寒い寒いと言うがそんなに寒くない(一般論と筆者の考え)
お母さん僕はアイスが食べたいですぽっぽと熱出た冬のわがまま
町じゅうのコンビニおでん買い占めてパーティーしたい(自分で作れよ ....
ネット上思いの丈を送信しハローわたしは此処にいますか?
とぼとぼと自転車と歩く帰り道汗まみれになって泥まみれになって
写真家はこれを共有したいんだね。一文字もない鮮やかな空
揺れる草木、光も知らずに輝いている
音楽は未だ始まっていない。さらさらと鳴る木々、ピチピチと鳴く鳥
この風景は私に ....
散り散りに
舞い散る病葉
手のひらに
我が身落とし
じっと見つめる
図書館で面白そうなタイトル探す。選んでいるとき一番楽しい
選んだ本ずっしりしていてわくわくする重みはきっと輝きの重さ
晴れた日に図書館にある駐車場じてんしゃ集まりみな我を探 ....
言葉では語りつくせないこの世界そんなこと知らん暖房入れよう
優しさが夜中を照らすその光あったかいけれど物足りないのだ
友達と電話でメールで話しあう発明したいね発明したいよ
....
金がない金がないから働く飼い猫きみたちも働いてくれよ
短歌書く パソコンカタカタ 短歌書く ありもしないこと 夢にみながら
睡眠中 ことばが蠢く ぐちゃぐちゃと 拾い集めたんだ 夢の中のこと
自分だけ 取り残された 夢の外 これから今 ....
地下街のださいBGMを聞く おなかが空くことよろこんでいる
ちょうどよく綺麗な袋に借りた本入れる下着やさんの綺麗な袋
永遠に生きててほしいイェーイといった気持ちで笑ってほしい
ことば ....
夕方にカレーの匂いをもらすほどボロい家屋に棲んでいたよね
キャラメルの紙の折り目の白ずんだところを銀河Aとしてみる
吐く息が重なるだけで君の顔ぼやけてた 厳冬の壁ドン
み ....
即席のロマンスの跡残さずに冬陽のなかで握る珈琲
休日は黒を身につけバスに乗る猫なで声の断定のがれ
あたたかいときに限って曇り空今夜も星はみないで眠る
珈琲を溢さず ....
星さえも見えない夜の底にいてお願いシリウス僕を照らして
暗闇に瞳をこらせば見えて来るきらきら光る僕だけの{ルビ星=スター}
流れ星どうかお願いここへ来て君のしっぽに手が届くように
君 ....
鋭さはカツオノエボシほどもない言葉で水着を評する男
情報とお守りのような言葉といきたい場所と今日のごはんと
base って入力したら仮名で「ばせ」違うよ be-su カタカ ....
雨が降り初夏を濡らせば梅雨になる長く短いトンネルのよう
洗濯物干すとき心地良い風が緑がかった穏やかな風
朝起きてインターネット繋がらず軽いサイトは何とか繋がる
麻雀で顔や動きで心読む ....
意地悪で嫌味ばかりの叔母さんは目じりがあがり皺がない
温厚でスローモーション気取ってる私は何故かたれ目皺がある
顔の皺あってもなくても幸せならそれでいいかな文句は言わない
気になって ....
ビル街の鋭利な光透き通る床を叩いて近づく殺意
折り畳み傘をもちあげ吊るしてる私に人に触れないように
ふと触れたヤスリのような掌を思い味わう白菜キムチ
釣り針に向か ....
ふたりなら楽しいことも倍だけど少し寂しいふたりぼっち
ふたりは語らい歩む紅葉のもえる色を頬に射しながら
雨の日はおおきめの傘一本で街を歩こう濡れるふたり
ふたりは眠る終電 ....
{引用=冬の日の家のある子に布団なく服なく指の肉崩れ落ち}
緑色の服を着込んで癒される初夏と同調して楽しむ
県道の峠を下り見える明かりぽつんぽつんと家族爛々
授業中勉強以外のことばかり頭の中は恋でいっぱい
初夏になり気分は前に前に向く勢いづけ ....
青いってくちにして街は海になる花びら泳ぐ彼方の岸を
まぶた濡らす緑雨は君に降りやまず海の果てに飛ぶ鳥を探す日
永遠に待ちぼうけです目を閉じて探して君の赤い夕焼け
いくたび ....
夜の車窓灯りが近くトンネルに入ったのだと知る一人旅
先月の世相説く記事下に敷くガス台の上今夜はシチュー
マンドリン弓道着物ユニフォームあふれる朝の上りのホーム
汚 ....
日暮れ早 カレイの煮つけ 五目飯 時は流るる 飲めとごとくに
忘恩の猫に引っ掻かれるたびにかわいいなどと言えなくなってく
きれいな手、と君が褒めてくれた手が猫に掻かれて価値を下げてく
この猫はテーブルの下にいるときに触ろうとすると100パー引 ....
ザリ砂利と
紙巻き煙草
うしろ足
消して群 ....
真夜中に口笛を吹く庭先で 待てど暮らせど 蛇が出ない
鰻食べ梅干食べてみたけれど 山椒のほうがやはり合います
風邪をひき嫁にうつしてしまったが 治ったころにうつし返され
....
芝桜いっぱい咲いた花畑淡い紫心に灯る
写真撮る目に映るもの全て撮る脳に蓄積された絶景
すぐ馴染むアメリカ人の転校生日本語が好き陶芸が好き
沢山の種類の薔薇が咲いている「妖精の森」とい ....
さよならを告げた記憶はないけれど自転車はもう錆びついていた
お返事を書くか書かぬか迷ってるヤギはいくぶんヒツジに似てる
降り注ぐ光のすべてうけとめるここはあまりに硝子張りです
みなぞ ....
オリオンは輝くための動力と視線に入る神聖なる光
確かなものが無いだなんて言わないでよこのメロディーは頭ん中で確かに鳴ってるじゃん
大門の
先に見えるは
青い空
シャラリ シャラリと
花魁道中
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