「あなた ここに入れた梨 知らない?
ここに確かに今朝入れたんだけど?」

「知らないよ!」

「あんた 今日食べてない!」

「食べてないよ!」

「ほんと?
あたしここに確 ....
精神の国をぶんどった
瞳に映るのは町並み
一生で作り上げたはずの美しき景色
分け合うことができるだろうか
私の国と同じになってよ
あなたと歩きたい道
純白に覆われた道
時には草陰に花も咲 ....
空白

断絶

青空
エロ可愛いソルジャーたちが拉致目的で追いかけて来る。ついさっきは、あわやオバサン・ソルジャーに噛みつかれて死ぬところだった。ソルジャーたちの背後に見える太々しい顔があまりにも巨大なのでボクはそいつのこ .... 痙攣するプラグを立て、整列する、よろよろした、ねじ曲げて(とろけそうな)パンクチュアルな。心臓の垣根。超えて生きる努力の半分は、犠牲で、とても痛い痛い。

こすれたナイロン
ぜんそくのイソギンチ ....
何も、かもが、生きてる? 生きてる?、目撃してると泣きたくなって、仕方なく笑う私がいるだけ。言葉たちが並んでいく。言葉にならないことの総体として、世界は私の命で精一杯なのですよ。あなたはあなたの感情で .... 夜は何も
存在はしないのだが
景色としてある
夢を見ている
ベンチの上に腰を下ろして
僕は取り出したスマホを見ていた
光が 表現するものを影に
文字が 与える 情報を
暗がりで 今日も ....
 モリエールからドストエフスキーへ至る僕たちは人間が嫌いだった

鳶から揚げをもらってありがとう。宇宙から見上げれば重量の力を借りているだけそれだけだからこの不安は不安と入り混じれば風船は鳶を ....
目を閉じてる
からっぽなのは
腹だろうか、胸だろうか

水の音をたどった先のわさび田にうもれた
がらん

まぶたの裏で
突き上げられる胸か
まぶたの裏のもう一つの目が
みつめる
 ....
冷蔵庫が、さびしい。夜の代理をして、老いの歌を奏でている。かんのんびらきのドアーをひらけば、つめたい晩秋の風にサツマイモさえも干からびかけていて、もうとっくにその賞味期限は過ぎ去ってしまっている、おも ....  
 風の夜が来た

 しめ忘れたガラス戸から
 一枚の枯葉を伴って
 大胆に忍び込んで来た
 啜り泣きかけている女に
 熱く くちづけようと
 風の夜が来た

 思い切り 声をあ ....
浮かんでる ぽっかりと

うかんで居る

漆黒の闇にあらゆる狂騒後にして

半月 くすんだ黄に輝く半月抱え従え

闇夜に小舟のいきます 静かさの微笑み

こんなこともあってあんなこ ....
風 一吹き、

風景の

すきとほり

あける荒涼の光景の、

わたし何想うことなく只集中し

風一吹きの感触包まれて白手伸ばす、

 一ふき風のふとどよめく感情

その内 ....
○「SNS」
S すぐつながって便利な
N ネットだけど
S 正体はわからない

○「情報化社会の混迷」
「良い情報は
悪い情報によって
駆逐されていく」
ほんとうのことが
ますま ....
君は、暗くて寒い
宇宙の果ての黄色い床に
突っ伏しながらアルコールの
血を、流してる

