なんでこんなに苦しいのか分からない
なんでこんなに悲しいのか分からない
なんでこんなに淋しいのか分からない
なんでこんなに切ないのか分からない
なんでこんなに疚しいのか ....
土砂降り雨、
それは胸中の無性のそわそわ、
屋内という安全圏から聞く、
トタン屋根を打ちはじめる激しいその響き、
一時的に水浸しになってゆく外の世界に、
人は良くも悪くも予感する、
いつも ....
太く立ち上がる孤独の壁、
声は際立ち呪いの絶対零度に
すきとほり静かさ司り浮き立ちて
ただ在りただひたすらに私は在りと
努めながら死につつ死につつ努めながら 、
米米米米 米米米米
買いにいけども
米が無い 米が無い
米の棚にはインスタントラーメン
米の棚にはインスタントラーメン
米が無くても生きていけるけど
心の底辺に流れる不安
インス ....
哀しい風が吹いている
彼女の歩き過ぎる横顔に
あの坂道向こうの奈落へ
歩み進み墜ちていった
彼女の歩き過ぎる横顔に
哀しい風が吹いている
雨降り頻るあの夕に
マンション玄関ホール
....
何度も寝返りを打ったのに結局眠ることは諦めた、ノーステッチのブラックジーンズ掃いて真夜中に繰り出す、目的を失った連中たちがダンゴムシのようにビルの影で丸まっている、落伍者たち、でも快楽で帳消しにな ....
生まれた時からバッハもピカソもあった訳です
赤ん坊の私がそれらに気づくまでの長い距離は
何かの原型でありそうだなと推察し終え
当時の感覚まで思い出されていたのです
座卓には抽斗がついており
....
捨て鉢な好意
汽車が眠る場所
優しい巨人の愛撫
想像力の山と谷を
土地柄が考慮されたブレーメン
変動しない順位
誰かのおばあちゃん
物語を消毒されないためにも
明日までの措置
電球の ....
歴史教育にこそ、決して枯れることのない泉がある。それはとりわけ
忘却の時代において、無言の警告者として刹那的な栄華を超越し、つね
に過去を思いだすことによって、新しい未来をささやくのである。 ....
麒麟の影で琥珀を拾う
差し出す耳に
甘く崩れ
世界は暗転した
蝉の声を運ぶ蟻の群れ
記号になりかけの{ルビ蜻蛉=とんぼ}の群れ
懐中時計を開ける度
動き出す舞台
ことばを纏 ....
風がしゃらしゃらと光り
深く
通りすぎるから
さようならと
私は応えるのだ
・
胸を
広げて
風を受ける
小さな私
ほほ笑む
・
光も
闇も
大事です
自 ....
やってはならないことをやってしまった。また、やってしまった。やってはならなかった。しかし、やってしまった。だめだ。なぜこんなことをやってしまったのか。だめだ。本當にだめだ。だめな人間だ。自分が嫌になる ....
窓越しに見る青空に
いつも
後ろめたさを感じる
青空は
いつだって
早くこっちにこい
と誘っている
そんなに急かすな
そのうち行くから
ちいさな漁港に眠っている
勇壮な漁船をみるのが好きだ
沖合を
綺麗な流線型の中型船が
波を裂きながら南へ進んでゆくのがみえる
本州から四国への近さを
想い ....
早朝の渓を彷徨い歩く
フィトンチッドが心地よい
気温22℃
マイナスイオンに包まれ
日頃の喧噪を忘れる
日々は痴呆症のように過ぎる、こめかみを強く押しながら昨日の夢を思い出そうとしている、連続する無、連続する退屈、ともすれば永遠にでも続きそうなそいつを断ち切るために今日になにかを残したくて叫び始める ....
理不尽に叫びたかった日
拳を握りしめながら目を瞑ると
瞼の裏は草間彌生
体内の粒子が猛スピードで蠢いている
顰の素顔を塗りつぶし
呼吸をゆっくり
数を数えて
瞼の裏のざわめきが
....
白銀の輝き無数、
漆黒から浮き立ち
魂のそれぞれの
深い懊悩を携え
等間隔に円周辿り
打ち叩き生き行き
この夜、前に佇む静かさに
意識の視界の深き己の
力動の核心、頂き、中心点 ....
地球が生れて四十数億年
此処に集う人との出会いは
偶然といえば偶然で
必然といえば必然だ
{ルビ生命=いのち}燃やして詩を{ルビ詠=うた}う
今日の営業が終わって
フロアの灯かりを落とす
暗闇にLEDがポツリポツリ
まるで夜空のようだ
お客様とスタッフの
星座を思い描く
閉店プラレタリウム
私は店長だから太陽
営業中 ....
帰らなくちゃあせるける
帰らなくちゃあせるける
することがあるのは
ありがたいことだ
そう言えるのは
今日地獄から戻れたから
景色が広いから
とりあえず帰る場所あるってよ
....
この体の
おかげで
いろんなことを
体験出来る
ありがとう体さん
・
よろこび
悲しみ
時には人を傷つけても
いつも感謝を忘れたくはない
最後を待っている私
・
....
よるの九時をすぎているのに
夜空は漆黒ではなく
青みがかった灰色だった
はるか遠くの灰色の雲を
一瞬、稲光りが切り裂く、
遠くの灰色の空は、なぜなんだろう
一瞬、赤黒く ....
聞こえないふりっていうのは
聞こえてはいるってことだよね
都合が悪いから
うざったいから
どうでもいいから
聞こえているのに
聞いてはいない
右耳から入って左耳に ....
怒りを
書いたと思う
けれど
それはまぁ多分誰にでも当てはまるよな
と
酔った頭で考えてみる
ああ
何に腹が立ったのかわからない
体裁か
....
すげー酔ってて
頭痛い
んで
その勢いで書く
俗物が
生きていることに
価値が見出だせない
カート・コバーンと同い年の
もう老年になった男は
二枚のネヴァーマインドという名の
アルバムを棺桶に入れて
燃やされるのを
ただ待っている
100まで生きるのが
普通の世界で
夭折とは幾つまでを
言うのだろうか?
まだその範囲内なら
良しとしようと思う
地獄の底に住む紅蓮の獅子
炎を纏いて湿地へ飛ぶ
湿原は草原に変わり
根を燃やした跡には道ができ
そこは太陽の匂いがする
架空ではなかった
権化となりこの世に降り立ち
目の前に現れた人 ....
バーボンを入れたグラスに
映った姿が
綺麗だった
だからと言って
振り向くのは
野暮なことだ
男の夢は
微妙なところで
保たれている
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