るるるが死んだ
道ばたにひからびて
転がっていた
れれれとろろろは
葬式に行った
....
向こうがわによく似合う
それは
眠るまで明日を意識させ
沈んでゆく
畦道
そこここから ....
急流に傾く一途に揺れる岩 頷き
少年は片足を乗せ真っ直ぐな視線に耐えていた。
重層な雲に覆わ ....
あらいぐまは
ひとりぼっちで北をめざしていました
背中のリュックサックには
リンゴがふたつ ....
暗い朝もあるさ
明るい夜もあるさ
どっちがどっちで
どっちがいいの?
悲しい幸せもあ ....
成就したこの純白、
因果思考の平面航路
切り裂く垂直の力動
響きの思考の感触、
色彩 ....
烙印が穿たれたあとの血肉は消炭のように砕けた
枯れた谷底の川底を舐めながら、ひととき
黄色く発光 ....
わたしを
忘れたい
いんや
わたしから
わたしを
引き離してやるのさ
わたしは
....
思い出になった
私
あなたのこころに
住んでいるのか
ここはあなた
清らかさ汚され、
神聖と為り甦る
魔と魔の真ん真ん中、
均衡取りながら覚醒し
光滴 ....
良い旅がしたくて調べまくる日々長い連休仕事で埋まる
大通り車の音が絶え間なく落ち着きのない雰囲 ....
わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである。
(ルカに ....
月の工場で生産された蝸牛が
地表に降り積もっている
渡り鳥の真似が得意なのに
飛ぶ ....
初めて見た朝が昨日も明日も
同じだなんて嘘だ
月が沈んで太陽が昇り
空が明るく全てを照らす光
....
そこにいたのは亡くした記憶
色褪せた壁に貼りついている
いつどこで出会ったのだろう
....
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