言葉でなくて
石を拾う
このことばには
重量があります


宇宙の蝶番に
薬指を挟みま ....
ついてない日
編みかけのセーターにほつれを見つけて
すべて解いた
料理をしても塩と砂糖を間違え ....
九頭龍を鎮めし社へ迷い込む

ヒメシャラの林を抜けて砂浜に居り

少年の陰茎に似た虫降(ふ) ....
炎は薪から放たれた
銀色の薪台と
明々したランタンと
椅子に寄る僕を
確かに捕らえたのだ
 ....
とびきり悪い日には
分数をする
医者で貰った計算ドリルは
保険適用外
だから
自前で以て
 ....
彼の姿に怯える
彼の声に怯える
その存在が恐怖のどん底に突き落とす
決して這い上がれない
彼 ....
中秋の名月に照らされて
天空の階段が
音もなく
月へと動いている

それが見えるのは

 ....
どんなにまるくても
どこか四角ではないか
どんなに四角でも
どこかまるくはないか
色んなもの ....
初めて好きになってしまった異性の事
その名前は確かに覚えている
でもその顔立ち 身長 体型、そし ....
自分なんかとともに
探せるものなんてないのさ
カレンダーを見ながら
部屋の中を見渡そう
ぐち ....

今日も僕はトイレと目を合わせた
この季節になるとひどく冷えるよ
ガタガタ震えながら
少しだ ....
死体のように冷たくなった身体を薄っぺらいコートでくるみながらほとんどの店がシャッターを下ろした真夜中 ....
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2020年10月2日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
四行詩道草次郎自由詩2*20-10-2 23:39
ついてない日無限上昇のカ...自由詩020-10-2 21:21
アニュリタ俳句1*20-10-2 20:47
三河高原Giovan...自由詩5*20-10-2 20:32
分数道草次郎自由詩2*20-10-2 16:46
恐怖が私を支配する無限上昇のカ...自由詩120-10-2 13:49
月への階段st自由詩420-10-2 12:12
素足道草次郎自由詩2*20-10-2 8:49
初めてのこたきひろし自由詩220-10-2 6:43
job竜門勇気自由詩020-10-2 3:44
嘔吐による直線自由詩020-10-2 3:22
羊たちの烙印ホロウ・シカ...自由詩020-10-2 0:05

加筆訂正:
熟れた悪意の日々/ただのみきや[06:33]
修正
12rows, 1.03sec.