夜の向こうで朝に臨む
君の思想は液晶の中に
綴じることをゆるしてくれる
実体はある
ふれることはゆるされないが

印をつける人
私の肌を征服する人
暗闇と、たばこの熱を
 ....
魔法にかけて
引きずり落とせよ
耳が鳴る
いつも

光で、炎で
愛されないなら
にどと眼などみるな
呪って
執着を
くれないなら



なぞって
おねがい ....
 

液晶が夜をみちびいている
もっと遠くにうまれて
もっときれいに生きたりすることができる
考えるなよ難しい事は、
そう言って、微笑んだりしてやれる
そうやって


来世はずっと ....
あなたの血汐に
愛と、嘘とを混ぜ込んだ
ゆめみる魔法

情熱がひえてゆくのを
なにをうしなって
なにを間違えて
こわいものしらずの一夜
引きずる
砕ける
たらぬよる
 ....
彼女は広くて一面真白の部屋で暮らしていました。それは、慎ましやかで、とてもおだやかな生活で、彼女はその部屋での暮らしを大変気に入っていました。それに、なんといっても彼女には愛すべき同居人がい ....  

 わたしのことを、稲妻かなにかだと思っていて、わたしの中に、勝手に火薬をつめて、夜に透けるくらい透明にしたりもした。愛憎はすべておしえられたもので、すべてあなたに向かうよう設計されている。
 ....
時にいちばん残酷なことを
あなたに言ってやることができた、
献身が刺すようになって
孤独ばかり透明になる
愛憎の宛て


尖る、直接的で暴力的で
いっそう悩ましいものにわたしはなる ....
かなうなら君にさわりたい
君のまなじりの先に棲み
見とれるほどきれいなその頬を
撫でて

だれよりも長くて、細い指をもっている
たとえばそれにわたしの肌の輪郭
その境界線と起伏な ....
あなたはただただ文章で、実体をもたぬからだを選り抜きの字面ばかりで装丁した、 みみざわりのよい、そうしてくちあたりのよい、あなたはそのような崇高なる文章で


あなたの形は女子だった
陰鬱とす ....
itsuki(9)
タイトル カテゴリ Point 日付
泣く人へ自由詩215/1/20 5:50
燃える欲求自由詩014/7/8 5:12
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ほねのみるゆめ散文(批評 ...314/3/18 22:45
一夜が捧ぐ自由詩112/12/7 3:08
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傑作を手にする自由詩3*11/7/15 12:31

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