「生まれたくなかった」は「生まないでほしかった」とはやや違うはずだが    

分厚い雨雲の真ん中が綻び
底なしの穴の遥か遠く
水色の空が薄氷越しに透かし見えると ....
白い波頭が押し寄せ
次から次に押し寄せ
崩れ去ってゆく
跡形もなく

私たちは 私たちは
 ....
秋の雨が窓を打つ
静かな音の中
君の寝顔を間近で見ていた
冬の厳しさがすぐそこにあり
空気は ....
少し前まで
生きるとか死ぬとか
大騒ぎしていたくせに
今ではどうだ
生きている事に
感謝さ ....
さっきから雨が降っている
冬の雨、なぜか落ち着く
今日は
氷入りのコーラに
紙巻タバコがある ....
二〇一八年六月一日 「断章」


断片はそれぞれに、そうしたものの性質に従って形を求めた。
 ....
詩は
ペンが見る夢だ
私が
書いているのではない
普段は眠っているペンが
キャップが外れた ....

「食べ放題飲み放題運動不足」

「ゲーム依存SNS依存動画依存」

「我慢しない先のこと ....
真水に白線を正して、記憶が薄まるのを待つ
どうせ影は伸びて滲む
こたえは ひとつでなく
深層に ....
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2021年11月22日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_いる短歌021-11-22 23:03
終章Lucy自由詩1421-11-22 20:01
私たちはひだかたけし自由詩721-11-22 19:41
記憶の部屋ふるる自由詩10*21-11-22 16:26
自体顕照渡辺亘自由詩121-11-22 14:10
国を憂うジム・プリマ...自由詩5*21-11-22 13:01
詩の日めくり 二〇一八年六月一日─三十一日田中宏輔自由詩10*21-11-22 11:46
ペンの夢やまうちあつ...自由詩1*21-11-22 10:28
自滅への道ホカチャン自由詩1*21-11-22 7:06
青開透詩あらい自由詩221-11-22 0:29

加筆訂正:
演者たち――眼差しの接吻/ただのみきや[17:03]
さらに誤字など修正
10rows, 1.01sec.