩3*13/11/14 19:06
あさはきた自由詩5*13/11/6 23:35
ひとりごと携帯写真+ ...4*13/11/1 17:40
腐る自由詩10*13/10/29 15:32
キス (潔しとしない)自由詩4*13/10/26 19:39
願い携帯写真+ ...2*13/10/22 14:47
言い訳自由詩2*13/10/20 15:15
おたより携帯写真+ ...9*13/10/16 16:13
朝陽携帯写真+ ...1*13/10/13 8:33
欲求自由詩5*13/10/10 11:44
身勝手自由詩0*13/10/8 20:39
アライグマ携帯写真+ ...5*13/10/7 10:43
金の延べ棒携帯写真+ ...4*13/10/6 22:50
自由詩3*13/10/3 23:00
仕方なや自由詩0*13/9/30 21:46
息子へ自由詩5*13/9/29 21:52
若さゆえ自由詩2*13/9/21 10:17
ひとりぼっち自由詩1*13/9/19 15:28

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