揮発する花に火を灯して
頭の奥の笑みを喰い殺しつつ

君は、病院の検死結果へ
自分自身の解剖室 ....
……もういいよ、と誰かが言ってくれるまで、
僕は引き裂くように、ギターを弾くだろう。

練炭と七輪が既に捨てられていて、
僕はひどくうろたえてしまった。

610ハップとサンポールを買った ....
僕はここにいて、
ここにしかいない。

暗い部屋の中。
スピーカーから流れ出す、
ニック・ドレイクの歌の中。

僕はここにいて、
ここにしかいない。



街外れの港には、油 ....
叫び出したい言葉を飲み込んでいたら
耳が聞こえなくなりました。

夜になると、トイレの窓に
ヤモリが現れて
ひたすらに蛾を捕食しています。
吸盤のついた手足と、
くねくねと動くしっぽのヤ ....
善い詩と悪い詩
 

善い詩というのは
語彙が多いとか
汚い単語が無いとか
正しい文法とか
極論言えば
ごじ
だつじ
がないとかではなくて
現在詩的にはピッタリ
と時と場所にハ ....
充血した眼球は茶褐色の世界を眺めていた、時計は高速で逆回転を続けそのくせ何ひとつ巻き戻されてはいなかった、四肢の長過ぎるアビシニアンが毛玉対策を施した餌を欲しがってはガラスのように鳴き続けていた、 .... すって、はく
浅く、浅く、深く
浅く、
ふり向けば
いつか化石になる
踵へ
膝から、大腿骨、骨盤へ
はらへ
心臓から動脈へ
おおきくすって
ゆきわたるそのなかを
息が
駆け抜け ....
煙の中で呼吸する人々は光を求めて彷徨い歩き
常に携帯の鳴り響く音が耳の穴で聞こえてくる
それは風が運んでくるざわめきだと知る術もない
いま、お悔やみのメールが届いたね
地球の裏側で暖をとる ....
ああ 雨 降ったんだ、

窓開き外界臨めば

仄か熱せられた水群の匂い
街道向こうに光る水溜まり

向かい家に橙の明かり変わらず灯り

車 過ぎる、次々 過ぎる、
速度ゆっくり規定 ....
微かな宙の青み、
見えますか?

 (みえるときもあればみえないときもあり、
 きこえるときもあればきこえないときもあり、)

微かな声の震え、
無限の波打ち際に立ち
火を放ちながら、 ....
たつまいてるぅ?

自称詩人が京急東神奈川駅の
歩道橋で自称詩を叫んでいたとき
トルネード投法で
自称詩人の頭部に
ビーンボールを投げて
腰を引かせてやろうと思ったが
思いの外回転が良 ....
白描の渦に巻かれたら
柔らかな死を死になさい

意識の一点に
柔らかな死を宿す
白い光の海の、

次第に広がり意識を呑み込み無限の波打ち
〈何処までも生ける〉意志の力動し貫かれ

 ....
 かつて昭和記念公園でわたしは森忠明と歩いていた
 夏のあじけない夜でしかなかった
 わたしは師匠と話しながら
 東京都市の暑さのなかで
 これからの人生についてみじかい詩句をひねりだ ....
いくら親がセレブだって

二十歳そこそことかそれ以下とかで
有名ブランドのバックとかジュエリーとか身に着けるのって
どうなの?

アンバサダーだかなんだか知らないけどさ、

あなた ....
時には旅へ出よう
かわいい子には旅をさせろってほんとうだ
旅して見て改めて
自分の今の状況がよく見えてくる

旅ってまたすばらしい出会いがある
風景との出会い
人との出会い
自分との出 ....
あなたを愛することこそ
わたしの全てだから

あなたを愛せなくなったら
わたしの全ては音をたてて崩れ去る・・・

そうもあろうと 
わたしは あなたを完璧にコピーした
AIを作った ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ボケ夫婦の会話ホカチャン6*23/9/22 8:17
二人で黒髪10*23/9/22 8:06
令和5年9月22日(金)みじんこ123/9/22 7:36
平和絵巻atsuch...3*23/9/22 6:31
(abuse)由比良 倖223/9/22 6:12
非常ドアの日々123/9/22 6:09
友人と飲んだ帰り道で番田 023/9/22 1:03
戯作者からメッセージの付録アラガイs7*23/9/22 0:53
カジカガエルwc5*23/9/22 0:07
海のゼリー本田憲嵩1123/9/21 23:13
風の日の夜リリー4*23/9/21 19:36
きまじめな顔2ひだかたけし3*23/9/21 19:34
一ふき風の1023/9/21 16:45
独り言9.21ホカチャン4*23/9/21 7:12
テロメア由比良 倖3*23/9/21 6:28
季節の海(2)123/9/21 6:09
ひとりきりの王国3*23/9/21 5:57
トイレのヤモリ初代ドリンク...5*23/9/21 0:02
善い詩と悪い詩足立らどみ4*23/9/20 22:39
ブラッシュアップ症候群ホロウ・シカ...3*23/9/20 21:59
いきwc5*23/9/20 20:59
灰神楽に売胡座アラガイs6+*23/9/20 20:49
夜想74ひだかたけし323/9/20 19:50
詩想17〇THIN THING 予兆(改訂)323/9/20 18:00
夕焼け花形新次223/9/20 17:08
白描の渦ひだかたけし423/9/20 15:58
夏のよるべ中田満帆523/9/20 14:26
有名ブランドを身に着けるということルルカ ne...4*23/9/20 12:32
旅へ出ようホカチャン3*23/9/20 11:33
ごめんなさいルルカ ne...4*23/9/20 9:33

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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