きみはなんと優しいことか
我儘をいうこの胸に
紅い薔薇を一輪

刹那のくちづけだけで
我を ....
光りと闇の狭間で酒を飲め!
草原の覇者のように夢を見よ
新たな世界はすぐ其処にある
胸を張り眼 ....
薄雲
かへりくればをちかたびとの袖にもや 露をおかせるあきの月影

朝顔
あひそ ....
橋は爆破された
ただの子競り合いだと
ささいなことだと言う
生まれてきて生きて  ....
今日もいい天気だが
銃声が煩い
早く来過ぎた春に
冬眠していた生き物も目覚めが悪い
あたりま ....

花言葉は骨董品の、
作者不明の〝まだき〟にあるらしく
水平線のたまり場で
流行らないアドリ ....
ひたすらに
孤独な神、 
今日も街を生き
薄氷の切片、
私は肉掻き毟り
右から左を射て
 ....
お気に入りのコンバース
とうとう底が抜けちゃったな
くるぶしがぬるりとつめたくて
出来たての靴 ....
あちこちでびん笛がはじまる
うち幾人かは胴をうまく叩いている 薄暮

目は子ども時分からよくな ....
骸なのですか
ほら
いちばん奥に
心臓と肺が存りません
ならば骨骼で呼吸せよ
観想は那由多 ....
耳障り
血腥い
最後の狩猟は
たったいま為され
墨染の首級をぶら提げて
おれはメトロを待つ ....
 「ほんとにさ、どうしちゃったんだろね?」
 手代が店を閉めると 丁稚小僧と店内清掃済ませたおゆう ....
メレンゲの夜
それはそうだ、
固まってしまう

色の無い刺繍糸で
編みこんでいく
君の体 ....
○「生きるってこと」
生きるってことは
死へ向かうということである
人間は
死に向かって生き ....
ただの一言も発することがない
二月の青空はとても孤独だ
ひとみを綴じた兎が
木の袂でうたた寝を ....
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2024年2月20日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
九字切レタス自由詩4*24-2-20 23:50
五行歌 蒼き狼自由詩4*24-2-20 22:55
源氏 其の四藤原絵理子短歌124-2-20 21:21
海の向こうで自由詩424-2-20 21:17
一過性空丸自由詩624-2-20 19:50
晴曇あらい自由詩624-2-20 19:45
持続ひだかたけし自由詩424-2-20 18:25
スニーカー46U自由詩10*24-2-20 17:01
夕春soft_m...自由詩11*24-2-20 16:56
増殖医ヰ嶋蠱毒自由詩224-2-20 14:22
不死論自由詩224-2-20 14:21
のらねこ物語 其の二十一「木彫りの虎」(ニ)リリー自由詩4*24-2-20 11:10
メレンゲはるな自由詩624-2-20 10:43
独り言2.20ホカチャン自由詩3*24-2-20 8:11
誕生日山人自由詩12*24-2-20 7:00

加筆訂正:
代償不明/ただのみきや[11:21]
修正
代償不明/ただのみきや[08:43]
脱字修正
WAKE.UP.TO悪夢/アラガイs[01:55]
チョイと付け足しました
15rows, 1sec.