人も時代も変わっていく
私は無常を越える
常住の法を求めて旅をする
哀しみも苦しみも幾年月 ....
悪くないのに謝ってみたり
少しでも愛に近づきたくて
誰にも読まれない
目盛りのような隙間で
....
毎晩に硬直し冷え凍る脳髄を
焼酎飲み がぶ呑み
薬は効かず 温め柔らか暖かめ
動脈硬化進み肉の ....
やわらかい毛布
まくらのふくらみ
あなたの手の平
うねる運命線
天井 ....
新嘗祭歴史の重み深くして
熊穴に入るわたしも休もうか
冬の海名付けるならばマドレーヌ
....
女だって人の尻を見る
女だからこそ
そらさずに見る
人が尻から生まれること
女は少女 ....
青が開ける
まっさらな朝の空
光は弾け
鎮まるわたしの心
魂の均衡と調和のうちに
世界 ....
無事に
今日を
終えられた時は
ああありがとうさま
と つぶやく
ああ かけがえのない
人や
自分や
一日と
生きています
君の荒らい息が赤い林檎を温める
夢は剥き出しの牙で己が身を焼き尽くす
掴もうとした蜃気楼 ....
○「年末ジャンボ宝くじ」
宝くじは
当たるために
買うのじゃない
夢を見るために
買うのだ ....
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