この夜に

明日が訪れることを疑わず

眠りにつけるということは

幸福であることに

間違いはなさそうだ
曇り後雨の日に

傘を忘れ

駐車場までの

一時

私は背筋を伸ばし

胸を張って

歩いてみた

降り始めた小雨は

気持ち良いくらいに

私の顔ばかりを打った ....
朝起きたら

庭が暗く濡れていた

夜の間に降る雨は

私の代わりに

流された涙の様

その濡れた庭肌を

朝日が少しずつ

乾かしていく
工夫できない者ほど

他者に強要する
部活帰りに彼と一緒になった

「今日は疲れたから引いて帰ろうよ」と言われ

何だか嬉しくて自転車を降りた


ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

   部活仲間 ....
「私のことどれくらい好き?」と聞かれたから

両手を一杯に広げて「これくらい」

と言いながらそのまま君を抱きしめた
「でもそんなの関係ねぇ!」

好きな人には好きな人がいる

と知った時の私の心の叫び声
「髪切ったの!?」「超似合う~!」とか

教室の後ろで女子達が騒いでた

振り向いて言われてる君を見た時に僕の恋が始まった
君に向けた言葉だよ

青空に浮く白月を一緒に見ながらつぶやいた

「綺麗だよ」は
傷つけられて

救いを求めた時

ある人はこう言った

「救うべき苦しみの中にいるのは

君ではなく相手の方だよ」



私はその言葉に

救われた気がしたのだ
私はマクドナルドの店員ではないけれど

いつもツナマヨおにぎりを買っていく彼に

スマイルを大サービスしています
「こんな痛さなら毎日でもいいかも」

雪を踏みしめてやっと校門にたどり着いたら雪玉が顔に飛んで来た…

当たらない様に君に雪玉を投げ返しながらそう思った
数学の成績だけが上がっていく

「ねぇこの問題教えてよ」と

君にお願いされてから
「真面目」を『キモい』と言い

「ポエム」を『キモい』と遠ざける

そんな今時の普通たちが

自分の好きな音楽を

『歌詞が特にいい』

と話し合う

その真面目に書かれたはず ....
小さな袋に大きな希望

「育ってくれてありがとう」と心の中でつぶやきながら

姪っ子にお年玉を手渡した
出勤前に洗面所の前に立ち鏡を見た

「今日も疲れた顔してるな自分」

とふと笑いがこみ上げた

そんなあきれた笑顔でも

少し元気が出た気がしたのだ
湯船にゆずが浮かんでいる

まばらに浮かぶそれらは

まるでこの世に

湯に沈むものなどないと

思わせるほど

あたりまえの様に浮かんでいる

沈んでいる自分の体に

そ ....
冬の空の雲は本当に低くて

伯母を見舞った帰り道

北に向かって

車を走れせている

そのフロントガラス越し

遠くの雪かぶるアルプスよりも

先にたどり着いてしまいそうなほ ....
クリスマスは赤い色

想う人から「クリスマスを一緒に過ごしたい」と誘われて

私の頬は赤くなる
メールの受信が待ち遠しい

あなたにメールを送信し
返信メールを受信するまでの時間が
日に日に長く待ち遠しくなっていく

恋をしているんだ私、と
一人思う

私はあなたのことが好きな ....
「明けない夜はない」という


その言葉に本当に支えられた人は

きっと

『もう朝が来なくてもいい』という

そんな夜を過ごしたことのある人だと

私は思う
やらないという選択にも覚悟がいる

やらずにコンプレックスにするくらいなら

素直にあこがれて近づく道を選びたい
返事の代わりに告白したつもり

『好きな人いるの?』と聞かれたから

「いるよ今自分の目の前に」と
『 卒業式

今日はあなたと絶交する日

友達としての好きを卒業して私の想いを伝えます』



「 今日まで勇気が出なかった

君の前で臆病者を卒業すると決めて来た

卒業式」
 チャレンジが与えてくれるのは

成功と失敗だけではない

それは、

チャレンジせずに

成功した者の不幸を願い、

失敗した者を笑う

という下衆に

ならなくてもい ....
「ありがとう」と素直に言うことができない相手は
「ありがとう」を本当は一番伝えたい相手なのだ

あなた達は私が高校2年生の時に離婚をした
その数年前から、私は地に足をつけて生きることが
でき ....
「僕は言葉が嫌いだった」
『私は彼を信じ続けることができなかった』

「だから僕は君の苦しみに気づくことができなかった」
『だから私は彼を苦しませてしまった』

「嘘でも好きだとは ....
生きることに背を向けた
そんな経験あるでしょか?

頷く人も俯く人もいるかもね
私もその一人です

あなたもその一人です?

でしたらきっと多くの仲間がいるでしょう

 ....
【作品1】

「好き」
「嫌い」
あなたの嫌いは「嫌う」こと
そんなあなたを
どうして私が嫌えます

【作品2】

叶わぬ恋を憎めたら
どんなに楽になるだろう
 ....
想う人がこの春故郷に帰ります
あなたにとっては一つの目標をとげて
胸を張っての凱旋帰郷になるでしょう

でもその陰で
あなたの去るこの街に生まれ育ちあなたと出会い
恋をしている私 ....
しょだまさし(125)
タイトル カテゴリ Point 日付
間違いのない夜自由詩216/5/7 22:19
傘を忘れて顔を上げ自由詩316/4/28 21:12
夜降る雨自由詩4*16/4/24 21:49
工夫と強要自由詩216/4/22 21:18
自転車を降りて自由詩116/4/22 21:14
三行ラブレター : 両手を広げて自由詩116/4/16 22:03
関係ねぇ!自由詩116/3/28 21:54
三行ラブレター : 始まりの時自由詩2*16/3/16 22:19
白月とつぶやき自由詩016/3/7 21:58
救う人自由詩116/2/28 20:56
三行詩『ツナマヨ』自由詩116/2/21 21:45
初雪自由詩016/1/21 21:52
三行詩 : 受験シーズンに三行の詩を自由詩216/1/15 22:19
キモいが気持ち悪い訳自由詩116/1/11 18:28
小さな袋の中にある自由詩316/1/7 20:45
笑顔の力自由詩316/1/6 9:13
ゆず湯自由詩416/1/5 8:05
低い雲自由詩515/12/29 21:15
三行詩 : クリスマスは赤い色自由詩215/12/17 23:35
私恋をしている自由詩115/12/7 14:00
明けない夜はないというけれど自由詩415/11/27 22:02
やらない覚悟自由詩015/11/24 21:23
返事の代わりに自由詩015/4/14 20:56
【卒業式編】連作三行ラブレター自由詩115/3/15 21:35
チャレンジすること自由詩0*14/12/2 19:55
「ありがとう」と伝えたいその相手自由詩014/1/25 10:39
『想いを言葉にすること』 2010年12月26日SNS投稿作 ...自由詩013/11/16 10:03
自分を責め続ける人へ自由詩1*13/5/22 10:32
五行歌まとめ自由詩0*13/5/22 10:25
私だけのさようなら自由詩313/5/14 11:42

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